事業の概要
- 主力事業舗装工事と土木工事が主な収益源です。道路や建物の基礎を作る仕事です。
- 製品販売アスファルト合材などの建設材料を製造・販売しています。工事に必要な材料も自社で作っています。
- グループ連携子会社と協力して建設工事を受注・施工し、機械レンタルや材料販売もグループ内で行っています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 建設事業舗装工事や土木工事の請負が主な事業です。道路やインフラ整備が中心です。
- 製品等販売アスファルト合材や関連製品の製造・販売を行っています。建設材料の供給を担います。
- 単一セグメント事業全体を「建設事業」として捉えており、工事と製品販売は一体として運営されています。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3 【事業の内容】当社グループは、当社および連結子会社5社、非連結子会社1社、持分法適用関連会社1社、持分法非適用関連会社3社からなり、主に舗装工事、土木工事等の請負ならびにこれらに関連する事業を行っているとともに、アスファルト合材等の製品の製造、販売等の事業活動を展開しております。当社グループの事業における位置付けは次のとおりであります。工事部門当社が舗装・土木等に係る建設工事の受注、施工を行うほか、連結子会社の拓神建設㈱、㈱創誠、㈱弘永舗道、あすなろ道路㈱、小石川建設㈱、持分法適用関連会社のあすか創建㈱もそれぞれ建設工事の受注、施工を行っており、その一部は当社が発注し、また当社が上記各連結子会社等から工事の一部を受注しております。非連結子会社のSWテクノ㈱は、機械レンタル事業を行っており、当社は機械等の一部を同社よりレンタルしております。 製品等販売部門当社と連結子会社の㈱弘永舗道およびあすなろ道路㈱がアスファルト合材および関連製品の製造・販売を営んでおり、㈱弘永舗道は互いにその一部を販売、購入しております。また、当社から連結子会社の拓神建設㈱、㈱創誠、小石川建設㈱へその一部を販売しております。 事業系統図は次のとおりであります。 なお、当社は工事部門と製品等販売部門に区分して、企業集団等の概況の説明を行っておりますが、当社の販売製品は工事部門の一部分を構成するものであり、「セグメント情報」では、建設事業として単一セグメントと考え、セグメント情報の記載を省略しております。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 原材料価格の市況を常に把握し、早期に原価検討を実施することにより、影響を最小限にとどめるよう努める |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 規制 建設業法、独占禁止法、労働安全衛生法等による法的規制を受けている |
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 中程度 |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | シクリカル |
| 設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか | 混合 |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 高い |
会社が挙げる主要リスク:受注環境の悪化 / 資材価格の変動 / 顧客に関する信用リスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 8 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
建設業であり、佐藤渡辺独自のブランド力や技術力は限定的。特許や商標などの無形資産による競争優位性は低いと考えられる。過去の施工実績や顧客からの信頼は存在するが、定量化しにくい。
スイッチングコスト★★☆☆☆
建設プロジェクトは、一度契約すると他の建設会社への切り替えは困難。しかし、発注者(施主)側が建設会社を選ぶ際のスイッチングコストは、情報収集や契約手続きの煩雑さ程度であり、それほど高くない可能性がある。
ネットワーク効果★☆☆☆☆
建設業において、特定の地域や分野での強力なネットワーク(ゼネコン、サブコン、資材業者、設計事務所など)は有利に働く可能性がある。しかし、佐藤渡辺のネットワークの広さや深さ、排他性については不明瞭。
コスト優位★☆☆☆☆
建設業は一般的に規模の経済が働きやすいが、佐藤渡辺固有のコスト優位性は不明。資材調達や建設技術におけるコスト削減能力は、他社と比較して際立っているとは言えない。
規模の経済★★★☆☆
売上高は3000億円台後半であり、中堅以上の建設会社としての規模を持つ。規模の経済により、資材調達コストの低減や、より大規模なプロジェクトの受注が可能になる点は強み。
- 一貫体制工事の受注から材料製造、施工までグループ内で完結できる体制があります。
- 地域密着複数の子会社が各地で建設工事を手掛けており、地域ごとの需要に対応しています。
- 機械保有機械レンタル子会社があり、工事に必要な重機などを効率的に利用できる可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境および対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。(1) 経営方針・経営戦略等当社グループは、「パーパス」および「経営理念」のもと、「ステークホルダーの期待に応え、信頼され続ける企業」、「持続的収益を基盤として、社員に安心・安全を与える企業」、「人と地球にやさしい環境技術を追求する企業」を目指しております。将来にわたり持続的な成長を実現するため、経営環境の変化に敏速に対応し、将来を見据えた技術開発・人財育成・設備等への投資を積極的に行っております。 (パーパス) 真心こめた『みち』への挑戦 ~安心と感動を~ (経営信条) 社会の求めるものに応えることを通し、社会に奉仕する。 このため会社はその存続発展をはかるに足る相応の利益を挙げる。 (社是) 誠実 創造 最高の技術 (2) 経営環境および対処すべき課題① 経営環境道路建設業界におきましては、道路の老朽化対策と予防保全が推進され、政府による公共投資は引続き堅調に推移することが見込まれるものの、受注競争の激化や原材料価格の高止まりに加え、時間外労働の上限規制への対応や労働力不足、デジタル化の遅れ、建設コストの上昇による建設投資の先送りなど、今後の経営環境は引き続き予断を許さない状況にあります。また、当社グループはPBRが1倍を下回る状況が継続しており、株主資本コストを上回るRОEを重要指標と位置づけ、PBRの改善を重要な経営課題として認識しております。 ② 中期経営計画の推進このような環境のもと、当社グループは、“変革と学習文化の醸成および持続可能性への取り組み”をテーマとする「佐藤渡辺グループ中期経営計画(2024~2026年度)」を策定し、①収益力の向上、②資本・財務戦略の強化、③ESG経営の推進の3つの基本方針を掲げて、グループ一丸となって取り組んでまいります。100年企業であるという誇りと伝統を継承しながらも、変化に対応する柔軟性と学習意欲を持つ組織文化を醸成してまいります。また、コーポレートガバナンスの強化やコンプライアンスの徹底を図り、公正な事業活動を実現する内部統制システムを構築してまいります。 中期経営計画の概要a. 収益力の向上建設事業重点施策工事部門舗装・土木工事等・公共工事における評定点、提案力の向上・当社保有技術を活かした販路拡大・民間営業の強化・DXの推進・積算部署の強化・施工体制の強化・現場管理体制の強化環境景観工事・環境に配慮した景観舗装の展開・パーミアコンの高性能化・多機能化の追求・リ・タンスイシステムの販売強化・橋梁インフラ補修工事におけるハイドロミリング (超高圧ウォータージェットシステム)の営業強化製品等販売部門・中温化アスファルト混合物の使用促進・付加価値のある製品の販売・営業力の強化・資源の有効利用 b. 資本・財務戦略の強化財務健全性を堅持し、更なる成長を目指した成長投資・経常投資と、株主還元の充実を実現します。投資戦略成長投資・人的資本への投資・建設DX・脱炭素社会に寄与する投資・М&A投資 経常投資・事業所、工場施設の維持更新・研究開発 株主還元配当方針・2024~2026年度の3年間は年間配当80円以上を実施・EPSを増大させ、配当を安定的に継続維持・中間配当の実施 自己株式取得・株式流動性や成長投資の成果等を勘案した上で検討 (注)当社は、2024年6月1日付で当社普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは持続的な成長に向けて、安定的な収益の確保と財務基盤の強化に努め、経営の安定性から自己資本比率を、収益力の観点から営業利益を重要な指標として位置付けております。また、経営上の目標の達成状況を判断する指標として、「佐藤渡辺グループ中期経営計画(2024~2026年度)」においては、売上高420億円以上、営業利益20億円以上、当期純利益13億円以上、ROE6.5%以上、年間配当金額80円以上を数値目標としております。 佐藤渡辺グループ中期経営計画2026年度数値目標売上高420億円以上営業利益20億円以上当期純利益13億円以上ROE6.5%以上配当金額80円以上 (注)当社は、2024年6月1日付で当社普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境および対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。(1) 経営方針・経営戦略等当社グループは、「パーパス」および「経営理念」のもと、「ステークホルダーの期待に応え、信頼され続ける企業」、「持続的収益を基盤として、社員に安心・安全を与える企業」、「人と地球にやさしい環境技術を追求する企業」を目指しております。将来にわたり持続的な成長を実現するため、経営環境の変化に敏速に対応し、将来を見据えた技術開発・人財育成・設備等への投資を積極的に行っております。 (パーパス) 真心こめた『みち』への挑戦 ~安心と感動を~ (経営信条) 社会の求めるものに応えることを通し、社会に奉仕する。 このため会社はその存続発展をはかるに足る相応の利益を挙げる。 (社是) 誠実 創造 最高の技術 (2) 経営環境および対処すべき課題① 経営環境道路建設業界におきましては、道路の老朽化対策と予防保全が推進され、政府による公共投資は引続き堅調に推移することが見込まれるものの、受注競争の激化や原材料価格の高止まりに加え、時間外労働の上限規制への対応や労働力不足、デジタル化の遅れ、建設コストの上昇による建設投資の先送りなど、今後の経営環境は引き続き予断を許さない状況にあります。また、当社グループはPBRが1倍を下回る状況が継続しており、株主資本コストを上回るRОEを重要指標と位置づけ、PBRの改善を重要な経営課題として認識しております。 ② 中期経営計画の推進このような環境のもと、当社グループは、“変革と学習文化の醸成および持続可能性への取り組み”をテーマとする「佐藤渡辺グループ中期経営計画(2024~2026年度)」を策定し、①収益力の向上、②資本・財務戦略の強化、③ESG経営の推進の3つの基本方針を掲げて、グループ一丸となって取り組んでまいります。100年企業であるという誇りと伝統を継承しながらも、変化に対応する柔軟性と学習意欲を持つ組織文化を醸成してまいります。また、コーポレートガバナンスの強化やコンプライアンスの徹底を図り、公正な事業活動を実現する内部統制システムを構築してまいります。 中期経営計画の概要a. 収益力の向上建設事業重点施策工事部門舗装・土木工事等・公共工事における評定点、提案力の向上・当社保有技術を活かした販路拡大・民間営業の強化・DXの推進・積算部署の強化・施工体制の強化・現場管理体制の強化環境景観工事・環境に配慮した景観舗装の展開・パーミアコンの高性能化・多機能化の追求・リ・タンスイシステムの販売強化・橋梁インフラ補修工事におけるハイドロミリング (超高圧ウォータージェットシステム)の営業強化製品等販売部門・中温化アスファルト混合物の使用促進・付加価値のある製品の販売・営業力の強化・資源の有効利用 b. 資本・財務戦略の強化財務健全性を堅持し、更なる成長を目指した成長投資・経常投資と、株主還元の充実を実現します。投資戦略成長投資・人的資本への投資・建設DX・脱炭素社会に寄与する投資・М&A投資 経常投資・事業所、工場施設の維持更新・研究開発 株主還元配当方針・2024~2026年度の3年間は年間配当80円以上を実施・EPSを増大させ、配当を安定的に継続維持・中間配当の実施 自己株式取得・株式流動性や成長投資の成果等を勘案した上で検討 (注)当社は、2024年6月1日付で当社普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは持続的な成長に向けて、安定的な収益の確保と財務基盤の強化に努め、経営の安定性から自己資本比率を、収益力の観点から営業利益を重要な指標として位置付けております。また、経営上の目標の達成状況を判断する指標として、「佐藤渡辺グループ中期経営計画(2024~2026年度)」においては、売上高420億円以上、営業利益20億円以上、当期純利益13億円以上、ROE6.5%以上、年間配当金額80円以上を数値目標としております。 佐藤渡辺グループ中期経営計画2026年度数値目標売上高420億円以上営業利益20億円以上当期純利益13億円以上ROE6.5%以上配当金額80円以上 (注)当社は、2024年6月1日付で当社普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー、以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国の経済は、賃上げによる所得環境の改善や定額減税の効果により、個人消費は堅調に推移しました。また、高水準の企業収益を背景に設備投資にも持ち直しの動きがみられ、引き続き緩やかな回復基調で推移しました。一方で、国内では日本銀行による追加利上げ、海外では米国政権の新たな関税措置や、中東情勢などの地政学リスクの影響等、不確実性が高まる中で、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。このような状況の中、当社グループは、“変革と学習文化の醸成および持続可能性への取り組み”をテーマとする「佐藤渡辺グループ中期経営計画(2024~2026年度)」を策定し、①収益力の向上、②資本・財務戦略の強化、③ESG経営の推進の3つの基本方針を掲げて、グループ一丸となって取り組んでまいりました。その結果、当連結会計年度の受注高は352億7千8百万円(前年同期の受注高は452億3千3百万円)となり、売上高は404億2千2百万円(前年同期の売上高は384億円)となりました。損益につきましては、経常利益は13億2千8百万円(前年同期の経常利益は17億6千4百万円)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は8億9千1百万円(前年同期の親会社株主に帰属する当期純利益は12億2百万円)となりました。部門別の事業の概況は以下の通りであります。(工事部門)当連結会計年度の受注高は305億9千8百万円(前年同期比24.6%減)となりました。また、完成工事高は357億4千3百万円(前年同期比6.0%増)となり、次期繰越高は169億2千万円(前年同期比23.3%減)となりました。(製品等販売部門)当連結会計年度の製品売上高は46億7千9百万円(前年同期比0.2%増)となりました。 ② 財政状態の状況(資産)当連結会計年度の資産合計は354億3千2百万円(前連結会計年度比2億9千9百万円増、0.9%増)、流動資産は210億4千9百万円(同1億1千2百万円増、0.5%増)、固定資産は143億8千2百万円(同1億8千7百万円増、1.3%増)となりました。流動資産増加の主な要因は、受取手形・完成工事未収入金等が26億4百万円増加したことによるものであります。固定資産増加の主な要因は、建物・構築物の取得により2億4千3百万円増加したことによるものであります。(負債)当連結会計年度の負債合計は140億5百万円(同1千3百万円増、0.1%増)、流動負債は107億3千9百万円(同1億4千6百万円増、1.4%増)、固定負債は32億6千6百万円(同1億3千2百万円減、3.9%減)となりました。流動負債増加の主な要因は、短期借入金が28億円増加したことなどによるものであります。固定負債減少の主な要因は、退職給付に係る負債が1億4千9百万円減少したことによるものであります。(純資産)当連結会計年度の純資産合計は214億2千6百万円(同2億8千6百万円増、1.4%増)となりました。純資産増加の主な要因は、利益剰余金が1億7千6百万円増加したことによるものであります。以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度の59.9%から60.2%に増加いたしました。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ25億9千2百万円減少し、50億3千万円となりました。なお、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の営業活動による資金の減少は39億6千4百万円(前連結会計年度は34億8千3百万円の増加)となりました。主な減少の要因は、売上債権の増加と仕入債務の減少によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の投資活動による資金の減少は6億2千5百万円(前連結会計年度は4億3千7百万円の減少)となりました。主な減少の要因は有形固定資産の取得による支出であります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の財務活動による資金の増加は19億9千7百万円(前連結会計年度は4億1千2百万円の減少)となりました。主な増加の要因は、短期借入によるものであります。 ③ 生産、受注および販売の実績a. 売上高に対する部門別比率部門別前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)工事部門(%)87.888.4製品等販売部門(%)12.211.6計(%)100.0100.0 b. 工事部門の工事種類別比率工事種類別完成工事手持工事前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度末(2025年3月31日)舗装(%)82.582.784.4土木等(%)17.517.315.6計(%)100.0100.0100.0 c. 受注工事高、完成工事高および繰越工事高年度別工事種類別前期繰越工事高(千円)当期受注工事高(千円)合計(千円)当期完成工事高(千円)次期繰越工事高(千円)前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)舗 装13,027,66434,030,10547,057,77027,828,80219,228,967土木等2,203,4406,534,4628,737,9025,902,0842,835,817計15,231,10540,564,56755,795,67233,730,88722,064,785当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)舗 装19,228,96724,612,32243,841,29029,560,11414,281,175土木等2,835,8175,986,0688,821,8866,183,0402,638,845計22,064,78530,598,39052,663,17635,743,15516,920,020 (注)1.前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減 額を含みます。従って、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれます。2.次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高―当期完成工事高)であります。 d. 受注工事高の受注方法別比率年度別特命(%)競争入札(%)計(%)前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)71.228.8100.0当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)83.017.0100.0 (注)百分比は受注工事高比であります。 e. 完成工事高年度別工事種類別官公庁(千円)民間(千円)計(千円)前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)舗装18,209,4119,619,39127,828,802土木等3,044,1912,857,8925,902,084計21,253,60312,477,28433,730,887当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)舗装18,497,21311,062,90129,560,114土木等3,507,3832,675,6576,183,040計22,004,59613,738,55835,743,155 (注)1.完成工事のうち主なものは次のとおりであります。 前連結会計年度の完成工事のうち請負金3億円以上の主なもの工事件名発注者新名神高速道路 甲賀土山地区6車線化工事中日本高速道路株式会社令和4年度 外貿埠頭ヤード舗装及びその他補修工事東京港埠頭株式会社東北自動車道 菅生スマートIC舗装工事東日本高速道路株式会社R3・4新屋地区舗装その2工事国土交通省北陸地方整備局(修)舗装改修工事2021-2-1首都高速道路株式会社 当連結会計年度の完成工事のうち請負金3億円以上の主なもの工事件名発注者東北自動車道 R5安代~青森間舗装補修工事東日本高速道路株式会社常磐自動車道 R5常磐富岡~新地間舗装補修工事東日本高速道路株式会社令和5年度 外貿埠頭ヤード舗装及びその他補修工事東京港埠頭株式会社令和5年度 横断道羽ノ浦トンネル舗装工事国土交通省四国地方整備局東北自動車道 原瀬川橋床版取替工事の内、既設床版撤去工事五洋建設株式会社 2.売上高総額に対する割合が100分の10以上に該当する相手先は次のとおりであります。 前連結会計年度 該当事項はありません。 当連結会計年度 該当事項はありません。 f. 手持工事高 (2025年3月31日現在)工事種類別官公庁(千円)民間(千円)合計(千円)舗装7,777,3766,503,79914,281,175土木等1,507,0931,131,7512,638,845計9,284,4707,635,55016,920,020 (注)手持工事のうち主なものは次のとおりであります。手持工事のうち請負金3億円以上の主なもの工事件名発注者完成予定新東名高速道路 谷ヶ山トンネル~新御殿場IC間コンクリート舗装版工事中日本高速道路株式会社2025年10月令和5年度 青海埠頭ヤード改修工事(第1期)東京港埠頭株式会社2025年5月東北自動車道 R6青森管内舗装補修工事東日本高速道路株式会社2026年2月常磐自動車道 水戸舗装補修工事東日本高速道路株式会社2025年6月令和5年度 九州自動車道 北九州高速道路事務所管内舗装補修工事西日本高速道路株式会社2025年11月 g. 販売実績アスファルト合材等の販売実績は次のとおりであります。年度別アスファルト合材その他売上金額(千円)売上高合計(千円)製造数量(t)販売数量(t)販売金額(千円)前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)年間492,930334,3624,223,282446,0824,669,364当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)年間460,645324,6124,114,914564,7194,679,632 (注)製造数量と販売数量との差異は、連結会社の請負工事に使用した数量であります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容 イ.財政状態の分析 当社グループでは、将来の持続的な成長に向け、事業所の更新や環境負荷低減などの付加価値を提供する機械装置の取得を中心とする投資を行っております。これらの投資については、主に自己資金により行われており、当連結会計年度末における固定比率につきましては67.1%となっております。 また、当連結会計年度末の純資産合計につきましては配当金7億1千5百万円の支払いによる減少はありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益8億9千1百万円の計上などにより、前連結会計年度末と比較して2億8千6百万円増加の214億2千6百万円となり、自己資本比率は60.2%となっております。 ロ.経営成績の分析前期からの繰越工事が多くあったことにより、受注高は前年実績を下回ったものの、複数の大型工事が順調に進捗したことなどにより、売上高は前年実績を上回る結果となりました。一方で損益面については、販売費及び一般管理費が減少したものの、低採算工事があったことやコスト上昇の影響などにより、前年実績を大きく下回る結果となりました。工事部門におきましては政府による国土強靭化の推進を背景とする、国土交通省や高速道路会社発注の大型工事の受注確保に努めるとともに、当社の強みである環境景観工事の受注拡大に努めてまいりました。当連結会計年度の業績につきましては、前期からの繰越工事が多く、それらが順調に進捗したことで、売上高は前期比増となったものの、一部で低採算の工事があったことが完成工事総利益を低下させる要因となりました。その結果、受注高は305億9千8百万円(前連結会計年度比99億6千6百万円減、24.6%減)、完成工事高は357億4千3百万円(同20億1千2百万円増、6.0%増)、完成工事総利益は31億9千6百万円(同4億5百万円減、11.2%減)となりました。製品等販売部門におきましては、アスファルトをはじめとする原材料価格の高止まりが継続し、アスファルト合材の全国的な需要減少により、当社の製造数量も減少したことから製品売上総利益が低下する要因となりました。その結果、製品売上高は46億7千9百万円(前連結会計年度比1千万円増、0.2%増)、製品売上総利益は3億4千1百万円(同1億1千2百万円減、24.8%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性に係る情報当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。当社グループの資本の財源および資金の流動性について、事業活動における資金需要の主なものは、運転資金として、建設事業に係る材料費・労務費・外注費・経費・一般管理費等があります。また、設備資金として、事業所の更新や工事用機械、合材工場用機械の拡充更新があります。当社グループでは、運転資金および設備資金につきましては、主に自己資金、金融機関からの借入れにより資金調達することを基本としております。このうち、借入れにつきましては、運転資金は短期借入金で、設備資金は長期借入金で調達することを基本としております。 ③ 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローに影響を与える見積りが含まれております。当社グループではこの見積りを、過去の実績値や合理的と判断される入手可能な情報により継続的に行っております。しかし、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる項目・事象は以下のとおりであります。 a.工事部門における発生したコストに基づくインプット法による収益認識「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計の見積り)」に記載しております。 b.繰延税金資産の回収可能性当社グループは、繰延税金資産について回収可能性を検討し、当該資産の回収が不確実と考えられる部分に対し評価性引当額を計上しております。評価性引当額を計上する際には、将来の課税所得見込額を合理的に見積っております。課税所得見込額はその時の業績により変動するため、課税所得見込額が減少した場合は繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 c.退職給付費用および退職給付債務退職給付費用および退職給付債務は、主に数理計算で算定される退職給付債務の割引率、年金資産の長期期待運用収益率、発生した給付額、昇給率等に基づいて計算しております。実際の結果がこれらの想定と異なる場合、退職給付費用および退職給付債務に影響を与える可能性があります。 d.工事損失引当金当社グループでは、受注工事の損失に備えるため、手持工事のうち損失の発生が見込まれ、かつ、その金額を合理的に見積ることができる工事については、工事損失引当金を計上しております。手持工事の損失見込額については、工事責任者が工事原価総額を見積り、一定の合意に基づいた契約金額(工事収益総額)を基礎として所属長が承認しておりますが、見積る際に想定していなかった工事契約の変更や施工条件の悪化等により損失見込額が増加した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
事業リスク
- 受注環境変動公共投資や民間設備投資の減少は、工事の受注に影響し業績が悪化する可能性があります。
- 資材価格変動アスファルトなどの原材料価格が高騰し、製品価格に転嫁できない場合、利益が圧迫されます。
- 法的規制と処分談合による営業停止処分を受けており、今後の事業活動や信頼回復に影響が出る可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 受注環境について当社グループの主要事業である道路舗装工事および一般土木建築工事の今後の受注環境は、現況よりも官公庁の公共投資や民間設備投資に大きな抑制要因が生じた場合に、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。このため、官公庁や民間の投資動向の早期把握に努め、建設需要に対応した人材配置の最適化により経営の効率化を図ることとしております。 (2) 資材価格の変動当社グループの製品等販売部門に係る主要な原材料、特にストレートアスファルトの仕入価格が上昇し、その価格を製品価格に転嫁できない場合、また、舗装・土木工事等においても急激な需要動向の変化に伴う需給逼迫等による資機材価格の上昇がある場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。このため、原材料価格の市況を常に把握し、早期に原価検討を実施することにより、影響を最小限にとどめるよう努めることとしております。 (3) 顧客に関する信用リスクについて当社グループが有する完成工事未収入金・貸付金・その他債権または求償権について、顧客に債務の不履行がある場合には、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。このため、与信管理規程に基づく受注可否の徹底や未収入金の管理の徹底に努めることとしております。 (4) 法的規制等について当社グループは、建設業法、独占禁止法、労働安全衛生法等による法的規制を受けており、将来これらの法令の改正、新たな法的規制が制定適用された場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。このため、関係法令等の動向について適宜情報収集およびその分析を行い、関連部署を中心に適切に対応することとしております。なお、当社は、福島県石川郡石川町が発注する工事の入札に関し、談合罪で当社従業員が略式命令を受け、その刑が確定したことにより、2025年3月25日付で、国土交通省関東地方整備局から、建設業法第28条第3項の規定に基づく営業停止処分を受けております。停止を命じられた営業の範囲は「全国における土木事業及び舗装工事業に関する営業のうち、公共工事に係るもの」、営業停止期間は「2025年4月9日から2025年8月6日までの120日間」であります。本件に関し、株主の皆様、お取引先をはじめ関係者の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、心からお詫び申し上げます。当社といたしましては、この度の処分を厳粛かつ真摯に受け止め、役職員一同、さらなるコンプライアンスの徹底に取り組み、早期の信頼回復に努めてまいります。 (5) 自然災害について当社グループの事業所や合材工場周辺で地震等の大規模な自然災害が発生し、生産設備等に被害を受けた場合、売上高の低下や設備復旧費用の発生等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。このため、全社的なBCPと防災マニュアルおよび地域ごとの地震・災害マニュアルを策定し、大規模災害を想定した訓練および必要な対策を継続実施することにより、影響を最小限にとどめるよう努めることとしております。 (6) 情報セキュリティについて当社グループがコンピューターウイルス等のサイバー攻撃の被害にあった場合、また、役職員の過失、不正アクセス等により、個人情報等の情報が漏洩または消失等した場合は、社会的信用の毀損、損害賠償や復旧費用等の発生により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。このため、データセンターで基幹システムの管理・保全を図っております。また、情報セキュリティに関する社内規程、マニュアルを定め、役職員に周知をするとともに、定期的に行われるシステム監査、セキュリティ教育の実施などの取り組みを行い、情報セキュリティの確保に努めております。 (7) 関係会社等に関する重要事項について当社のその他の関係会社である佐藤工業株式会社は、当社株式の議決権20.89%を所有する筆頭株主であり、当社は同社の持分法適用会社であります。当社は、同社から舗装工事および土木工事を請負っておりますが、同社との取引は通常の取引関係にあり、価格その他の取引条件については、個別に交渉のうえ、一般取引と同様の基準で決定し、社内規程に沿って取引の承認を行っており、関連当事者間の取引が会社および株主共同の利益を害することのない体制を整備しております。