9380

東海運(9380)に経済的な堀はあるか

倉庫・運輸関連業 運輸・物流

株価

現在株価
437
2026-09-01
時価総額
112 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 388 8 8 7 5.6 28.7 40.9
FY2016 380 7 5 14 3.4 18.2 41.5
FY2017 409 8 5 14 3.6 19.8 5.0 41.6
FY2018 420 7 3 6 2.2 11.7 6.0 42.0
FY2019 420 4 3 11 1.8 9.8 5.0 41.5
FY2020 390 7 4 49 2.5 14.2 5.0 42.8
FY2021 396 7 6 16 3.9 22.9 6.0 43.0
FY2022 415 7 2 13 1.2 7.1 7.0 43.2
FY2023 397 3 3 -1 1.9 11.4 7.0 43.5
FY2024 394 7 6 -14 3.3 20.6 7.0 42.4

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

東海運は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという明確な証拠はない。事業は主に港湾運送、倉庫、陸上運送といった一般的なサービスであり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。

スイッチングコスト2/5

港湾運送や倉庫サービスは、顧客が一度取引を開始すると、オペレーションの変更に伴うコストや手間から、容易に他社へ乗り換えにくい側面がある。特に大規模な物流網を持つ顧客にとっては、既存サプライヤーとの関係維持が有利に働く可能性がある。

ネットワーク効果0/5

東海運の事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような外部性はない。

コスト優位1/5

港湾運送や倉庫業は、設備投資や人件費がコストの大部分を占める。東海運が他社と比較して構造的に大幅なコスト優位性を持つという情報は現時点では見当たらない。規模の経済による効率化の可能性はあるが、顕著な優位性とは言えない。

規模の経済3/5

東海運は、主要港湾における広範な事業基盤と長年の実績を持つ。特に東京港や横浜港など、主要港での事業展開は一定の規模と効率性をもたらしている。これにより、大規模な荷主に対して安定したサービスを提供できる能力は、業界内での競争において有利に働く可能性がある。

競合との比較優位

強気シナリオ

国内主要港湾における長年の実績と広範なインフラを活用した事業拡大

物流効率化ニーズの高まりによる倉庫・運送サービス需要の増加

M&Aや提携による事業領域の拡大とシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

港湾荷役や倉庫業における競争激化と価格圧力

国際情勢や経済変動による貿易量・物流需要の低迷

新規参入やテクノロジー導入による既存ビジネスモデルの陳腐化リスク

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

東海運の投資が失敗するシナリオは、まず、主要港湾における同社のインフラと長年の経験が、急速に進化する物流テクノロジー(自動化、AIによる最適化など)や、より柔軟で低コストな新規参入者の台頭によって、相対的な優位性を失うことである。また、グローバルサプライチェーンの再編や地政学的リスクの高まりにより、日本の主要港湾の重要性が低下し、東海運が依存する国内物流市場そのものが縮小する可能性も考えられる。さらに、既存顧客が、より高度なサービスやコスト効率を求めて、大手総合物流企業や海外のプレイヤーへと乗り換える動きが加速し、東海運の規模の経済による優位性が崩れることも、失敗の要因となりうる。

5年後のモート予測

強気

国内物流需要の堅調な伸びと、主要港湾でのインフラ優位性を活かし、倉庫・港湾運送事業が安定的に成長。M&A等による事業拡大も進み、収益基盤が強化される。

中立

既存事業は安定的に推移するものの、競争激化や経済変動の影響を受け、緩やかな成長にとどまる。新規事業への投資は限定的。

弱気

物流業界の構造変化や国際情勢の悪化により、主要事業の収益性が悪化。コスト削減努力も追いつかず、業績は低迷する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 112億
2. 健全な財務 自己資本比率 42.4%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -3.4%
6. 適度なPER PER 19.5倍
7. 適度なPBR PBR 0.64倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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