ベルーナ(9997)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 1,317 | 84 | 35 | -3 | 4.4 | 36.5 | — | 49.8 |
| FY2016 | 1,461 | 109 | 58 | -17 | 6.6 | 59.7 | — | 47.4 |
| FY2017 | 1,617 | 130 | 97 | -39 | 10.4 | 99.4 | 12.5 | 47.1 |
| FY2018 | 1,776 | 120 | 103 | -42 | 10.3 | 106.4 | 12.5 | 46.7 |
| FY2019 | 1,799 | 103 | 59 | -45 | 5.7 | 60.6 | 15.0 | 45.7 |
| FY2020 | 2,065 | 157 | 110 | 156 | 9.8 | 114.2 | 16.0 | 46.9 |
| FY2021 | 2,201 | 138 | 102 | -99 | 8.6 | 105.6 | 16.5 | 46.5 |
| FY2022 | 2,124 | 112 | 74 | -217 | 5.9 | 76.7 | 19.0 | 43.9 |
| FY2023 | 2,083 | 98 | 58 | -16 | 4.3 | 60.4 | 20.0 | 45.0 |
| FY2024 | 2,109 | 119 | 88 | -81 | 6.2 | 91.3 | 20.5 | 45.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ベルーナは長年の通販事業で一定のブランド認知を築いているが、特許や独占的IPによる明確な優位性は見られない。PB商品開発力は強みだが、模倣されやすい側面もある。
既存顧客基盤は存在するが、カタログ通販やECサイト間の乗り換えハードルは比較的低い。リピート購入を促すCRM施策はあるものの、顧客のスイッチングコストを劇的に高める要因は限定的。
ベルーナのビジネスモデルは、ユーザー数の増加が直接的にサービスの価値を高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。
PB商品中心の品揃えや、カタログ通販とECの連携による効率化を図っているが、業界全体で価格競争が激しく、構造的なコスト優位性は確立されていない。仕入れ交渉力は一定程度あると推測される。
アパレル、雑貨、食品、化粧品など多岐にわたる事業展開と、国内通販市場における一定の規模を持つ。特にシニア向けアパレル市場では一定のシェアを確保しており、規模の経済による効率化の恩恵を受けている可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
シニア市場の拡大と、同社が強みを持つ商品群との親和性
ECチャネルの強化とデータ活用による顧客単価向上
PB商品開発力の継続的な向上とブランド力強化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社(特にEC専業大手)との価格・品揃え競争の激化
シニア層のデジタル化の遅れや、新たな顧客層獲得の難航
原材料価格や物流費の高騰による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ベルーナの投資が失敗するには、シニア市場の成長性が鈍化し、同社がターゲットとする顧客層の購買力が低下することが必要である。また、ECプラットフォームの進化により、新規参入企業や既存競合が容易にベルーナの顧客基盤にアクセスできるようになり、価格競争が激化して利益率が圧迫されるシナリオも考えられる。さらに、PB商品の開発・調達において、サプライヤーとの関係が悪化したり、品質問題が頻発したりすることで、ブランドイメージが損なわれ、顧客離れが進む可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性が失われるだろう。
5年後のモート予測
シニア市場の拡大とEC強化が奏功し、売上・利益ともに堅調に成長。PB商品がさらに浸透し、収益性が向上する。
既存事業の安定性を維持しつつ、ECチャネルの成長で緩やかな売上増。利益率は現状維持または微増。
競争激化とコスト増により、売上・利益ともに伸び悩む。特にPB商品の競争力が低下し、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 897億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 45.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -4.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.63倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書