ドトール・日レスホールディングス(3087)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,269 | 105 | 61 | 40 | 6.1 | 126.7 | — | 79.6 |
| FY2017 | 1,312 | 103 | 67 | 31 | 6.9 | 142.8 | 30.0 | 79.4 |
| FY2018 | 1,292 | 101 | 59 | 44 | 5.8 | 133.9 | 32.0 | 81.0 |
| FY2019 | 1,312 | 103 | 61 | 70 | 5.7 | 137.1 | 32.0 | 80.9 |
| FY2020 | 961 | -43 | -110 | -88 | -11.7 | -248.4 | 34.0 | 81.4 |
| FY2021 | 1,094 | -18 | 12 | 97 | 1.3 | 27.6 | 24.0 | 79.4 |
| FY2022 | 1,269 | 30 | 34 | -4 | 3.6 | 77.6 | 26.0 | 79.3 |
| FY2023 | 1,406 | 73 | 55 | 69 | 5.5 | 124.9 | 30.0 | 77.6 |
| FY2024 | 1,488 | 96 | 69 | 61 | 6.6 | 157.0 | 40.0 | 77.5 |
| FY2025 | 1,591 | 102 | 72 | -38 | 6.9 | 170.7 | 50.0 | 77.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「ドトール」ブランドは長年の歴史を持ち、カフェチェーンとして高い認知度と親近感を得ている。特に「DOUTOR」ブランドは、手軽さと品質のバランスで多くの顧客に支持されており、これが無形資産となっている。
コーヒーや軽食の提供という性質上、顧客が他社チェーンに乗り換える際の直接的な金銭的・時間的コストは低い。しかし、長年の利用による習慣や、店舗立地への慣れなどが一定のスイッチング要因となりうる。
ドトールコーヒーショップのビジネスモデルは、ユーザー数の増加が直接的にサービス価値を高めるネットワーク効果を生む構造ではない。
ドトールは、自社での生豆焙煎や、効率的な店舗オペレーションにより、一定のコスト管理を行っていると考えられる。しかし、競合他社も同様の効率化を進めており、圧倒的なコスト優位を確立しているとは言えない。
国内に約1,700店舗(ドトールコーヒーショップ、エクセルシオールカフェ等)を展開しており、カフェチェーンとしては大規模な店舗網を持つ。この規模は、仕入れや物流における交渉力や効率性につながる可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
「ドトール」ブランドの強固な顧客基盤の維持・拡大
新規出店や既存店改装による収益性の向上
PB商品やギフト事業の成長による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の積極的な出店や価格競争の激化
消費者の嗜好の変化や健康志向の高まりへの対応遅れ
原材料価格や人件費の高騰による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、ドトールブランドの魅力が急速に失われ、顧客が競合他社へ大量に流出することが真実でなければならない。具体的には、若年層を中心に「古臭い」「安っぽい」といったイメージが定着し、SNS等で否定的な口コミが拡散する状況が考えられる。また、競合他社が革新的な商品開発や店舗体験を提供し、ドトールがそれに追随できず、価格競争に巻き込まれることで、利益率が著しく低下するシナリオも考えられる。さらに、主要な出店エリアにおける人口減少や消費低迷が、既存店売上の持続的な低下を招くことも、この投資の失敗要因となりうる。
5年後のモート予測
ブランド力と店舗網を活かし、既存店売上と新規事業が堅調に推移。利益率も維持・改善し、安定的な成長を続ける。
緩やかな成長が見込まれる。競合との競争は続くが、ブランド力と店舗網で一定のシェアを維持する。
消費者の嗜好変化や競争激化により、既存店売上が低迷。コスト増も重なり、利益が圧迫される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,215億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 77.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 30.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.15倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準