ヨンキュウ(9955)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 395 | 15 | 9 | -10 | 4.0 | 78.0 | — | 80.3 |
| FY2016 | 403 | 15 | 11 | 19 | 4.6 | 95.3 | — | 75.4 |
| FY2017 | 386 | 18 | 12 | -13 | 5.0 | 108.3 | 12.0 | 75.5 |
| FY2018 | 397 | 14 | 10 | -4 | 3.8 | 84.6 | 12.0 | 73.1 |
| FY2019 | 405 | 14 | 7 | 9 | 2.6 | 59.9 | 12.0 | 77.9 |
| FY2020 | 364 | 19 | 12 | 33 | 4.1 | 99.4 | 12.0 | 76.3 |
| FY2021 | 352 | 26 | 20 | 2 | 6.3 | 163.7 | 20.0 | 73.8 |
| FY2022 | 402 | 28 | 23 | 1 | 6.6 | 188.8 | 20.0 | 73.8 |
| FY2023 | 451 | 19 | 16 | 9 | 4.4 | 133.7 | 20.0 | 72.3 |
| FY2024 | 449 | 15 | 14 | 9 | 3.6 | 115.6 | 20.0 | 74.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ヨンキュウ(9955)は卸売業であり、特許やブランド力に依存するビジネスモデルではない。特定の規制ライセンスや独占的IPも確認できないため、無形資産による競争優位性は低いと判断される。
卸売業という性質上、顧客が他の卸売業者に乗り換える際の直接的な金銭的損失は小さいと考えられる。しかし、長年の取引で築かれた信頼関係や、特定のサプライヤーとの強固な関係性が、一定のスイッチング・コストを生み出している可能性はある。
卸売業は基本的にBtoBビジネスであり、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果は期待できない。顧客が増えることでサービスの価値が向上するような構造ではない。
卸売業においては、仕入れ交渉力や物流効率がコスト競争力に影響する。ヨンキュウが長年の事業活動で培ったサプライヤーとの関係性や、効率的な物流網を持っている可能性はあるが、それが業界平均を大きく上回るレベルかは不明。
卸売業は規模の経済が働きやすい業界である。ヨンキュウが特定のニッチ市場で一定のシェアを確保し、効率的なオペレーションを行っている場合、その規模が競争優位性につながる可能性がある。ただし、業界全体での寡占度は低いと推測される。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の専門分野における仕入れ・販売網の強化
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー創出
DX推進による物流・業務効率の改善
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化
主要取引先との関係悪化や取引縮小
新たな代替品の登場による需要の減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヨンキュウの投資が失敗するシナリオは、同社が依存する特定の産業や製品の需要が構造的に低迷し、代替技術や代替製品が急速に普及することである。また、長年培ってきたサプライヤーとの関係性が、より有利な条件を提示する競合他社に奪われる、あるいは主要顧客が内製化を進めることで取引量が激減することも考えられる。さらに、物流コストの高騰や、デジタル化への対応遅れが、同社のコスト競争力やサービス提供能力を著しく低下させ、規模の経済による優位性を失わせる可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益基盤を蝕むことが、投資の失敗につながるだろう。
5年後のモート予測
特定分野でのシェア拡大と効率化により、安定的な収益成長が見込まれる。M&AやDXによるさらなる成長も期待できる。
既存事業の維持・拡大に努め、緩やかな成長を続ける。業界平均並みの成長率を確保する見込み。
市場環境の悪化や競争激化により、収益が低迷するリスクがある。特に価格競争や需要減少の影響を受けやすい。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 311億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 73.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 11年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 17.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.76倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-18 臨時報告書