スカイマーク(9204)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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5年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 55 | 35 | 57 | 36 | 23.9 | 111.9 | — | 22.2 |
| FY2023 | 60 | 47 | 30 | 60 | 10.8 | 49.9 | 5.0 | 25.1 |
| FY2024 | — | 18 | 21 | 22 | 7.9 | 36.1 | 29.0 | 26.1 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 3.0 | — |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 7.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
スカイマークは、特定の路線におけるブランド認知度や、過去の運航実績に基づく信頼性はあるものの、強力な特許や規制ライセンスによる独占的な優位性は限定的。LCCとしてのブランドイメージは存在するが、競合他社との差別化要因としては弱い。
航空券の予約は、価格や利便性で比較検討されることが多く、顧客が特定の航空会社に強く縛られるスイッチング・コストは低い。マイレージプログラムによる囲い込みはあるが、その効果は限定的。
航空業界において、ネットワーク効果は限定的。利用者が増えることで便数が増えるなどの間接的な効果はあるが、プラットフォーム型ビジネスのような直接的な価値向上は見られない。
LCC(格安航空会社)として、コスト削減努力(機材の統一、地上業務のアウトソーシング等)を行っているが、大手航空会社と比較して構造的なコスト優位を確立しているとは言い難い。燃料費や人件費の変動リスクは大きい。
国内線を中心に一定の路線網と便数を確保しており、特に地方路線においては一定のシェアを持つ。しかし、業界全体で見ると大手2社(ANA、JAL)の寡占度が高く、効率規模の観点ではまだ発展途上。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内旅行需要の回復とインバウンド需要の増加による搭乗率の向上。
LCCとしてのコスト競争力をさらに強化し、価格優位性を確立。
地方路線におけるネットワークを拡充し、ニッチ市場でのシェアを拡大。
弱気シナリオ(モート侵食)
燃料価格の高騰や円安によるコスト増加が収益を圧迫。
大手航空会社による価格競争の激化や、新規参入による競争環境の悪化。
感染症の再拡大や経済情勢の悪化による国内旅行需要の低迷。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
スカイマークの投資が失敗するには、LCCとしてのコスト競争力が競合他社(特に大手航空会社や他のLCC)に対して決定的に劣後し、価格優位性を失う必要がある。また、地方路線における独自の価値や利便性が、他の交通手段(新幹線、高速バス)や競合航空会社の路線拡充によって代替可能となり、顧客が容易に乗り換える状況が常態化することも考えられる。さらに、燃料費や人件費といった外部要因への対応力が著しく低下し、収益性が恒常的に悪化するシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、持続的な成長が不可能となれば、投資は失敗に終わるだろう。
5年後のモート予測
国内・インバウンド需要の回復を背景に、LCCとしての価格優位性を活かし搭乗率が向上。コスト効率改善と地方路線強化により、安定的な収益成長を実現する。
需要は緩やかに回復するものの、燃料費高騰や競争激化の影響を受ける。コスト管理を徹底しつつ、既存路線でのシェア維持に注力し、限定的な収益改善を目指す。
燃料費高騰や景気後退による需要低迷、競争激化により、搭乗率が伸び悩み、収益性が悪化。コスト削減努力も追いつかず、財務状況が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 194億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 26.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 3年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.72倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書