ソネック(1768)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 146 | 8 | 6 | 16 | 10.3 | 76.5 | — | 51.2 |
| FY2017 | 139 | 8 | 6 | -2 | 9.9 | 80.8 | 13.0 | 53.6 |
| FY2018 | 149 | 9 | 6 | -7 | 9.8 | 85.9 | 15.0 | 57.5 |
| FY2019 | 159 | 8 | 5 | -9 | 8.0 | 73.6 | 20.0 | 59.9 |
| FY2020 | 163 | 12 | 9 | 14 | 11.4 | 118.2 | 20.0 | 67.5 |
| FY2021 | 172 | 11 | 8 | -0 | 9.9 | 109.4 | 30.0 | 71.8 |
| FY2022 | 180 | 9 | 7 | 19 | 8.0 | 94.3 | 30.0 | 74.9 |
| FY2023 | 162 | 2 | 1 | -27 | 1.7 | 19.8 | 30.0 | 75.0 |
| FY2024 | 152 | 7 | 5 | -11 | 5.5 | 68.6 | 30.0 | 70.2 |
| FY2025 | 228 | 19 | 14 | 30 | 13.1 | 187.1 | 30.0 | 66.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ソネックは建設業であり、特定のブランド力や特許による無形資産の強みは限定的。地域密着型の企業文化や長年の実績は一定の評価につながる可能性があるが、定量的な評価は難しい。
建設業においては、施主との信頼関係や過去の実績が次の受注につながるケースがある。しかし、設計・施工の自由度やコスト面での制約から、顧客のスイッチングコストは中程度と考えられる。
建設業におけるネットワーク効果は限定的。協力会社や地域社会との関係性は重要だが、直接的なプラットフォーム型ネットワーク効果は期待できない。
建設業は一般的に規模の経済が働きにくい。個別の案件ごとにコスト構造が異なり、他社が容易に模倣できる技術やノウハウが多い。コスト優位性は低い。
売上高はFY2022からFY2024にかけて減少傾向であったが、FY2025には大きく回復。一定規模の事業基盤を有しており、大規模プロジェクトの受注能力や調達力において、小規模事業者に対する優位性が見られる。
競合との比較優位
戸田建設は大手ゼネコンであり、ソネックと比較して、ブランド力、技術力、財務基盤、事業規模の全てにおいて圧倒的に優位。大規模プロジェクトの受注能力やリスク分散能力も高い。
東建コーポレーションは賃貸住宅建設に特化しており、ソネックとは事業領域が異なる。しかし、ブランド力、全国的なネットワーク、フランチャイズ展開による規模の経済においては、ソネックを上回る可能性がある。
強気シナリオ
インフラ投資の拡大や都市再開発プロジェクトの増加により、建設需要が持続的に高まる。
FY2025の売上・利益の回復トレンドが継続し、安定的な成長軌道に乗る。
M&Aや事業提携により、事業領域の拡大や収益性の向上が実現する。
弱気シナリオ(モート侵食)
建設資材価格の高騰や人件費の上昇が利益率を圧迫する。
新規受注の獲得が鈍化し、売上高・利益が再び減少に転じる。
競合他社との価格競争が激化し、収益性が低下する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
建設需要の低迷、資材価格の高騰、人件費の上昇、競合激化による価格競争の激化、新規受注の獲得失敗、大規模な不祥事による信用失墜、財務基盤の悪化。
5年後のモート予測
インフラ投資や再開発需要の取り込み、高付加価値案件の受注拡大により、売上・利益ともに年平均5%以上の成長を達成。ROEも10%超を維持する。
現在の事業基盤を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。売上は微増、利益はコスト管理により安定的に推移。ROEは8%前後で推移する見込み。
建設市場の低迷、資材・人件費高騰の影響を受け、売上・利益ともに減少。ROEは5%を下回り、PBRも1倍を割れるリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 75億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 66.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 25.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 5.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.73倍 |
合格数:6/7 防衛的投資家候補水準