いちご(2337)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,093 | 218 | 149 | 96 | 17.9 | 29.7 | — | 29.4 |
| FY2017 | 578 | 209 | 140 | 50 | 15.1 | 28.1 | 5.0 | 30.1 |
| FY2018 | 835 | 263 | 154 | 62 | 15.0 | 31.1 | 6.0 | 30.9 |
| FY2019 | 874 | 277 | 82 | 16 | 8.1 | 16.9 | 7.0 | 30.1 |
| FY2020 | 614 | 97 | 50 | -2 | 4.6 | 10.5 | 7.0 | 28.5 |
| FY2021 | 569 | 100 | 65 | 144 | 5.8 | 13.8 | 7.0 | 29.8 |
| FY2022 | 681 | 125 | 94 | 29 | 8.2 | 20.5 | 7.0 | 30.4 |
| FY2023 | 827 | 130 | 121 | -111 | 10.4 | 26.9 | 8.0 | 28.5 |
| FY2024 | 836 | 163 | 152 | -231 | 12.4 | 34.9 | 9.0 | 27.3 |
| FY2025 | 927 | 204 | 166 | -71 | 14.2 | 40.1 | 10.5 | 26.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
財務サマリに時系列データが未収録であり、ブランド力や特許、規制ライセンス等に関する具体的な情報が得られないため、無形資産による競争優位性は現時点では評価できない。
不動産賃貸事業において、テナントが他の物件へ移転する際のコスト(引越し費用、新規契約手続き、事業中断リスク等)は存在するが、一般的にスイッチング・コストは限定的であり、強い優位性とは言えない。
不動産賃貸事業は、プラットフォーム型ビジネスとは異なり、ユーザー数の増加が直接的にサービスの価値を高めるネットワーク効果は期待できない。
規模の経済や効率的な物件開発・運営ノウハウにより一定のコスト優位を持つ可能性はあるが、業界全体に広がる構造的なコスト優位性を示す具体的な証拠はない。
いちごは複数の不動産ファンドを運用し、多様なポートフォリオを持つ大手不動産会社であり、一定の規模を有している。これにより、物件取得や資金調達において有利な立場を得やすい。
競合との比較優位
強気シナリオ
ポートフォリオの最適化と高稼働率の維持による安定的な賃料収入の増加
新規開発案件やリノベーションによる資産価値向上と収益機会の創出
ESG投資への対応強化による資金調達コストの低減と企業価値向上
弱気シナリオ(モート侵食)
金利上昇による借入コストの増加と不動産価値の下落リスク
景気後退によるテナントの賃料支払い能力低下と空室率の上昇
競合他社との競争激化による賃料収入の低下や物件取得コストの上昇
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、いちごが保有する不動産ポートフォリオの価値が、市場全体の不動産価格下落や金利上昇の影響を想定以上に大きく受け、大幅に毀損される必要がある。具体的には、主要都市のオフィスビルや商業施設といった賃貸物件の空室率が構造的に上昇し、賃料収入が恒久的に低下するシナリオが考えられる。また、同社が強みとするファンド運用事業においても、投資家からの資金流出が加速し、運用資産残高が縮小し続ける状況が想定される。さらに、競合他社がより革新的な不動産開発やテクノロジーを活用した効率化を進め、いちごの優位性を凌駕するような状況も、失敗要因となり得る。
5年後のモート予測
ポートフォリオの質的向上と効率的な運用により、賃料収入と運用資産残高が着実に増加し、安定的な成長を続ける。
緩やかな経済成長と金利動向に連動し、安定的な収益基盤を維持しつつ、緩やかな成長を遂げる。
金利上昇や景気後退の影響を受け、空室率の上昇や不動産価値の下落により、収益が圧迫される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,027億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 26.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 25.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.69倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準