2501

サッポロビール(2501)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
1,862
2026-09-01
時価総額
6,204 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 5,418 203 95 50 5.7 121.6 37.0 25.7
FY2017 5,515 170 110 122 6.2 140.9 40.0 27.5
FY2018 5,219 108 85 121 5.2 109.4 42.0 25.2
FY2019 4,919 122 44 111 2.5 55.9 42.0 27.3
FY2020 4,347 -159 -161 5 -10.8 -206.3 42.0 24.3
FY2021 4,372 220 123 510 7.6 158.3 42.0 27.3
FY2022 4,784 101 55 -383 3.3 70.0 42.0 26.0
FY2023 5,186 118 87 290 4.8 112.0 47.0 27.5
FY2024 5,308 104 77 303 3.9 99.0 52.0 29.5
FY2025 5,069 244 195 416 8.9 50.0 90.0 33.5

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

「ヱビスビール」をはじめとする強力なブランド力と、長年培ってきた販売チャネルが競争優位の源泉。特にプレミアムビール市場におけるブランド認知度は高く、価格弾力性が低い顧客層を囲い込んでいる。地域限定商品やクラフトビールへの展開もブランド価値向上に寄与。

スイッチングコスト2/5

ビールは嗜好品であり、ブランドロイヤルティは存在するものの、他社製品への切り替えは比較的容易。ただし、長年の愛飲者や特定のブランドに強いこだわりを持つ層にとっては、スイッチングコストは一定程度存在する。

ネットワーク効果0/5

ビール事業は基本的にネットワーク効果を持たない。製品の品質やブランドイメージが直接的な競争優位となる。

コスト優位1/5

大手ビールメーカーとして一定の規模の経済は享受しているが、原料調達や製造プロセスにおいて、競合他社との顕著なコスト優位性は見出しにくい。近年はM&Aによる事業再編で効率化を図っている側面もある。

規模の経済3/5

国内ビール市場はアサヒ、キリン、サントリーの3社が圧倒的なシェアを占める寡占市場であり、サッポロは第4位。業界規模に対して最適化された少数寡占の一角を担っており、一定の規模の経済と販売網の広さを活かしている。

競合との比較優位

アサヒビール

国内トップシェアを誇り、「スーパードライ」ブランドの圧倒的な知名度と販売力を持つ。海外事業も積極的。

キリンビール

「一番搾り」など強力なブランドを持ち、健康関連事業など多角化も進めている。研究開発力に定評。

サントリービール

「ザ・プレミアム・モルツ」でプレミアム市場を開拓。近年はM&Aも活用し事業拡大を図る。

強気シナリオ

「ヱビス」ブランドのさらなるプレミアム化と高付加価値商品の開発

M&Aや事業再編による収益性改善と効率化の進展

海外市場での成長ポテンシャル(特にアジア地域)

弱気シナリオ(モート侵食)

国内ビール市場の縮小と競争激化によるシェア低下

原材料価格の高騰や円安による収益圧迫

健康志向の高まりによるビール離れの加速

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

サッポロホールディングスへの投資が失敗するには、まず「ヱビス」ブランドの価値が急速に失墜し、消費者の嗜好が完全に他社製品や代替飲料へとシフトすることが必要である。具体的には、競合他社がより魅力的な新ブランドを次々と投入し、サッポロのブランドイメージを陳腐化させるか、あるいはサッポロ自身がブランド維持のためのマーケティング投資を怠り、品質管理に問題が生じるケースが考えられる。また、国内市場の縮小が予想以上に早く進み、スケールメリットを活かしたコスト競争力も失われる、あるいはM&A戦略が裏目に出て財務体質が悪化するといったシナリオも、この投資の失敗に繋がるだろう。さらに、健康志向の高まりがビール市場全体を急速に縮小させ、代替飲料市場でサッポロが競争力を発揮できない状況も考えられる。

5年後のモート予測

強気

「ヱビス」ブランドの強化と海外事業の成長により、売上・利益ともに堅調に推移。M&Aによるシナジー効果も発現し、収益性が向上する。

中立

国内ビール市場の成熟化と競争激化の影響を受けつつも、ブランド力と一定のシェアを維持。収益は横ばい傾向で推移する見込み。

弱気

国内市場の縮小と競争激化により、シェアが低下。原材料価格の高騰や健康志向の高まりも重石となり、業績は悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 6,204億
2. 健全な財務 自己資本比率 33.5%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 11年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -10.6%
6. 適度なPER PER 31.8倍
7. 適度なPBR PBR 2.83倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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