SAAFホールディングス(1447)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2018 | 113 | 1 | -1 | -6 | -3.4 | -4.8 | — | 22.2 |
| FY2019 | 212 | 2 | 1 | -6 | 3.2 | 4.2 | 0.0 | 18.5 |
| FY2020 | 228 | 2 | -4 | -19 | -11.9 | -17.8 | 0.0 | 18.4 |
| FY2021 | 263 | 1 | -9 | -5 | -38.5 | -43.5 | 0.0 | 11.3 |
| FY2022 | 305 | 7 | 2 | -1 | 5.4 | 6.9 | 0.0 | 15.6 |
| FY2023 | 293 | 7 | 2 | 6 | 5.9 | 7.6 | 0.0 | 16.0 |
| FY2024 | 289 | 3 | -1 | -13 | -4.5 | -5.3 | 0.0 | 15.6 |
| FY2025 | 296 | 11 | 5 | 2 | 17.7 | 18.9 | 0.0 | 14.2 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 4.5 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 4.8 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
SAAFホールディングスは建設業であり、特定のブランド力や特許などの無形資産による競争優位性は限定的である。技術力やノウハウは存在するものの、それが直接的なモートとして機能しているかは不明確。
建設プロジェクトにおいては、一度契約したゼネコンを変更することは、コスト増や遅延のリスクを伴うため、顧客にとってスイッチングコストは一定程度存在する。しかし、プロジェクトごとに最適な業者を選定する傾向もあり、固定的な顧客基盤とは言えない。
建設業において、業界内での人脈や協力関係は重要だが、SAAFホールディングス特有の強力なネットワーク効果を示す証拠は乏しい。新規参入障壁となるほどのネットワークは構築されていない可能性が高い。
建設業では規模の経済によるコスト優位性が働きうるが、SAAFホールディングスの売上規模は競合と比較して突出しているわけではない。資材調達や効率的な施工管理によるコスト削減努力は行われていると考えられるが、決定的な優位性とは言えない。
売上高は300億円前後で安定しており、一定の事業規模を有している。これにより、資材の大量購入や、より大規模なプロジェクトの受注が可能となり、競合他社に対する一定の優位性を生み出している可能性がある。
競合との比較優位
大手ゼネコンは、圧倒的なブランド力、技術力、資金力、多様な事業ポートフォリオを持ち、SAAFホールディングスよりも強固なモートを有している。特に無形資産と規模の経済においては、比較にならない優位性を持つ。
中堅ゼネコンとは、事業規模や受注可能なプロジェクトの規模において類似点がある。しかし、特定の専門分野における技術力や、地域的な強み、あるいはより効率的な経営体制において、SAAFホールディングスが差別化を図れるかが鍵となる。
強気シナリオ
インフラ投資の拡大や再開発需要の増加により、建設需要が堅調に推移する。
M&Aや事業提携を通じて、技術力や事業領域を拡大し、収益性を向上させる。
効率的な経営とコスト管理により、安定した利益成長を維持する。
弱気シナリオ(モート侵食)
建設資材価格の高騰や人件費の上昇が、収益性を圧迫する。
景気後退による建設投資の冷え込みが、受注の減少につながる。
競合他社との価格競争が激化し、利益率が低下する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
建設需要の急激な悪化、主要資材価格の制御不能な高騰、大規模な不祥事による信用失墜、または主要株主による突然の株式売却などが、事業継続を困難にする可能性がある。
5年後のモート予測
インフラ投資の恩恵を受け、M&Aによる事業拡大も奏功すれば、売上は年率5%以上、営業利益率は2%ポイント改善し、ROEは15%超を維持する可能性がある。
建設需要は横ばい、資材価格は緩やかに上昇すると仮定。効率的な経営努力により、売上は年率2-3%の成長、営業利益率は現状維持、ROEは10%前後で推移すると見込まれる。
景気後退や資材高騰の影響が深刻化し、受注が減少。売上は年率-2%以下となり、営業利益率は1%を下回り、ROEは5%を下回るリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 73億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 14.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 1年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 39.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.00倍 |
合格数:1/7 部分的合格