京極運輸商事(9073)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 85 | 3 | 2 | -1 | 5.3 | 51.2 | — | 43.9 |
| FY2016 | 84 | 2 | 2 | -1 | 4.8 | 50.2 | — | 44.7 |
| FY2017 | 89 | 1 | 1 | 1 | 3.3 | 38.1 | 7.0 | 44.3 |
| FY2018 | 94 | 2 | 1 | 1 | 3.7 | 41.3 | 5.0 | 43.9 |
| FY2019 | 91 | 1 | 1 | 2 | 3.5 | 38.4 | 6.0 | 45.4 |
| FY2020 | 87 | 2 | 2 | -2 | 4.1 | 50.5 | 6.0 | 47.7 |
| FY2021 | 90 | 2 | 2 | 5 | 4.0 | 50.1 | 8.0 | 49.2 |
| FY2022 | 87 | 0 | 1 | 1 | 1.6 | 20.3 | 12.0 | 52.4 |
| FY2023 | 84 | 0 | 1 | 3 | 1.4 | 19.8 | 10.0 | 53.6 |
| FY2024 | 84 | 0 | 1 | 3 | 2.5 | 35.4 | 10.0 | 51.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
公開情報からは、特許、ブランド力、規制ライセンス等、明確な無形資産の存在を示す証拠は見当たらない。陸運業という性質上、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
長年の取引実績や、特定の顧客ニーズに合わせたカスタマイズされた物流サービスを提供している場合、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、具体的な顧客維持率や解約率に関するデータは不明。
同社の事業モデルは、プラットフォーム型ではなく、物理的な輸送・保管サービスが中心であり、ネットワーク効果が発生する構造ではない。ユーザー数の増加が直接的なサービス価値向上に繋がる要素は少ない。
長年の事業運営で培われた効率的な運行管理や、規模の経済を活かした仕入れ・調達力がコスト競争力の源泉となっている可能性がある。ただし、具体的なコスト構造や競合他社との比較データは不足している。
陸運業において、一定の事業規模を持つことで、固定費の分散や、より広範なネットワークの構築が可能となり、効率性が高まる。同社が業界内でどの程度のシェアを持ち、効率的な規模を享受しているかは不明。
競合との比較優位
強気シナリオ
長年の実績に基づく顧客基盤の安定性
効率的な運行管理によるコスト競争力の維持
サプライチェーンの複雑化に伴う物流ニーズの増加
弱気シナリオ(モート侵食)
燃料価格の高騰によるコスト増
新規参入企業による価格競争の激化
ドライバー不足による人件費の上昇とサービス提供能力の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、京極運輸商事が長年培ってきたであろう運行ノウハウや顧客との関係性が、容易に模倣可能であるか、あるいは新規参入企業がより低コストで同等以上のサービスを提供できる状況が真実でなければならない。具体的には、同社が持つ独自のITシステムや、特定の地域・品目に特化した高度な物流ソリューションが、競合他社によって容易に再現される、あるいは代替される場合、競争優位性は失われる。また、燃料費や人件費の高騰に対して、価格転嫁能力が乏しく、コスト吸収力が低い場合も、収益性が悪化し、投資の前提が崩れるだろう。さらに、業界全体の構造変化(例:自動運転技術の普及によるドライバー不要化、あるいはDX化の遅れによる非効率性の露呈)が、同社のビジネスモデルを陳腐化させる可能性も考慮すべきである。
5年後のモート予測
サプライチェーンの効率化ニーズの高まりを捉え、既存顧客との関係を強化。DX推進による運行効率向上とコスト削減で、緩やかな成長を維持する。
燃料費や人件費の上昇圧力が続く中、価格転嫁と効率化で収益を維持。業界平均並みの成長に留まる。
燃料費高騰と人件費上昇が収益を圧迫。価格競争に巻き込まれ、シェアを落とす。収益性は悪化の一途を辿る。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 36億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 51.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -11.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 34.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.83倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書