9997

ベルーナ(9997)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
1,081
2026-09-01
時価総額
897 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 1,317 84 35 -3 4.4 36.5 49.8
FY2016 1,461 109 58 -17 6.6 59.7 47.4
FY2017 1,617 130 97 -39 10.4 99.4 12.5 47.1
FY2018 1,776 120 103 -42 10.3 106.4 12.5 46.7
FY2019 1,799 103 59 -45 5.7 60.6 15.0 45.7
FY2020 2,065 157 110 156 9.8 114.2 16.0 46.9
FY2021 2,201 138 102 -99 8.6 105.6 16.5 46.5
FY2022 2,124 112 74 -217 5.9 76.7 19.0 43.9
FY2023 2,083 98 58 -16 4.3 60.4 20.0 45.0
FY2024 2,109 119 88 -81 6.2 91.3 20.5 45.2

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

ベルーナは長年の通販事業で一定のブランド認知を築いているが、特許や独占的IPによる明確な優位性は見られない。PB商品開発力は強みだが、模倣されやすい側面もある。

スイッチングコスト2/5

既存顧客基盤は存在するが、カタログ通販やECサイト間の乗り換えハードルは比較的低い。リピート購入を促すCRM施策はあるものの、顧客のスイッチングコストを劇的に高める要因は限定的。

ネットワーク効果0/5

ベルーナのビジネスモデルは、ユーザー数の増加が直接的にサービスの価値を高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。

コスト優位2/5

PB商品中心の品揃えや、カタログ通販とECの連携による効率化を図っているが、業界全体で価格競争が激しく、構造的なコスト優位性は確立されていない。仕入れ交渉力は一定程度あると推測される。

規模の経済3/5

アパレル、雑貨、食品、化粧品など多岐にわたる事業展開と、国内通販市場における一定の規模を持つ。特にシニア向けアパレル市場では一定のシェアを確保しており、規模の経済による効率化の恩恵を受けている可能性がある。

競合との比較優位

強気シナリオ

シニア市場の拡大と、同社が強みを持つ商品群との親和性

ECチャネルの強化とデータ活用による顧客単価向上

PB商品開発力の継続的な向上とブランド力強化

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社(特にEC専業大手)との価格・品揃え競争の激化

シニア層のデジタル化の遅れや、新たな顧客層獲得の難航

原材料価格や物流費の高騰による収益性の悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ベルーナの投資が失敗するには、シニア市場の成長性が鈍化し、同社がターゲットとする顧客層の購買力が低下することが必要である。また、ECプラットフォームの進化により、新規参入企業や既存競合が容易にベルーナの顧客基盤にアクセスできるようになり、価格競争が激化して利益率が圧迫されるシナリオも考えられる。さらに、PB商品の開発・調達において、サプライヤーとの関係が悪化したり、品質問題が頻発したりすることで、ブランドイメージが損なわれ、顧客離れが進む可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性が失われるだろう。

5年後のモート予測

強気

シニア市場の拡大とEC強化が奏功し、売上・利益ともに堅調に成長。PB商品がさらに浸透し、収益性が向上する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、ECチャネルの成長で緩やかな売上増。利益率は現状維持または微増。

弱気

競争激化とコスト増により、売上・利益ともに伸び悩む。特にPB商品の競争力が低下し、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 897億
2. 健全な財務 自己資本比率 45.2%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -4.7%
6. 適度なPER PER 10.2倍
7. 適度なPBR PBR 0.63倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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