コーチ・エィ(9339)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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5年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 36 | 5 | 4 | 4 | 14.6 | 238.6 | 20.0 | 65.3 |
| FY2023 | 36 | 3 | 1 | 0 | 2.6 | 32.9 | 20.0 | 68.3 |
| FY2024 | 36 | 2 | 1 | -1 | 3.6 | 47.6 | 20.0 | 70.5 |
| FY2025 | 35 | 2 | 1 | 1 | 3.1 | 41.9 | 20.0 | 71.1 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 20.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
コーチ・エィは、コーチング業界における長年の実績と専門知識を基盤としている。特に、エグゼクティブコーチングや組織開発コンサルティングにおけるブランド認知度は一定程度存在するが、特許や規制ライセンスのような明確な無形資産は限定的である。
クライアント企業は、コーチングプログラム導入による組織変革や人材育成の効果を実感している場合、他のサービスへの乗り換えを躊躇する可能性がある。しかし、コーチングは比較的汎用性が高く、競合他社も類似サービスを提供しているため、スイッチング・コストは限定的。
コーチ・エィのビジネスモデルは、個々のクライアントとの関係性に依存しており、ユーザー数の増加がサービス価値を直接的に高めるネットワーク効果は発生しない。
コーチングサービスは、高度な専門知識と人的リソースに依存するため、構造的なコスト優位性を築くことは難しい。価格競争力よりも、提供価値の質が重視される傾向にある。
コーチ・エィは日本国内のコーチング市場において一定のプレゼンスを持つが、業界全体が成熟しておらず、規模の経済による圧倒的な優位性を確立するには至っていない。グローバルな競合と比較すると規模は小さい。
競合との比較優位
強気シナリオ
組織開発や人的資本経営への関心の高まりによる需要拡大
エグゼクティブ層への浸透による高単価案件の増加
グローバル展開や新規サービス開発による成長機会
弱気シナリオ(モート侵食)
景気後退による企業研修・コンサルティング予算の削減
競合他社の台頭による価格競争の激化
コーチング効果に対する懐疑論の再燃や代替サービスの普及
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
コーチ・エィへの投資が失敗するシナリオは、まず、企業が人材育成や組織開発への投資を削減するような、深刻な景気後退に陥ることである。次に、コーチングの有効性に対する信頼が揺らぎ、代替となる安価な研修プログラムやデジタルソリューションが主流となること。さらに、競合他社がより低価格で同等以上のサービスを提供し、コーチ・エィの価格設定やブランド価値が通用しなくなる状況も考えられる。また、主要なコーチやコンサルタントが独立して競合を立ち上げたり、クライアント企業が内製化を進めたりすることも、同社の優位性を損なう要因となりうる。
5年後のモート予測
人的資本経営の重要性が増し、エグゼクティブコーチング需要が拡大。新規サービス開発やグローバル展開が奏功し、売上・利益ともに堅調に成長する。
緩やかな経済成長の中、既存顧客基盤を維持しつつ、新規顧客獲得を進める。市場の成長率並みの売上増となり、利益も安定的に推移する。
景気後退や競合激化により、新規受注が減少し、既存顧客からの単価も低下。利益率は悪化し、成長が鈍化する可能性が高い。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 30億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 71.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -44.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 30.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.94倍 |
合格数:1/7 部分的合格