三洋貿易(3176)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 599 | 41 | 28 | 18 | 13.2 | 192.8 | 49.0 | 62.7 |
| FY2017 | 677 | 49 | 34 | -12 | 13.6 | 234.2 | 59.0 | 61.1 |
| FY2018 | 785 | 53 | 36 | 12 | 13.6 | 254.0 | 64.0 | 63.3 |
| FY2019 | 832 | 59 | 40 | 40 | 13.7 | 280.7 | 74.0 | 66.2 |
| FY2020 | 761 | 48 | 30 | 40 | 9.7 | 105.2 | 37.5 | 64.9 |
| FY2021 | 898 | 55 | 43 | 12 | 12.3 | 148.5 | 39.0 | 67.5 |
| FY2022 | 1,113 | 53 | 43 | -52 | 11.0 | 149.7 | 40.0 | 61.7 |
| FY2023 | 1,226 | 67 | 48 | 30 | 11.0 | 168.0 | 43.0 | 63.4 |
| FY2024 | 1,293 | 71 | 52 | 34 | 10.9 | 180.9 | 55.0 | 63.3 |
| FY2025 | 1,327 | 64 | 46 | 74 | 9.0 | 160.2 | 57.0 | 62.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
三洋貿易は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。事業内容は化学品、合成樹脂、電子材料などの専門商社であり、特定の無形資産に依存するビジネスモデルではない。
専門商社として、特定の用途や顧客ニーズに合わせた製品・ソリューションを提供している。長年の取引実績や技術サポートを通じて顧客との関係を構築している可能性はあるが、顧客が他社へ乗り換える際の直接的な金銭的損失やシステム的な制約は限定的と考えられる。
三洋貿易のビジネスモデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接高めるネットワーク効果を生むタイプではない。サプライヤーと顧客の間の仲介役であり、ネットワーク効果は限定的である。
専門商社として、サプライヤーとの交渉力や効率的な物流網の構築により、一定のコスト競争力を有している可能性がある。しかし、業界全体として価格競争に晒される場面もあり、圧倒的なコスト優位を確立しているとは言えない。
三洋貿易は、特定のニッチ市場や専門分野において、一定の規模とシェアを有していると考えられる。これにより、サプライヤーからの仕入れ条件や顧客への提案力において、小規模な競合他社に対する優位性を発揮している可能性がある。ただし、業界全体を代表するような寡占状態ではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定分野における専門性とサプライヤー・顧客基盤の強化によるシェア拡大
高付加価値製品・ソリューション提供による収益性向上
M&Aやアライアンスによる事業領域の拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
主要サプライヤーや顧客の業績悪化による影響
競合他社による価格競争の激化
代替素材や技術の登場による既存事業の陳腐化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
三洋貿易の投資が失敗するには、まず同社が強みとするニッチ市場における競争環境が激化し、価格決定力が著しく低下することが必要である。具体的には、大手総合商社や海外の競合企業が、同社の得意とする分野に本格参入し、規模の経済や既存のグローバルネットワークを駆使して、価格や品揃えで圧倒的な優位性を示した場合、三洋貿易の競争優位性は失われるだろう。また、同社が長年培ってきたサプライヤーや顧客との関係性が、デジタル化の進展や新たなビジネスモデルの登場によって、容易に代替可能になることも、モートの崩壊を招く要因となる。さらに、同社が新規事業や高付加価値分野への展開に失敗し、既存事業の収益性が低下し続けるシナリオも考えられる。
5年後のモート予測
特定分野でのシェア拡大と高付加価値化が進み、売上・利益ともに堅調に成長。新規事業も軌道に乗り、収益基盤が強化される。
既存事業は安定的に推移するものの、競争激化により成長率は鈍化。新規事業の貢献は限定的で、緩やかな成長に留まる。
価格競争の激化や代替技術の台頭により、既存事業の収益性が悪化。新規事業も期待されたほどの成果を上げられず、業績は低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 457億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 62.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 2.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.89倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準