青山財産ネットワークス(8929)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 144 | 8 | 6 | 1 | 17.6 | 49.8 | 23.0 | 35.8 |
| FY2017 | 146 | 11 | 8 | -21 | 21.2 | 66.7 | 30.0 | 28.7 |
| FY2018 | 172 | 15 | 12 | 6 | 25.7 | 101.9 | 39.0 | 35.9 |
| FY2019 | 191 | 16 | 17 | 30 | 26.2 | 140.0 | 50.0 | 40.6 |
| FY2020 | 191 | 13 | 8 | 12 | 12.2 | 66.0 | 53.0 | 39.8 |
| FY2021 | 242 | 19 | 15 | 18 | 20.8 | 61.2 | 39.0 | 40.8 |
| FY2022 | 360 | 26 | 17 | 10 | 20.4 | 69.8 | 35.0 | 38.0 |
| FY2023 | 361 | 33 | 21 | 27 | 21.5 | 84.8 | 41.0 | 40.4 |
| FY2024 | 456 | 35 | 24 | 40 | 24.7 | 100.0 | 46.0 | 43.6 |
| FY2025 | 418 | 39 | 28 | 18 | 23.5 | 114.8 | 53.0 | 44.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
青山財産ネットワークスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。不動産仲介・管理業において、これらの無形資産が競争優位の源泉となっている兆候は確認できない。
不動産売買や賃貸管理においては、一度取引した不動産業者との関係性が継続する可能性はある。しかし、顧客が他の業者へ乗り換える際の直接的な金銭的損失や、システム的なロックイン効果は限定的であり、スイッチング・コストは低いと考えられる。
同社の事業モデルにおいて、ユーザー数が増加することでサービスの価値が指数関数的に高まるネットワーク効果は発生していない。顧客基盤の拡大が直接的な競争優位に繋がる構造は見られない。
不動産仲介・管理業は一般的に参入障壁が低く、価格競争に陥りやすい。同社が構造的に競合他社よりも低コストでサービスを提供できるような、明確なコスト優位性を示す証拠は現時点では見当たらない。
不動産仲介・管理業は地域密着型ビジネスの側面が強い。同社が特定の地域やセグメントで一定の事業規模を有している可能性はあるが、業界全体に対して最適な少数寡占を形成し、規模の経済を享受しているとは断定できない。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の富裕層向け不動産コンサルティングにおけるブランド力の向上
独自の不動産管理システム開発による効率化と顧客満足度向上
M&Aによる事業規模拡大と地域シェアの獲得
弱気シナリオ(モート侵食)
不動産市場の低迷による取引件数の減少
新規参入業者による価格競争の激化
主要顧客の離反や、より魅力的なサービスを提供する競合の出現
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、同社が不動産仲介・管理業という競争の激しい市場において、独自の競争優位性を築けないことが真実でなければならない。具体的には、強力なブランドや特許といった無形資産の構築に失敗し、顧客が容易に競合他社へ乗り換えられる状況が続くこと。また、IT投資や業務効率化によるコスト優位性の確立もできず、規模の経済も限定的であるため、価格競争に巻き込まれ、収益性が悪化するシナリオが考えられる。さらに、不動産市場全体の構造的な変化や、規制緩和による新規参入の増加が、同社の既存ビジネスモデルを根底から揺るがす可能性も否定できない。
5年後のモート予測
不動産市場の回復と、富裕層向けサービス強化による高付加価値取引の増加により、収益性が向上する。
緩やかな市場回復の中、既存事業を維持しつつ、限定的ながらも新規顧客獲得とサービス改善を進める。
不動産市場の低迷と競争激化により、取引件数・単価ともに低下し、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 331億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 44.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 18.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.84倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-15 臨時報告書