オルバヘルスケアホールディングス(2689)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,015 | 5 | 3 | 0 | 6.6 | 54.5 | 30.0 | 14.8 |
| FY2017 | 1,058 | 10 | 7 | 8 | 12.7 | 123.1 | 30.0 | 16.6 |
| FY2018 | 1,077 | 12 | 11 | -6 | 16.4 | 187.9 | 40.0 | 18.7 |
| FY2019 | 1,074 | 13 | 8 | -2 | 11.5 | 138.2 | 40.0 | 19.8 |
| FY2020 | 1,079 | 9 | 3 | 4 | 4.5 | 56.8 | 45.0 | 21.6 |
| FY2021 | 1,130 | 15 | 10 | 25 | 12.2 | 162.7 | 50.0 | 22.2 |
| FY2022 | 1,080 | 21 | 15 | 22 | 16.9 | 252.8 | 60.0 | 22.8 |
| FY2023 | 1,105 | 22 | 14 | -10 | 13.7 | 234.9 | 70.0 | 25.3 |
| FY2024 | 1,186 | 22 | 15 | 14 | 13.2 | 251.7 | 80.0 | 26.3 |
| FY2025 | 1,227 | 20 | 14 | -0 | 11.7 | 241.4 | 80.0 | 26.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
オルバヘルスケアホールディングスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する情報は公開されておらず、無形資産による競争優位性は確認できません。
医療用医薬品卸売業という性質上、医療機関や薬局との取引関係は一定の継続性を持つと考えられるが、他社への乗り換えに対する顧客側の直接的な損失は限定的である可能性が高い。
ネットワーク効果が競争優位性として機能するビジネスモデルではないため、スコアは0とする。
医薬品卸売業は、規模の経済や効率的な物流網の構築がコスト競争力に影響を与える可能性がある。しかし、オルバヘルスケアホールディングス特有の構造的なコスト優位性を示す具体的な情報は現時点では確認できない。
医薬品卸売業は、取扱量や販売網の広さが競争力の源泉となる。オルバヘルスケアホールディングスは、一定規模の事業を展開しており、効率規模のメリットを享受している可能性がある。ただし、業界内での絶対的な寡占状態ではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
ジェネリック医薬品の普及や後発品メーカーとの連携強化による収益機会の拡大。
M&Aによる事業規模の拡大と、それによる物流効率の向上。
製薬会社との強固なリレーションシップ維持による安定的な仕入・販売網の確保。
弱気シナリオ(モート侵食)
薬価改定によるマージン圧縮圧力の継続。
後発品メーカーの直接販売チャネル拡大による卸売業の役割低下。
新規参入企業や異業種からの脅威による競争激化。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、オルバヘルスケアホールディングスが、医薬品卸売業という構造的なビジネスモデルの限界を克服できないことが真実でなければならない。具体的には、ジェネリック医薬品の普及が収益性を圧迫し、後発品メーカーが自社で販売網を構築することで卸売業の介在価値が低下するシナリオが考えられる。また、製薬会社が直接販売チャネルを強化したり、異業種からの新規参入が激化したりすることで、既存の顧客基盤や物流網の優位性が失われ、価格競争に巻き込まれる可能性も否定できない。さらに、M&Aによる規模拡大がシナジー効果を生まず、むしろ経営効率を悪化させる結果に終わることも、この投資の失敗につながる要因となるだろう。
5年後のモート予測
ジェネリック医薬品市場の拡大とM&Aによる事業規模拡大が奏功し、収益性が向上する。物流効率の改善も進み、安定的な成長軌道に乗る。
薬価改定の影響を受けつつも、既存の販売網と顧客基盤を維持し、緩やかな成長を続ける。ジェネリック医薬品の普及は収益を圧迫する可能性。
薬価引き下げ圧力と後発品メーカーの直接販売拡大により、卸売マージンが低下。競争激化によりシェアを失い、収益が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 123億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 26.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -1.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.01倍 |
合格数:4/7 部分的合格