8931

和田興産(8931)に経済的な堀はあるか

不動産業 不動産

株価

現在株価
1,330
2026-09-01
時価総額
139 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 314 31 14 16 7.3 137.1 24.6
FY2017 351 33 16 -51 7.5 158.2 27.0 24.0
FY2018 393 34 18 12 8.2 166.1 30.0 26.1
FY2019 401 33 18 -77 7.4 160.5 32.0 26.8
FY2020 398 27 13 37 5.1 114.2 34.0 26.9
FY2021 418 39 23 84 8.8 210.6 35.0 27.1
FY2022 427 44 24 11 8.3 214.6 40.0 33.2
FY2023 388 45 26 -16 8.6 237.7 50.0 30.3
FY2024 401 53 31 -40 9.5 284.5 60.0 29.8
FY2025 421 50 26 -118 7.6 239.4 70.0 30.7

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

和田興産は不動産業であり、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPによる明確な無形資産の優位性は見られない。一般的に不動産開発は、土地の取得能力や開発ノウハウが重要だが、これらは模倣されやすく、持続的な競争優位(モート)とは言いにくい。

スイッチングコスト1/5

不動産賃貸事業においては、テナントとの契約期間や立地条件により、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、新規テナントの獲得競争は激しく、顧客が他社物件へ容易に乗り換えられる余地も大きい。そのため、スイッチング・コストによる優位性は限定的である。

ネットワーク効果0/5

和田興産の事業モデルは、不動産の開発、分譲、賃貸が中心であり、ユーザーが増えることでサービスの価値が増大するネットワーク効果は期待できない。プラットフォーム型ビジネスとは異なり、顧客間の相互作用による価値向上は見られない。

コスト優位2/5

不動産開発・分譲においては、土地の仕入れルートや建築コストの管理能力が重要となる。和田興産が長年の経験で培った仕入れネットワークや、効率的な建築・販売ノウハウがあれば、一定のコスト優位性が生まれる可能性がある。しかし、競合他社も同様の努力をしており、構造的なコスト優位性は確立しにくい。

規模の経済3/5

和田興産は、特に近畿圏を中心に長年にわたり事業を展開しており、一定の事業規模と地域での認知度を有している。これにより、土地の仕入れや開発プロジェクトにおいて、規模の経済による効率化や、金融機関との良好な関係構築といった優位性が働く可能性がある。業界全体で見ると、大手デベロッパーと比較して寡占度は高くないが、地域特化型としては一定の地位を築いている。

競合との比較優位

強気シナリオ

近畿圏における不動産需要の安定的な回復と、同社が強みを持つ地域での継続的な土地取得・開発能力の発揮。

効率的な開発・販売体制の維持による、堅調な収益性とキャッシュフローの創出。

株主還元姿勢の維持・向上による、株主価値の向上。

弱気シナリオ(モート侵食)

近畿圏における景気後退や人口減少による不動産市況の悪化。

競合他社との土地取得競争の激化や、建築コストの上昇による収益性の低下。

金利上昇による不動産投資への逆風や、資金調達コストの増加。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

和田興産の投資が失敗するシナリオは、同社が長年培ってきた近畿圏での事業基盤が、予期せぬマクロ経済の急激な悪化や、地域特性に合わない大規模な開発プロジェクトの失敗によって、根本から揺らぐことである。例えば、地域経済の構造的な衰退が進行し、不動産需要が恒久的に低迷した場合、同社の土地取得能力や販売力も陳腐化する。また、競合他社がより革新的な開発手法や、低コストでの建築技術を導入し、和田興産が既存のビジネスモデルに固執することで、価格競争力や商品力で劣後する事態も考えられる。さらに、ESG投資の潮流が強まる中で、環境負荷の高い開発手法や、地域社会との調和を欠いた開発が批判され、事業継続そのものが困難になるリスクも無視できない。これらの要因が複合的に作用し、同社の持続的な競争優位性が失われることが、投資の失敗につながる。

5年後のモート予測

強気

近畿圏の堅調な不動産市況と、同社の地域密着型ビジネスモデルの強みが活かされ、安定的な収益成長と株主還元が継続する。

中立

緩やかな経済成長と人口動態の変化の中で、同社は既存事業の効率性を維持しつつ、地域ニーズに合わせた開発を継続し、安定的な業績を維持する。

弱気

景気後退や金利上昇の影響を受け、不動産市況が悪化。土地取得や開発コストが増加し、収益性が低下。株主還元も抑制される可能性。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 139億
2. 健全な財務 自己資本比率 30.7%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 3.7%
6. 適度なPER PER 5.3倍
7. 適度なPBR PBR 0.40倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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