2353

日本駐車場開発(2353)に経済的な堀はあるか

不動産業 不動産

株価

現在株価
271
2026-09-01
時価総額
804 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 181 20 13 31 14.5 3.7 3.5 31.2
FY2017 220 31 22 6 22.4 6.7 3.8 32.5
FY2018 228 35 22 1 20.1 6.6 4.0 36.3
FY2019 244 42 28 24 23.7 8.4 4.3 37.0
FY2020 230 27 12 18 10.9 3.6 4.5 27.4
FY2021 238 33 23 12 21.8 7.1 4.8 29.4
FY2022 263 46 31 26 26.6 9.6 5.0 34.2
FY2023 319 62 44 35 31.6 13.8 5.3 39.3
FY2024 327 65 51 -12 27.5 16.1 5.5 36.7
FY2025 368 77 48 33 21.0 15.1 8.0 38.3

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

同社は駐車場運営・管理を主事業としており、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPに依存するビジネスモデルではない。駐車場用地の確保や運営ノウハウは存在するが、これらは模倣可能性が高く、無形資産としての競争優位性は限定的と判断される。

スイッチングコスト1/5

個人利用者は月極駐車場や時間貸し駐車場を比較的容易に乗り換え可能。しかし、商業施設やオフィスビル等に付帯する駐車場、あるいは自治体等との長期契約に基づく駐車場運営においては、契約期間や立地条件により一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。ただし、全体として乗り換え障壁は低い。

ネットワーク効果0/5

同社の駐車場サービスは、利用者数が増加しても個々の利用者の利便性やサービスの価値が直接的に向上するネットワーク効果は発生しない。プラットフォーム型ビジネスとは異なり、利用者間の相互作用による価値創出は見られない。

コスト優位2/5

同社は駐車場用地の賃借・買収、設備投資、運営管理コストを最適化することで一定のコスト競争力を維持しようとしている。特に、大規模開発や効率的な運営ノウハウの蓄積により、個々の駐車場運営におけるコスト効率を高める努力はうかがえる。しかし、用地取得コストは立地により大きく変動し、構造的なコスト優位性は限定的。

規模の経済3/5

同社は首都圏を中心に多数の駐車場を運営しており、一定の規模の経済性を享受している。特に、駐車場管理システムやメンテナンス、集客活動などにおいて、規模の大きさが効率化に寄与していると考えられる。しかし、駐車場業界全体は多数の事業者が存在し、寡占度はそれほど高くないため、効率規模による圧倒的な優位性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

首都圏における駐車場需要の継続的な高まり

M&Aによる積極的な事業規模拡大とシナジー効果の発現

駐車場関連技術(IoT、AI等)の導入による運営効率の更なる向上

弱気シナリオ(モート侵食)

自動運転技術の普及による自家用車利用の減少

競合他社による積極的な用地獲得競争と賃料上昇

景気後退による駐車場利用率の低下や賃料収入の減少

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、同社が駐車場事業の成長性を過大評価し、過剰な設備投資やM&Aを繰り返した結果、財務体質が悪化することが必要である。特に、用地取得コストの高騰や、競合他社との激しい価格競争に巻き込まれ、収益性が著しく低下するシナリオが考えられる。また、自動運転技術の普及やカーシェアリングサービスの拡大が予想以上に早く進み、駐車場需要そのものが構造的に縮小した場合、同社の既存事業モデルは陳腐化し、競争優位性を失うだろう。さらに、主要な顧客基盤である商業施設やオフィスビルからの撤退、あるいは契約更新拒否が相次ぐような事態も、同社の事業継続性を脅かす要因となり得る。

5年後のモート予測

強気

首都圏の堅調な駐車場需要と、M&Aによる規模拡大が奏功し、売上・利益ともに着実に成長。IoT活用によるコスト削減も進み、収益性が向上する。

中立

緩やかな需要増加と、一定の競争圧力の中で、既存事業の維持・拡大に注力。M&Aは限定的となり、安定的な収益基盤を維持する。

弱気

自動運転やカーシェアリングの普及、景気後退により駐車場需要が低迷。用地取得コストの高騰と競争激化で収益性が悪化し、減収減益となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 804億
2. 健全な財務 自己資本比率 38.3%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 11年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 16.1%
6. 適度なPER PER 16.7倍
7. 適度なPBR PBR 4.21倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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