魚喜(2683)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 135 | 0 | -0 | -3 | -5.7 | -11.1 | — | 20.4 |
| FY2017 | 131 | -1 | -2 | -1 | -50.3 | -66.3 | 0.0 | 14.2 |
| FY2018 | 125 | 1 | 1 | 2 | 19.3 | 29.5 | 0.0 | 16.8 |
| FY2019 | 118 | 1 | 1 | 5 | 12.0 | 20.5 | 0.0 | 16.3 |
| FY2020 | 108 | 2 | 2 | 1 | 31.1 | 78.2 | 0.0 | 25.3 |
| FY2021 | 110 | 2 | 2 | 1 | 26.1 | 85.6 | 10.0 | 38.8 |
| FY2022 | 99 | 0 | 0 | -2 | 0.7 | 2.6 | 10.0 | 41.5 |
| FY2023 | 99 | 1 | 0 | 2 | 4.9 | 16.5 | 10.0 | 39.8 |
| FY2024 | 99 | 1 | 0 | -3 | 3.6 | 12.2 | 10.0 | 37.9 |
| FY2025 | 95 | 1 | 0 | 1 | 3.3 | 12.2 | 10.0 | 29.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
「魚屋の目利き」という言葉に代表されるような、長年の経験に基づく目利き力や商品知識は無形資産となりうるが、定量的なブランド価値や特許などは確認できない。一部店舗での地域密着型ブランドは存在する可能性。
鮮魚小売業という性質上、顧客が特定の店舗に強いこだわりを持つことは限定的。価格や品揃え、利便性で競合に劣る場合、顧客は容易に他店へ移行する可能性がある。リピート購入は期待できるが、スイッチングコストは低い。
ネットワーク効果は期待できないビジネスモデル。顧客が増えても、個々の顧客にとっての魚喜の価値が直接的に向上するわけではない。
大手スーパーや専門小売店と比較して、特に顕著なコスト優位性は見られない。仕入れルートや物流効率化によるコスト削減努力は行われていると推測されるが、構造的な優位性までは確認できない。
首都圏を中心に店舗展開しており、一定の規模はある。しかし、全国的な鮮魚小売業界全体で見ると、寡占化が進んでいるとは言えず、規模の経済による圧倒的な優位性は限定的。地域によっては一定のシェアを持つ可能性。
競合との比較優位
強気シナリオ
鮮魚の目利きや品質へのこだわりによるブランドロイヤリティの向上
プライベートブランド商品の開発・拡充による差別化と利益率改善
ECサイトやデリバリーサービスの強化による新たな顧客層の獲得
弱気シナリオ(モート侵食)
大手スーパーやネットスーパーとの価格競争激化による利益圧迫
魚価の変動リスクや、仕入れ・物流コストの上昇
消費者の食の嗜好の変化や、健康志向の高まりへの対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
魚喜の投資が失敗するには、同社が持つ「鮮魚の目利き」という暗黙知や長年の経験に基づくノウハウが、次世代にうまく継承されず、失われていく必要がある。また、競合他社がより効率的な仕入れ網や物流システムを構築し、価格競争力や品揃えで圧倒する状況が常態化することも考えられる。さらに、消費者の購買行動が、利便性や価格重視へと急速にシフトし、魚喜が提供する「品質」や「鮮度」へのこだわりが、もはや市場で評価されなくなるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、魚喜の競争優位性は失われ、投資としての魅力は低下するだろう。
5年後のモート予測
既存店の売上回復と新規出店による着実な成長。PB商品強化やEC展開が奏功し、利益率も改善。鮮魚小売としてのブランド価値を維持・向上させる。
緩やかな売上増加と利益の横ばい。価格競争やコスト上昇の影響を受けつつも、既存顧客基盤を維持。限定的なデジタル化対応に留まる。
競合激化や魚価高騰により、既存店売上が低迷。利益率は悪化し、不採算店舗の閉鎖も検討。デジタル化への対応も遅れ、競争力を失う。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 25億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 29.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 6年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 67.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 82.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.79倍 |
合格数:1/7 部分的合格