サイボー(3123)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 82 | 10 | 5 | -10 | 3.3 | 38.0 | — | 50.1 |
| FY2016 | 83 | 8 | 8 | 10 | 5.0 | 62.1 | — | 52.5 |
| FY2017 | 83 | -2 | -1 | -7 | -0.4 | -4.5 | 14.0 | 52.2 |
| FY2018 | 84 | -1 | -1 | 2 | -0.5 | -6.0 | 17.0 | 53.5 |
| FY2019 | 76 | 7 | -1 | -27 | -0.4 | -4.9 | 14.0 | 49.6 |
| FY2020 | 67 | 7 | 6 | -100 | 3.5 | 44.5 | 14.0 | 37.1 |
| FY2021 | 90 | 6 | 5 | -9 | 2.9 | 37.8 | 14.0 | 35.7 |
| FY2022 | 102 | 11 | 7 | 21 | 4.0 | 55.5 | 14.0 | 38.1 |
| FY2023 | 114 | 10 | 9 | 21 | 4.8 | 71.8 | 15.0 | 39.5 |
| FY2024 | 103 | 8 | 9 | 17 | 4.3 | 65.8 | 16.0 | 42.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
サイボーは繊維製品メーカーであり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的な知的財産に関する情報は公開情報からは確認できない。汎用品に近い製品が多いと推測される。
BtoB取引が中心と推測されるが、顧客が特定のサプライヤーへ切り替える際の直接的なコスト(例:金型変更、仕様変更)は限定的である可能性が高い。ただし、長年の取引関係による慣性や、特定の用途に合わせたカスタマイズによる多少のスイッチングコストは存在する可能性がある。
サイボーの事業モデルは、プラットフォーム型ではなく、製造業としての特性が強く、ネットワーク効果が発生するようなビジネスではない。
繊維製品業界は価格競争が激しい場合がある。サイボーが他社と比較して構造的に著しく低いコスト構造を持っているという情報は現時点では確認できない。一部のニッチ製品や製造プロセスにおいて効率化を図っている可能性はある。
繊維製品業界は多数のプレイヤーが存在する競争市場である。サイボーが業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えない。しかし、特定の製品分野においては一定の生産規模を持つことで、効率性をある程度確保している可能性は考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の高機能繊維やニッチ市場でのシェア拡大
海外市場での新規顧客獲得による売上増加
生産効率改善によるコスト競争力の向上
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰による収益圧迫
競合他社による低価格攻勢
アパレル市場全体の需要低迷
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
サイボーの投資が失敗するには、同社が保有すると考えられるわずかな競争優位性(例えば、特定の顧客との長年の関係性や、ニッチ市場での限定的なシェア)が、市場環境の変化や競合の台頭によって完全に失われる必要がある。具体的には、主要顧客がより安価な代替サプライヤーに切り替える、あるいは同社が強みを持つニッチ市場に大手企業が参入し、価格競争や技術革新で圧倒するシナリオが考えられる。また、グローバルなサプライチェーンの混乱や、為替レートの急激な変動が、同社のコスト構造や輸出入に悪影響を与え、競争力を削ぐ可能性も否定できない。さらに、環境規制の強化やサステナビリティへの要求の高まりに対応できず、製品開発や生産プロセスにおいて遅れを取ることも、競争優位性を失う要因となりうる。
5年後のモート予測
高機能繊維や特定ニッチ市場での需要増を捉え、海外展開も進めることで、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
既存事業の安定性を維持しつつ、コスト管理と一部製品の改良で収益性を保つ。大きな成長は見込めないが、安定した事業運営を続ける。
原材料価格の高騰や競争激化により、価格転嫁が進まず、収益性が悪化。市場シェアも徐々に低下していく。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 85億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 42.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 20.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.47倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準