1332

ニッスイ(1332)に経済的な堀はあるか

水産・農林業 食品

株価

現在株価
1,283
2026-09-01
時価総額
4,092 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 6,372 194 123 203 10.8 44.6 21.3
FY2016 6,360 226 142 227 10.1 48.0 26.8
FY2017 6,830 235 173 68 11.0 55.7 6.0 28.4
FY2018 7,121 217 154 79 9.3 49.4 8.0 30.6
FY2019 6,900 228 148 -107 8.6 47.5 8.0 31.2
FY2020 6,565 181 145 279 7.7 46.5 8.5 35.7
FY2021 6,937 271 173 119 8.3 55.5 9.5 37.5
FY2022 7,682 245 212 -192 9.6 68.2 14.0 39.5
FY2023 8,314 297 239 168 9.3 76.7 18.0 41.1
FY2024 8,861 318 272 100 9.5 24.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産2/5

ニッスイは長年培ってきた水産・食品加工技術と、ブランド力を持つ商品群(おさかなソーセージ、冷凍食品など)が強み。ただし、競合他社も同様の技術やブランドを持つため、差別化は限定的。

スイッチングコスト1/5

一般消費者向け商品が多く、ブランドロイヤリティは一定程度あるものの、価格や利便性で代替可能な商品も多い。業務用では顧客との関係性は存在するが、切り替えコストは高くない。

ネットワーク効果0/5

特定のネットワーク効果が働く事業モデルではない。サプライヤーや流通網との関係性は重要だが、ネットワーク外部性はない。

コスト優位1/5

規模の経済によるコスト優位性は一部存在するが、原材料価格の変動や国際的な競争環境により、絶対的なコスト優位性を確立するのは難しい。

規模の経済3/5

水産・食品大手として、調達、生産、販売において規模の経済が働く。国内外に広がる事業基盤と、多様な製品ポートフォリオが強み。

競合との比較優位

マルハニチロ

ニッスイと同様に水産・食品大手であり、競合関係にある。ブランド力や製品ラインナップも類似しているが、ニッスイの方が冷凍食品や健康関連商品に強みを持つ傾向がある。規模の経済においては同等かやや劣る可能性がある。

極洋

水産物中心の事業展開でニッスイと競合する。ニッスイと比較すると、加工食品や健康分野での展開は限定的であり、規模の経済やブランド力では劣る可能性がある。ただし、特定の水産物分野では強みを持つ。

強気シナリオ

健康志向の高まりを受け、高付加価値な水産物・加工品の需要が拡大する。

海外事業の成長が加速し、収益の多角化が進む。

DX推進やサプライチェーン効率化により、コスト競争力と収益性が向上する。

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格(魚介類、飼料など)の高騰が続き、収益を圧迫する。

気候変動や漁獲規制により、安定的な水産資源の確保が困難になる。

為替変動や地政学リスクが海外事業の収益性を低下させる。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

競合他社がより効率的なサプライチェーンを構築したり、革新的な製品開発に成功したりすることで、ニッスイの規模の経済が相対的に陳腐化する。また、健康や安全に関する不祥事が発生した場合、ブランドイメージが大きく損なわれ、顧客離れを引き起こす可能性がある。

5年後のモート予測

強気

健康志向と海外需要の取り込みにより、売上・利益ともに堅調に成長。特に高付加価値製品や海外事業が牽引し、ROEも10%超えを維持する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、コスト効率化や一部新製品投入により、緩やかな売上・利益成長が見込まれる。ROEは9-10%程度で推移する見込み。

弱気

原材料価格高騰や資源確保難、為替悪化により、売上は横ばいか微減、利益率は低下。ROEは8%を下回る可能性があり、株価への下押し圧力となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 4,092億
2. 健全な財務 自己資本比率 41.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 18.2%
6. 適度なPER PER 17.2倍
7. 適度なPBR PBR 1.64倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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