2183

リニカル(2183)に経済的な堀はあるか

サービス業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
207
2026-09-01
時価総額
53 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 77 20 13 19 44.1 58.4 42.4
FY2016 84 21 14 19 35.3 63.6 49.4
FY2017 91 18 13 13 24.9 57.0 10.0 56.3
FY2018 113 12 6 -34 10.8 25.1 11.0 39.6
FY2019 109 10 5 10 9.0 21.4 12.0 37.4
FY2020 103 5 5 2 9.4 23.9 14.0 37.4
FY2021 116 11 8 17 12.1 35.0 14.0 41.6
FY2022 125 13 10 18 13.2 44.5 14.0 43.4
FY2023 123 7 3 10 4.1 15.0 14.0 44.4
FY2024 104 -6 -5 6 -7.4 -23.9 15.0 43.2

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産0/5

リニカルはCRO(医薬品開発業務受託機関)であり、特定の特許やブランド力よりも、ノウハウや人材、顧客との関係性が競争力の源泉と考えられる。しかし、これらは定量化しにくく、明確な無形資産としてのスコアリングは困難。

スイッチングコスト3/5

医薬品開発は長期にわたり、CROの変更はプロジェクトの遅延や追加コストを招くリスクがある。特に、治験の進捗に伴い、リニカルのノウハウが蓄積されるほど、顧客企業にとって乗り換えのハードルは高くなる。

ネットワーク効果0/5

CRO業界において、プラットフォーム型のネットワーク効果は限定的。顧客企業との個別契約が中心であり、ユーザー数が増えることでサービス価値が指数関数的に向上するような構造は見られない。

コスト優位0/5

CRO事業は高度な専門知識と人材が不可欠であり、コスト構造で他社を圧倒するような優位性は見出しにくい。むしろ、人材獲得競争による人件費の上昇リスクが考えられる。

規模の経済2/5

リニカルは日本国内では一定の規模を持つCROだが、グローバルな大手CROと比較すると規模の経済性は限定的。ただし、国内市場においては、一定のシェアを確保している点は評価できる。

競合との比較優位

強気シナリオ

新薬開発パイプラインの増加によるCRO需要の拡大

グローバル展開の加速による受託件数の増加

M&Aによる事業規模の拡大とサービスラインナップの拡充

弱気シナリオ(モート侵食)

新薬開発の遅延・中止によるCRO需要の減少

競合他社による価格競争の激化

規制変更による治験実施コストの増加

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

リニカルへの投資が失敗するシナリオは、まず医薬品開発業界全体のパイプラインが枯渇し、新薬開発そのものが停滞することである。これにより、CROへの需要が根本的に失われる。次に、リニカルが持つ顧客との関係性やノウハウが陳腐化し、競合他社がより低コストで同等以上のサービスを提供できるようになること。特に、AIなどの技術革新が治験プロセスを劇的に効率化し、従来のCROの付加価値を低下させる場合、リニカルのスイッチング・コスト優位性は失われる。また、グローバル大手CROが日本市場に本格参入し、圧倒的な規模と価格でリニカルのシェアを奪うことも考えられる。

5年後のモート予測

強気

新薬開発の活発化とグローバル展開の成功により、受託件数と単価が上昇。M&Aも奏功し、売上・利益ともに大幅に成長する。

中立

国内の医薬品開発は堅調に推移し、リニカルは安定した受託を継続。グローバル展開は緩やかに進展し、緩やかな成長を維持する。

弱気

新薬開発の停滞や激しい価格競争により、受託件数・単価ともに低下。事業規模の縮小を余儀なくされる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 53億
2. 健全な財務 自己資本比率 44.4%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 %
6. 適度なPER PER 15.8倍
7. 適度なPBR PBR 0.65倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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