8341

七十七銀行(8341)に経済的な堀はあるか

銀行業 銀行

株価

現在株価
4,012
2026-09-01
時価総額
2,330 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 1,161 159 -59 3.5 42.4 5.0
FY2016 1,067 161 2,284 3.4 43.1 5.4
FY2017 1,132 183 35 3.7 246.9 9.0 5.6
FY2018 1,095 177 64 3.6 237.9 9.0 5.6
FY2019 1,169 183 370 4.1 247.0 47.5 5.1
FY2020 1,200 165 6,333 3.2 222.9 50.0 5.2
FY2021 1,182 222 5,925 4.3 300.8 50.0 4.8
FY2022 1,221 251 -6,387 5.0 338.7 67.5 4.9
FY2023 1,506 298 -235 5.0 402.4 90.0 5.7
FY2024 1,716 393 -2,681 6.8 529.5 122.5 5.5

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

地域における長年の信頼とブランド力。特に宮城県内での高い知名度と、地域経済への貢献を通じて築かれた強固な顧客基盤は、新規参入障壁となる。地域社会との結びつきが、無形資産として機能している。

スイッチングコスト3/5

個人顧客においては、給与振込口座や住宅ローンなどの取引が複数ある場合、乗り換えに伴う手間や手数料が心理的な障壁となる。法人顧客においても、メインバンクとしての取引関係や融資関係からのスイッチングは容易ではない。

ネットワーク効果0/5

銀行業は基本的にネットワーク効果を持たない。個々の顧客との取引が基本であり、顧客が増えることでサービスの価値が直接的に向上するわけではない。

コスト優位1/5

規模の経済によるコスト優位性は限定的。地方銀行は全国銀行に比べて規模が小さく、IT投資や人材育成におけるコスト効率で劣後する可能性がある。ただし、地域密着型ビジネスモデルによる一定の効率性は存在する。

規模の経済2/5

宮城県内においては、七十七銀行は主要な金融機関の一つであり、一定の市場シェアを確保している。しかし、全国的な銀行業界の規模と比較すると、効率規模の優位性は限定的であり、寡占状態とは言えない。

競合との比較優位

強気シナリオ

地域経済の持続的な成長と連動した収益拡大

デジタル化推進による業務効率化と新たな収益源の創出

堅実なリスク管理による安定した収益基盤の維持

弱気シナリオ(モート侵食)

地域経済の低迷による貸倒引当金の増加

低金利環境の長期化による利ざやの縮小

FinTech企業の台頭による既存ビジネスモデルへの圧力

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

七十七銀行の投資が失敗するには、地域経済が長期にわたり構造的な衰退を続け、人口流出が加速し、企業の投資意欲が失われる必要がある。また、デジタル化への対応が遅れ、FinTech企業やメガバンクのオンラインサービスに顧客が流出し、従来の地域密着型ビジネスモデルが陳腐化するシナリオも考えられる。さらに、金利上昇局面においても、リスク管理の甘さから不良債権が増加し、収益を圧迫するような事態も想定される。これらの要因が複合的に作用し、同行の競争優位性が根本から覆されることが、投資の失敗につながる。

5年後のモート予測

強気

地域経済の回復とデジタル戦略の成功により、預貸金利鞘の改善と手数料収入の増加が見込まれる。コスト削減効果も相まって、緩やかな増益基調を維持する。

中立

地域経済の緩やかな成長と低金利環境の継続により、現状維持に近い収益水準となる。デジタル化による効率化は進むものの、収益への貢献は限定的。

弱気

地域経済の停滞と低金利の長期化により、貸倒引当金の増加や利鞘の縮小が避けられず、収益は悪化する。FinTechの脅威も顕在化し、競争環境は厳しさを増す。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,330億
2. 健全な財務 自己資本比率 5.5%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 20.7%
6. 適度なPER PER 5.9倍
7. 適度なPBR PBR 0.41倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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