JTP(2488)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 46 | 2 | 0 | 1 | 0.2 | 0.6 | — | 60.5 |
| FY2017 | 47 | 3 | 2 | 1 | 10.4 | 36.3 | 10.0 | 61.4 |
| FY2018 | 55 | 2 | 2 | 2 | 8.5 | 30.4 | 20.0 | 58.3 |
| FY2019 | 62 | 5 | 3 | 2 | 15.2 | 60.8 | 20.0 | 57.4 |
| FY2020 | 63 | 4 | 3 | 1 | 10.2 | 48.9 | 25.0 | 60.8 |
| FY2021 | 70 | 4 | 3 | 4 | 9.2 | 45.4 | 21.0 | 60.5 |
| FY2022 | 74 | 5 | 3 | 5 | 10.7 | 56.2 | 21.0 | 61.3 |
| FY2023 | 81 | 6 | 5 | 4 | 14.6 | 85.7 | 31.0 | 61.6 |
| FY2024 | 92 | 8 | 6 | 7 | 15.4 | 99.3 | 36.0 | 61.8 |
| FY2025 | 99 | 10 | 7 | 6 | 17.0 | 120.7 | 41.0 | 61.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
現時点では、JTPが保有する特許、ブランド、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な情報は開示されておらず、無形資産による競争優位性は確認できません。
JTPのサービスは、特定の医療機器メーカー向けにカスタマイズされた開発・保守サービスが中心と見られます。一度導入されたシステムや開発プロセスからの切り替えには、一定の学習コストや再構築コストが発生する可能性がありますが、その程度は限定的と考えられます。
JTPの事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は観察されません。個々の顧客との個別契約に基づくサービス提供が中心です。
JTPの事業内容から、構造的に競合他社よりも低コストでサービスを提供できるようなコスト優位性は見当たりません。技術力やサービス品質が競争力の源泉と考えられます。
医療機器分野に特化しているものの、業界全体の規模に対してJTPのシェアが突出しているわけではなく、効率的な規模の経済が働くほどの寡占状態には至っていないと考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
医療機器分野における技術革新の加速と、それに伴うJTPへの開発・保守受託の増加。
特定のニッチ市場における高い技術力と顧客からの信頼の蓄積による、緩やかなシェア拡大。
新規事業分野への参入や、既存サービスの付加価値向上による収益源の多様化。
弱気シナリオ(モート侵食)
医療機器メーカーによる内製化の進展や、競合他社の台頭による価格競争の激化。
技術の陳腐化や、顧客ニーズの変化への対応遅れによる受注の減少。
主要顧客との関係悪化や、大型案件の喪失による業績への深刻な影響。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
JTPの投資が失敗するには、まず同社が競争優位性を全く持たない、あるいは持っていたとしてもそれが急速に失われる状況が真実でなければならない。具体的には、医療機器メーカーが開発・保守の内製化を急速に進め、JTPのような外部委託への依存度を劇的に低下させるシナリオが考えられる。また、同社が強みとする技術領域において、より革新的な技術を持つ競合が出現し、JTPの技術が陳腐化したり、価格競争に巻き込まれたりすることも考えられる。さらに、主要顧客との関係が悪化し、大型案件を失うことで、事業基盤そのものが揺らぐ可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用し、JTPの収益性と成長性が持続的に悪化する状況が、この投資の失敗を意味するだろう。
5年後のモート予測
医療機器業界の成長と技術進化を背景に、JTPの受託開発・保守事業が堅調に拡大。新規分野への展開も成功し、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
既存事業を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。競合との競争は激化するものの、特定の技術領域での優位性を保ち、安定した収益を確保する。
医療機器メーカーの内製化や競合激化により、受託案件が減少。価格競争も激化し、収益性が悪化。事業基盤の維持が困難になるリスクも存在する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 76億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 61.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 29.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.87倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準