ティーライフ(3172)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 72 | 5 | 3 | 7 | 8.6 | 79.2 | 28.0 | 72.5 |
| FY2017 | 73 | 5 | 5 | 5 | 10.9 | 107.9 | 34.0 | 77.1 |
| FY2018 | 73 | 5 | 4 | -1 | 9.5 | 99.6 | 34.0 | 74.0 |
| FY2019 | 93 | 3 | 2 | 1 | 5.3 | 57.0 | 20.0 | 73.8 |
| FY2020 | 106 | 5 | 4 | -3 | 8.5 | 99.0 | 30.0 | 63.6 |
| FY2021 | 117 | 9 | 7 | 11 | 12.9 | 165.8 | 51.0 | 65.7 |
| FY2022 | 127 | 8 | 6 | 1 | 9.8 | 133.4 | 52.0 | 70.0 |
| FY2023 | 135 | 8 | 6 | 7 | 9.7 | 140.9 | 52.0 | 72.0 |
| FY2024 | 130 | 6 | 3 | 2 | 5.1 | 75.1 | 46.0 | 70.0 |
| FY2025 | 115 | 5 | 4 | -0 | 5.6 | 84.1 | 40.0 | 73.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ティーライフは特定の強力なブランドや特許、規制ライセンスを保有しているという情報は確認できない。主力商品は健康食品や化粧品であり、これらは一般的に模倣されやすく、強力な無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
定期購入モデルを採用しており、顧客が一度利用を開始すると、一定期間の継続が前提となる場合がある。しかし、健康食品や化粧品市場は競合が多く、代替品への乗り換え障壁はそれほど高くないと考えられる。解約手続きの煩雑さなどがわずかなスイッチングコストとなる可能性はある。
ティーライフの事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービス自体の価値を向上させるネットワーク効果は確認できない。顧客は個別に商品を利用するものであり、他の顧客の存在が自身の利用体験に影響を与える構造ではない。
健康食品や化粧品の製造・販売において、大規模な生産設備や独自の調達網による顕著なコスト優位性を示す情報は乏しい。一般的な小売業としての効率性は期待できるものの、構造的なコスト優位性は限定的と推測される。
健康食品・化粧品小売業としては一定の規模を持つ可能性があるが、業界全体で見ると多数の競合が存在する。特定のニッチ市場で寡占を形成しているわけではなく、効率規模による明確な競争優位性は見出しにくい。
競合との比較優位
強気シナリオ
健康志向の高まりを背景とした主力商品の需要拡大
新規顧客獲得チャネルの開拓と既存顧客のリピート率向上
効果的なマーケティング戦略によるブランド認知度の向上
弱気シナリオ(モート侵食)
健康食品・化粧品市場における競争激化と価格競争
消費者の嗜好の変化や健康トレンドの移り変わりへの対応遅れ
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ティーライフの投資が失敗するには、まず同社が持つ顧客基盤が、競合他社によるより魅力的な代替商品やサービス、あるいはより低価格な提供によって容易に侵食される必要がある。具体的には、同社が「ティーライフでなければならない」理由が失われ、顧客が容易に他社へ移行してしまう状況が考えられる。また、健康食品や化粧品という市場の性質上、トレンドの変化が激しく、同社が時代の変化に対応できず、製品開発やマーケティング戦略が陳腐化するリスクも大きい。さらに、原材料の調達難や品質問題が発生し、製品の供給が不安定になったり、ブランドイメージが毀損されたりすることも、投資の失敗につながる要因となりうる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と成長性が持続的に低下していくシナリオが想定される。
5年後のモート予測
健康志向の高まりと効果的なマーケティングにより、主力商品の販売が堅調に推移。新規顧客獲得とリピート率向上により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
市場の競争環境は厳しいものの、既存顧客基盤を維持しつつ、限定的な商品開発や販路拡大により、現状維持に近い業績推移となる。
競争激化やトレンド変化への対応遅れにより、既存顧客の離反が進む。原材料価格の高騰も重なり、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 49億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 73.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -14.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.76倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準