トリドールホールディングス(3397)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 956 | 87 | 52 | 24 | 16.9 | 120.6 | — | 51.9 |
| FY2016 | 1,018 | 86 | 56 | 10 | 16.1 | 129.9 | — | 53.4 |
| FY2017 | 1,165 | 76 | 47 | -300 | 12.5 | 107.4 | 26.0 | 32.9 |
| FY2018 | 1,450 | 23 | 3 | -58 | 0.8 | 6.2 | 26.5 | 28.8 |
| FY2019 | 1,565 | 44 | 20 | 166 | 4.2 | 21.2 | 1.5 | 21.6 |
| FY2020 | 1,348 | -73 | -55 | 119 | -13.7 | -67.7 | 12.5 | 18.8 |
| FY2021 | 1,534 | 142 | 90 | 295 | 12.8 | 99.3 | 4.5 | 25.8 |
| FY2022 | 1,883 | 75 | 38 | 207 | 4.9 | 39.6 | 7.5 | 26.1 |
| FY2023 | 2,320 | 116 | 57 | 160 | 6.3 | 60.7 | 7.5 | 25.1 |
| FY2024 | 2,682 | 87 | 19 | 249 | 1.9 | 17.0 | 9.0 | 27.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「丸亀製麺」ブランドは国内外で認知度が高く、一定のブランドロイヤリティを築いている。しかし、競合他社も多数存在し、模倣されやすい業態でもあるため、無形資産としての優位性は限定的。
うどん店という業態の性質上、顧客のスイッチングコストは低い。特定の店舗への愛着はあるものの、価格や利便性で容易に競合店へ移行する可能性がある。
ネットワーク効果はほとんど見られない。顧客が増えることで店舗の価値が直接的に向上するわけではない。
セントラルキッチン方式の導入や、効率的な仕入れ・製造プロセスにより、一定のコスト優位性を構築している。ただし、原材料価格の変動リスクは存在する。
国内外に多数の店舗を展開する規模の経済性は大きい。特に「丸亀製麺」は、出店数と売上高で業界をリードしており、規模による効率化が進んでいる。
競合との比較優位
強気シナリオ
「丸亀製麺」ブランドのさらなる海外展開と、それに伴う収益拡大
新業態開発や既存業態のブラッシュアップによる顧客基盤の強化
効率的なオペレーションによるコスト競争力の維持・向上
弱気シナリオ(モート侵食)
国内市場の飽和と、競合激化による既存店売上高の伸び悩み
海外市場でのブランド浸透の遅れや、ローカライズの失敗
人件費や原材料費の高騰が、収益性を圧迫するリスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
トリドールが成功し続けるためには、既存の「丸亀製麺」ブランドの強固な地位を維持しつつ、新たな成長ドライバーを生み出し続ける必要がある。もし、海外展開が想定通りに進まず、現地の食文化や競合環境に適合できない場合、多額の投資が無駄になる可能性がある。また、国内市場においては、競合他社の低価格戦略や、多様化する消費者のニーズへの対応が遅れると、既存店の客数減少に繋がりかねない。さらに、セントラルキッチンや効率的なオペレーションといったコスト優位性が、人件費や原材料費の高騰によって侵食され、収益性が悪化するシナリオも考えられる。これらのリスクが顕在化し、成長が鈍化すれば、現在の企業価値は維持できないだろう。
5年後のモート予測
「丸亀製麺」のグローバル展開加速と、新業態の成功により、売上高・利益ともに大幅な成長を達成する。
国内市場での安定した成長と、海外市場での緩やかな拡大により、堅調な業績推移を維持する。
国内市場の競争激化と海外展開の苦戦により、成長が鈍化し、収益性が低下する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 4,155億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 27.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -44.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 221.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.77倍 |
合格数:2/7 部分的合格