ティア(2485)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 106 | 11 | 7 | 4 | 12.8 | 35.3 | 6.0 | 55.2 |
| FY2017 | 114 | 12 | 8 | 4 | 12.9 | 39.7 | 8.0 | 56.6 |
| FY2018 | 123 | 13 | 9 | 10 | 12.8 | 44.4 | 10.0 | 58.4 |
| FY2019 | 128 | 12 | 8 | 1 | 8.9 | 36.1 | 11.0 | 67.2 |
| FY2020 | 119 | 6 | 3 | 2 | 3.9 | 15.4 | 20.0 | 66.3 |
| FY2021 | 122 | 9 | 5 | 7 | 6.0 | 24.2 | 20.0 | 66.6 |
| FY2022 | 133 | 11 | 6 | 4 | 7.6 | 25.4 | 20.0 | 52.9 |
| FY2023 | 141 | 11 | 8 | -1 | 10.0 | 35.1 | 20.0 | 51.2 |
| FY2024 | 188 | 14 | 8 | -74 | 9.2 | 33.4 | 20.0 | 30.0 |
| FY2025 | 216 | 16 | 9 | 6 | 10.4 | 39.6 | 20.0 | 30.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
ティアは証券コード2485で、サービス業に分類される企業ですが、提供された5年財務サマリによると、時系列データが未収録であり、主要TOPIX企業ではないため、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産に関する具体的な情報は現時点では評価できません。
ティアは葬儀サービスを提供しており、顧客は人生の重要な節目である葬儀という特殊な状況下でサービスを選択します。この状況下では、急なニーズや精神的な負担から、既存の信頼関係や利便性を重視する傾向があり、一定のスイッチング・コストが存在すると考えられます。しかし、競合他社も多数存在するため、乗り換えのハードルは限定的です。
葬儀サービスは、個々の顧客とサービス提供者との一対一の関係が基本であり、ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は発生しません。したがって、このタイプのモートは該当しません。
ティアは、葬儀場の効率的な運営や、仕入れルートの最適化、標準化されたサービスパッケージの提供などにより、コスト競争力を維持しようとしている可能性があります。しかし、地域ごとの物価や競合の価格設定に影響されるため、構造的なコスト優位性を確立しているとは断定できません。
ティアは全国に葬儀場を展開しており、一定の規模を持つ企業です。規模の経済により、調達コストの低減や、全国的なブランド認知度の向上に寄与している可能性があります。しかし、葬儀業界は地域密着型の企業も多く、ティアが業界全体に対して圧倒的な規模の優位性を持っているとは言えません。
競合との比較優位
強気シナリオ
高齢化社会の進展による葬儀需要の安定的な増加
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー効果の発揮
エンディングノート作成支援など、付加価値サービスの拡充
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化
少子化やライフスタイルの変化による葬儀需要の長期的な減少
新たな葬儀形式(直葬、家族葬など)への急速なシフトへの対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ティアへの投資が失敗するには、まず葬儀というサービスに対する人々の価値観が根本的に変化し、家族や親しい友人だけで行う小規模な葬儀や、火葬のみを行う直葬が一般的になる必要があります。これにより、ティアが提供するような伝統的な葬儀サービスへの需要が急速に失われるでしょう。さらに、地域密着型の小規模葬儀社が、より低価格で柔軟なサービスを提供し、顧客のニーズを捉え続けることが重要です。また、IT技術の発展により、オンラインでの葬儀手配や、バーチャル葬儀といった新しい形態が登場し、ティアの既存のビジネスモデルを陳腐化させる可能性も考えられます。これらの要因が複合的に作用することで、ティアの競争優位性は失われ、投資は失敗に終わるでしょう。
5年後のモート予測
高齢化による需要増と、M&Aによる規模拡大が奏功し、売上・利益ともに着実に成長。付加価値サービスも浸透し、安定的な収益基盤を確立する。
緩やかな需要増と、競合との価格競争のバランスを取りながら、現状維持に近い成長を続ける。一部地域でのシェア拡大は見込める。
直葬・家族葬へのシフトが加速し、既存サービスが陳腐化。価格競争も激化し、収益性が悪化。事業再編を余儀なくされる可能性も示唆される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 101億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 30.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 16.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.17倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準