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七十七銀行(8341)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

銀行業 銀行

事業の概要

七十七銀行は、銀行業務を主軸に、預金、貸出、有価証券投資、為替業務など幅広い金融サービスを提供しています。子会社を通じて、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務、金融商品取引業務、調査研究・コンサルティング業務、ファンド運営・投資業務、人材紹介、保険募集など多角的な金融サービスを展開しています。地域金融機関として、宮城県を主な営業基盤とし、地域経済の発展に貢献しながら収益を上げています。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成

七十七銀行の事業セグメントは、主に「銀行業務」「リース業務」「その他」の3つに分けられます。銀行業務は、七十七銀行本体が行う預金、貸出、有価証券投資、為替などの伝統的な銀行サービスが中心です。リース業務は、連結子会社の七十七リース株式会社が担当しています。その他セグメントには、七十七信用保証株式会社による信用保証、株式会社七十七カードによるクレジットカード、七十七証券株式会社による金融商品取引、七十七リサーチ&コンサルティング株式会社による調査研究・コンサルティング、七十七パートナーズ株式会社などによるファンド運営・投資、人材紹介、保険募集などが含まれます。地域構成としては、宮城県を中心とした国内が主な営業地域です。

有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|875 文字
3 【事業の内容】当行及び当行の関係会社は、当行、子会社17社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務のほか、クレジットカード業務などの金融サービスを提供しております。当行及び当行の関係会社の事業に係る位置づけは次のとおりであります。〔銀行業務〕当行においては、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務のほか、社債受託業務、代理業務、債務の保証(支払承諾)、国債等公共債・投資信託・保険商品の窓口販売、信託業務などの業務を行っております。〔リース業務〕連結子会社の七十七リース株式会社においては、リース業務を行っております。〔その他〕連結子会社の七十七信用保証株式会社、株式会社七十七カード、七十七証券株式会社、七十七リサーチ&コンサルティング株式会社、七十七パートナーズ株式会社、七十七ヒューマンデザイン株式会社、七十七デジタルソリューションズ株式会社、七十七ほけんサービス株式会社、七十七ビジネスウィズ株式会社においては、信用保証業務、クレジットカード業務、金融商品取引業務、調査研究業務、コンサルティング業務、ファンド運営業務、人材紹介業務、保険募集業務等を行っております。そのほか、非連結子会社の77 NEXT CONSULTING PTE. LTD.では、コンサルティング業務を行っているとともに、七十七キャピタル株式会社、77ニュービジネス投資事業有限責任組合、77ストラテジック・インベストメント投資事業有限責任組合、七十七キャピタル第2号投資事業有限責任組合、77ストラテジック・インベストメント第2号投資事業有限責任組合、七十七パートナーズ第1号投資事業有限責任組合においては、ファンド運営業務、投資業務を行っております。 以上述べた事項を事業系統図で示すと次のとおりであります。 (注) 2024年9月9日付で七十七ビジネスウィズ株式会社(連結子会社)を、2025年1月2日付で77 NEXT CONSULTING PTE. LTD.(持分法非適用の非連結子会社)を設立しております。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
人口減少やITの普及、規制緩和等を背景に業態を超えた競合が激化しているため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 規制
銀行法に基づく規制や金融庁告示による自己資本比率維持義務など、金融業特有の規制が存在。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか 中程度
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:ALM運営の難化・金利上昇 / 同業・異業種との競合激化 / グループガバナンスの複雑化
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 9 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★★★☆☆
根拠:中程度ブランド・特許・許認可

地域における長年の信頼とブランド力。特に宮城県内での高い知名度と、地域経済への貢献を通じて築かれた強固な顧客基盤は、新規参入障壁となる。地域社会との結びつきが、無形資産として機能している。

スイッチングコスト★★★☆☆
根拠:中程度乗り換えの手間・コスト

個人顧客においては、給与振込口座や住宅ローンなどの取引が複数ある場合、乗り換えに伴う手間や手数料が心理的な障壁となる。法人顧客においても、メインバンクとしての取引関係や融資関係からのスイッチングは容易ではない。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

銀行業は基本的にネットワーク効果を持たない。個々の顧客との取引が基本であり、顧客が増えることでサービスの価値が直接的に向上するわけではない。

コスト優位★☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

規模の経済によるコスト優位性は限定的。地方銀行は全国銀行に比べて規模が小さく、IT投資や人材育成におけるコスト効率で劣後する可能性がある。ただし、地域密着型ビジネスモデルによる一定の効率性は存在する。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

宮城県内においては、七十七銀行は主要な金融機関の一つであり、一定の市場シェアを確保している。しかし、全国的な銀行業界の規模と比較すると、効率規模の優位性は限定的であり、寡占状態とは言えない。

七十七銀行は、宮城県を主要な営業基盤とする地方銀行であり、地域に根差した強固な顧客基盤とネットワークが最大の優位性と考えられます。長年にわたる地域での事業活動を通じて培われた顧客との信頼関係や、地域経済に関する深い知見は、新規参入者にとって高い参入障壁となります。また、子会社群による多角的な金融サービス提供能力は、顧客の多様なニーズに応えることで、顧客の囲い込みや収益機会の拡大に繋がっていると推測されます。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】本項に記載した業績予想等の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、経営環境の変化等により異なる可能性もあります。 (1) 会社の経営の基本方針七十七グループ(当行及び当行の関係会社)は、地域社会の繁栄のため、最良のソリューションで感動と信頼を積み重ね、ステークホルダーとともに、宮城・東北から活躍のフィールドを切り拓いていくリーディングカンパニーを目指すことを基本方針としております。 (2) 中長期的な会社の経営戦略当行では、2021年度から2030年度までの10年間を計画期間とする「『Vision 2030』~未来を切り拓くリーディングカンパニー~」を策定しております。「Vision 2030」では、七十七グループが長期的に目指す「なりたい姿」を定めるとともに、その大きな目標に向けて地域と七十七グループがともに成長していくための方向性を4つの基本戦略として具体化しております。また、積極的な情報開示に努め、より透明性の高い経営を実践し、地域・顧客・株主・投資家の皆さまから強く支持される銀行の実現に努めてまいります。 (3) 目標とする経営指標「『Vision 2030』~未来を切り拓くリーディングカンパニー~」では、財務基盤の強化(キーファクター)として、次の目標を掲げております。 2024年度 実績2030年度なりたい姿当期純利益(連結)393億円450億円ROE(連結)6.68%7%以上自己資本比率(連結)10.60%10%程度(10.0%~10.5%)コアOHR45.34%40%以下 (4) 経営環境当連結会計年度におけるわが国経済は、物価高の影響などがみられたものの、雇用・所得環境が改善するもとで個人消費が緩やかな増加基調となったほか、好調な企業業績に支えられ、全体として緩やかな回復の動きとなりました。一方、主要営業基盤である宮城県の景況は、生産に持ち直しの動きがみられたものの、人手不足や物価高などが企業や家計の重しとなり、設備投資や個人消費が弱めの動きとなるなど、総じて足踏みする状況で推移しました。こうしたなか、金利情勢については、日本銀行による二度の無担保コール翌日物金利の誘導目標引き上げに伴い、短期金利が上昇しましたほか、長期金利は、日本銀行の追加利上げ観測の高まりを受け、当連結会計年度期首の0.7%台から当連結会計年度末には1.4%台まで上昇しました。また、為替相場は、当連結会計年度期首の1ドル=151円台から7月に162円台まで円安が進行しましたが、その後は円買い・ドル売りが進み、当連結会計年度末には1ドル=149円台となりました。株価については、日経平均株価が当連結会計年度期首の4万円台から8月には3万1千円台まで下落し、その後は4万円台前後で推移しましたが、米国の関税政策への警戒感から2月後半より下落し、当連結会計年度末には3万5千円台となりました。今後は、国内の景気は、物価高の継続に伴う消費者マインドの低下などを通じた下振れリスクが懸念されるものの、雇用・所得環境の改善や人手不足を背景としたデジタル関連投資などが緩やかな回復を支えていくことが見込まれます。また、主要な営業基盤である宮城県の景気は、引き続き人手不足や物価高などから回復の足取りが重いものの、仙台圏での再開発プロジェクトの進展などに伴う投資意欲の高まりなどから、総じて緩やかな持ち直しの動きに向かうものと見込まれます。一方、米国の関税政策を発端とした各国の対立や金融資本市場の変動の影響などから、足元では、景気の下振れリスクが一段と高まっている状況にあります。 (5) 会社の対処すべき課題当行及び当行の関係会社は、創業より受け継がれる「地域の繁栄を願い、地域社会に奉仕する」という行是の理念に則り、持続可能な社会の実現に向けてグループ全体で解決に取り組むべき「七十七グループの重要課題(マテリアリティ)」を特定しております。七十七グループのマテリアリティ1.宮城・東北の活性化2.地域のお客さまの課題解決3.ステークホルダーへの還元4.気候変動・災害への対応5.信頼性の高い金融サービスの提供6.生き生きと働ける職場環境の創出 2021年4月からスタートした期間10年の経営計画「Vision 2030」に基づき、政策金利の段階的な引上げや、物価高騰・人手不足の影響などを踏まえ、地域に対して十分な資金供給を図り、金融仲介機能を発揮するとともに、グループ一体でコンサルティング機能をより一層強化し、お客さまの資産形成支援や経営改善・事業再生支援に向けて最良のソリューションを提供することで、地域経済の成長に貢献してまいります。また、コンプライアンスに対する全役職員の意識啓蒙およびコーポレートガバナンス体制の強化にも、より一層積極的に取り組み、地域金融機関としての使命を果たせるよう、役職員一同取り組んでまいる所存であります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】本項に記載した業績予想等の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、経営環境の変化等により異なる可能性もあります。 (1) 会社の経営の基本方針七十七グループ(当行及び当行の関係会社)は、地域社会の繁栄のため、最良のソリューションで感動と信頼を積み重ね、ステークホルダーとともに、宮城・東北から活躍のフィールドを切り拓いていくリーディングカンパニーを目指すことを基本方針としております。 (2) 中長期的な会社の経営戦略当行では、2021年度から2030年度までの10年間を計画期間とする「『Vision 2030』~未来を切り拓くリーディングカンパニー~」を策定しております。「Vision 2030」では、七十七グループが長期的に目指す「なりたい姿」を定めるとともに、その大きな目標に向けて地域と七十七グループがともに成長していくための方向性を4つの基本戦略として具体化しております。また、積極的な情報開示に努め、より透明性の高い経営を実践し、地域・顧客・株主・投資家の皆さまから強く支持される銀行の実現に努めてまいります。 (3) 目標とする経営指標「『Vision 2030』~未来を切り拓くリーディングカンパニー~」では、財務基盤の強化(キーファクター)として、次の目標を掲げております。 2024年度 実績2030年度なりたい姿当期純利益(連結)393億円450億円ROE(連結)6.68%7%以上自己資本比率(連結)10.60%10%程度(10.0%~10.5%)コアOHR45.34%40%以下 (4) 経営環境当連結会計年度におけるわが国経済は、物価高の影響などがみられたものの、雇用・所得環境が改善するもとで個人消費が緩やかな増加基調となったほか、好調な企業業績に支えられ、全体として緩やかな回復の動きとなりました。一方、主要営業基盤である宮城県の景況は、生産に持ち直しの動きがみられたものの、人手不足や物価高などが企業や家計の重しとなり、設備投資や個人消費が弱めの動きとなるなど、総じて足踏みする状況で推移しました。こうしたなか、金利情勢については、日本銀行による二度の無担保コール翌日物金利の誘導目標引き上げに伴い、短期金利が上昇しましたほか、長期金利は、日本銀行の追加利上げ観測の高まりを受け、当連結会計年度期首の0.7%台から当連結会計年度末には1.4%台まで上昇しました。また、為替相場は、当連結会計年度期首の1ドル=151円台から7月に162円台まで円安が進行しましたが、その後は円買い・ドル売りが進み、当連結会計年度末には1ドル=149円台となりました。株価については、日経平均株価が当連結会計年度期首の4万円台から8月には3万1千円台まで下落し、その後は4万円台前後で推移しましたが、米国の関税政策への警戒感から2月後半より下落し、当連結会計年度末には3万5千円台となりました。今後は、国内の景気は、物価高の継続に伴う消費者マインドの低下などを通じた下振れリスクが懸念されるものの、雇用・所得環境の改善や人手不足を背景としたデジタル関連投資などが緩やかな回復を支えていくことが見込まれます。また、主要な営業基盤である宮城県の景気は、引き続き人手不足や物価高などから回復の足取りが重いものの、仙台圏での再開発プロジェクトの進展などに伴う投資意欲の高まりなどから、総じて緩やかな持ち直しの動きに向かうものと見込まれます。一方、米国の関税政策を発端とした各国の対立や金融資本市場の変動の影響などから、足元では、景気の下振れリスクが一段と高まっている状況にあります。 (5) 会社の対処すべき課題当行及び当行の関係会社は、創業より受け継がれる「地域の繁栄を願い、地域社会に奉仕する」という行是の理念に則り、持続可能な社会の実現に向けてグループ全体で解決に取り組むべき「七十七グループの重要課題(マテリアリティ)」を特定しております。七十七グループのマテリアリティ1.宮城・東北の活性化2.地域のお客さまの課題解決3.ステークホルダーへの還元4.気候変動・災害への対応5.信頼性の高い金融サービスの提供6.生き生きと働ける職場環境の創出 2021年4月からスタートした期間10年の経営計画「Vision 2030」に基づき、政策金利の段階的な引上げや、物価高騰・人手不足の影響などを踏まえ、地域に対して十分な資金供給を図り、金融仲介機能を発揮するとともに、グループ一体でコンサルティング機能をより一層強化し、お客さまの資産形成支援や経営改善・事業再生支援に向けて最良のソリューションを提供することで、地域経済の成長に貢献してまいります。また、コンプライアンスに対する全役職員の意識啓蒙およびコーポレートガバナンス体制の強化にも、より一層積極的に取り組み、地域金融機関としての使命を果たせるよう、役職員一同取り組んでまいる所存であります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(経営成績等の状況の概要)七十七グループ(当行及び当行の関係会社)は、創業より受け継がれる「地域の繁栄を願い、地域社会に奉仕する」という行是の理念に則り、持続可能な社会の実現を目指しております。2011年3月に発生した東日本大震災による甚大な被害を踏まえ、地域と共にある金融機関として、金融サービスの安定的な提供と継続的な金融仲介機能の発揮に努めるとともに、コンサルティング機能の発揮や生産性の向上に取り組んでまいりました。 以上のような状況のなか、「Vision 2030」において掲げる4つの基本戦略に基づく事業活動の推進に努めてまいりました結果、当行及び連結子会社による当連結会計年度における財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりとなりました。 預金(譲渡性預金を含む)は、当連結会計年度中257億円増加し、当連結会計年度末残高は8兆9,608億円となりました。一方、貸出金は、当連結会計年度中3,160億円増加し、当連結会計年度末残高は6兆1,705億円となり、有価証券は、当連結会計年度中1,579億円減少し、当連結会計年度末残高は2兆9,192億円となりました。なお、総資産は、当連結会計年度中783億円減少し、当連結会計年度末残高は10兆4,227億円となりました。 損益状況につきましては、貸出金利息及び有価証券利息配当金の増加等により資金運用収益が増加したほか、国債等債券売却益の増加等によりその他業務収益が増加したこと等から、経常収益は前連結会計年度比210億1百万円増加の1,715億53百万円となりました。他方、経常費用は、国債等債券売却損の増加等によりその他業務費用が増加したこと等から、前連結会計年度比89億69百万円増加の1,152億80百万円となりました。この結果、経常利益は前連結会計年度比120億32百万円増加の562億73百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比94億68百万円増加の392億70百万円となり、1株当たり当期純利益は529円50銭となりました。 当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、次のとおりとなりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、△3,371億81百万円となり、前連結会計年度比2,334億60百万円減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは、690億96百万円となり、前連結会計年度比110億91百万円減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは、△108億28百万円となり、前連結会計年度比29億91百万円減少しました。以上の結果、現金及び現金同等物は当連結会計年度中2,789億14百万円減少し、当連結会計年度末残高は1兆6億82百万円となりました。 (生産、受注及び販売の状況)「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容につきましては、次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態① 預金(譲渡性預金を含む)預金(譲渡性預金を含む)は、公金預金が減少したものの、個人預金及び法人預金が増加したこと等から、前連結会計年度末比0.2%、257億円増加して、8兆9,608億円となりました。うち宮城県内においては、前連結会計年度末比△0.1%、84億円減少しました。なお、預り資産残高(単体)は公共債が増加したこと等から、前事業年度末比11.6%、660億円増加し、うち宮城県内においても、前事業年度末比12.3%、662億円増加しました。 2024年3月31日(百万円)(A)2025年3月31日(百万円)(B)増減(百万円)(B)-(A)預金+譲渡性預金(連結)8,935,1048,960,89225,788預金+譲渡性預金(単体)8,962,7928,986,45223,660 うち個人預金6,004,6986,016,24211,544 うち法人預金2,213,2152,232,11618,901 うち公金預金704,594696,664△7,930 (参考)預り資産残高(単体)567,472633,54166,069 (注) 預り資産は、投資信託、保険、公共債、外貨預金、仕組債等(仲介)の合計。ただし、外貨預金は金融預金及びオフショア勘定を含まない。 (うち宮城県内) 2024年3月31日(百万円)(A)2025年3月31日(百万円)(B)増減(百万円)(B)-(A)預金+譲渡性預金(連結)8,389,2808,380,873△8,407預金+譲渡性預金(単体)8,416,9698,406,434△10,535 うち個人預金5,753,1335,768,01114,878 うち法人預金1,957,3591,947,998△9,361 うち公金預金668,131651,248△16,883 (参考)預り資産残高(単体)534,992601,23066,238 ② 貸出金貸出金は、中小企業向け貸出及び住宅ローンを中心に個人向け貸出が増加したこと等から、前連結会計年度末比5.3%、3,160億円増加して、6兆1,705億円となりました。うち宮城県内においても、前連結会計年度末比4.3%、1,787億円増加しました。 2024年3月31日(百万円)(A)2025年3月31日(百万円)(B)増減(百万円)(B)-(A)貸出金(連結)5,854,5166,170,579316,063貸出金(単体)5,867,3806,188,031320,651 うち中小企業向け2,534,7792,755,059220,280 うち個人向け1,327,8521,363,72735,875 (うち住宅ローン)(1,270,307)(1,302,018)(31,711) うち地公体等向け553,774514,559△39,215 (うち宮城県内) 2024年3月31日(百万円)(A)2025年3月31日(百万円)(B)増減(百万円)(B)-(A)貸出金(連結)4,137,0024,315,795178,793貸出金(単体)4,149,8664,333,248183,382 うち中小企業向け1,879,8122,015,848136,036 うち個人向け1,285,2091,321,26136,052 (うち住宅ローン)(1,230,189)(1,262,277)(32,088) うち地公体等向け469,647438,863△30,784 ③ 有価証券有価証券は、地方債及び社債が減少したこと等から、前連結会計年度末比△5.1%、1,579億円減少して、2兆9,192億円となりました。 2024年3月31日(百万円)(A)2025年3月31日(百万円)(B)増減(百万円)(B)-(A)有価証券3,077,1292,919,208△157,921 株式208,626191,857△16,769 (うち評価差額)(145,238)(126,707)(△18,531) 債券1,896,1851,730,481△165,704 国債385,773465,02279,249 地方債792,107590,711△201,396 社債718,304674,748△43,556 その他972,317996,86824,551 ④ 自己資本比率(国内基準)当連結会計年度末の連結自己資本比率は10.60%となり、必要とされる水準を大きく上回っております。 2025年3月31日(億円)連結自己資本比率(国内基準) 10.60%連結における自己資本の額 5,248リスク・アセットの額 49,491 (2) 経営成績国債等債券損益を主因にその他業務収支が悪化したものの、貸出金利息及び有価証券利息配当金の増加等により資金運用収支が増加したこと等から、連結業務粗利益は前連結会計年度比6.8%、58億72百万円の増益となりました。営業経費は、人件費が減少したこと等から、前連結会計年度比18億60百万円減少しました。与信関係費用の減少等により、経常利益は前連結会計年度比27.1%、120億32百万円増益の562億73百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益についても前連結会計年度比31.7%、94億68百万円増益の392億70百万円となりました。 前連結会計年度(百万円)(A)当連結会計年度(百万円)(B)増減(百万円)(B)-(A)連結業務粗利益(注1)85,30591,1775,872 資金運用収支92,729103,10410,375 役務取引等収支15,77617,6071,831 その他業務収支△23,200△29,535△6,335 うち国債等債券損益△13,774△21,133△7,359 うち外国為替売買損益△12,574△11,5591,015営業経費54,38452,524△1,860与信関係費用(注2)3,674337△3,337株式等関係損益14,38316,4092,026その他(注1)2,6111,547△1,064 うち金銭の信託運用損益2,1601,005△1,155経常利益44,24156,27312,032特別損益△34△727 うち減損損失(△)347△27税金等調整前当期純利益44,20656,26512,059法人税、住民税及び事業税14,30816,0891,781法人税等調整額96905809法人税等合計14,40416,9942,590当期純利益29,80239,2709,468親会社株主に帰属する当期純利益29,80239,2709,468 (注)1 連結業務粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+(役務取引等収益(信託報酬含む)-役務取引等費用) +(その他業務収益-その他業務費用)なお、資金調達費用から金銭の信託運用見合費用を控除しており、金銭の信託運用見合費用は「その他」に含めております。 2 与信関係費用の内訳は次のとおりであります。与信関係費用は前連結会計年度比減少しました。なお、当連結会計年度は、一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金の合計額が取崩となったことから、取崩超過額を貸倒引当金戻入益に計上しております。 前連結会計年度 (百万円)(A)当連結会計年度 (百万円)(B)増減(百万円) (B)-(A)与信関係費用 3,674 337 △3,337 一般貸倒引当金繰入額 3,606(△5,221)―(△8,827)△3,606 不良債権処理額 73(5,565)1,196(5,492)1,123 うち貸出金償却 24 11 △13 うち個別貸倒引当金繰入額 △370(4,369)―(4,739)370 うち債権売却損 175 859 684 うち偶発損失引当金繰入額 136 21 △115 うち責任共有制度負担金 108 304 196 貸倒引当金戻入益 ―(―)851(―)851 償却債権取立益 5 6 1       (注) ( )内は、貸倒引当金戻入益を計上する前の金額。 ① 国内・国際業務部門別収支資金運用収支は、国内業務部門において資金運用収益の増加を主因に前連結会計年度比107億56百万円増加したことから、合計で前連結会計年度比103億75百万円増加し1,031億4百万円となりました。また、役務取引等収支は、国内業務部門での収益の増加を主因に前連結会計年度比18億24百万円増加の175億80百万円となり、その他業務収支は、国債等債券損益を主因に前連結会計年度比63億35百万円悪化の△295億35百万円となりました。 種類年度別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)資金運用収支前連結会計年度76,71216,016-92,729当連結会計年度87,46815,635-103,104うち資金運用収益前連結会計年度76,93318,031594,959当連結会計年度92,94517,804149110,600うち資金調達費用前連結会計年度2212,01452,230当連結会計年度5,4762,1681497,495信託報酬前連結会計年度20--20当連結会計年度27--27役務取引等収支前連結会計年度15,68669-15,756当連結会計年度17,50971-17,580うち役務取引等収益前連結会計年度21,264146-21,410当連結会計年度23,556148-23,705うち役務取引等費用前連結会計年度5,57777-5,654当連結会計年度6,04777-6,124その他業務収支前連結会計年度△10,907△12,292-△23,200当連結会計年度△17,946△11,588-△29,535うちその他業務収益前連結会計年度14,2512826314,470当連結会計年度16,83318-16,852うちその他業務費用前連結会計年度25,15912,5746337,670当連結会計年度34,78011,607-46,387 (注) 1 国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。2 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度63百万円)を控除して表示しております。3 相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息等であります。 ② 国内・国際業務部門別資金運用・調達の状況A.国内業務部門資金運用勘定においては、平均残高が貸出金を主因に前連結会計年度比1,994億円増加し、利回りが前連結会計年度比0.15ポイント上昇した結果、資金運用利息は前連結会計年度比160億12百万円増加しました。一方、資金調達勘定においても、平均残高が借用金を中心に前連結会計年度比1,523億円増加し、利回りが前連結会計年度比0.05ポイント上昇した結果、資金調達利息は前連結会計年度比52億55百万円増加しました。 種類年度別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度9,664,51876,9330.79当連結会計年度9,863,93692,9450.94うち貸出金前連結会計年度5,546,43946,6130.84当連結会計年度5,871,02755,1420.93うち商品有価証券前連結会計年度18,568170.09当連結会計年度10,876120.11うち有価証券前連結会計年度2,722,44329,5971.08当連結会計年度2,526,55234,6671.37うちコールローン及び買入手形前連結会計年度3,59230.10当連結会計年度49,7501770.35うち預け金前連結会計年度1,088,0176730.06当連結会計年度1,089,8542,7510.25資金調達勘定前連結会計年度9,383,7752210.00当連結会計年度9,536,1115,4760.05うち預金前連結会計年度8,609,9471050.00当連結会計年度8,619,1265,2010.06うち譲渡性預金前連結会計年度248,38470.00当連結会計年度263,1502300.08うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度800.00当連結会計年度16400.52うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度---当連結会計年度---うち借用金前連結会計年度630,092430.00当連結会計年度751,903550.00 (注) 1 平均残高は、当行については日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については月毎の残高に基づく平均残高を利用しております。2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度87,458百万円、当連結会計年度88,062百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度111,437百万円、当連結会計年度112,761百万円)及び利息(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度63百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 B.国際業務部門資金運用勘定においては、平均残高が有価証券を中心に前連結会計年度比119億円増加したものの、利回りが前連結会計年度比0.28ポイント低下した結果、資金運用利息は前連結会計年度比2億27百万円減少しました。一方、資金調達勘定においては、平均残高が国内業務部門との資金貸借を中心に前連結会計年度比190億円増加し、利回りが前連結会計年度比0.01ポイント上昇した結果、資金調達利息は前連結会計年度比1億54百万円増加しました。種類年度別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度317,94018,0315.67当連結会計年度329,92117,8045.39うち貸出金前連結会計年度102,4985,3575.22当連結会計年度105,2455,3575.09うち商品有価証券前連結会計年度---当連結会計年度---うち有価証券前連結会計年度207,36712,5616.05当連結会計年度219,97012,3955.63うちコールローン及び買入手形前連結会計年度1,603644.03当連結会計年度385164.32うち預け金前連結会計年度600.46当連結会計年度400.47資金調達勘定前連結会計年度317,5782,0140.63当連結会計年度336,6582,1680.64うち預金前連結会計年度24,0485392.24当連結会計年度16,1003832.38うち譲渡性預金前連結会計年度---当連結会計年度---うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度11,2326475.76当連結会計年度13,5857075.20うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度12,3517235.85当連結会計年度2,3491285.48うち借用金前連結会計年度1,386866.22当連結会計年度904.91 (注) 1 当行の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末のTT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度72百万円、当連結会計年度62百万円)を控除して表示しております。 C.合計 種類年度別平均残高(百万円)利息(百万円)利回り(%)小計相殺消去額(△)合計小計相殺消去額(△)合計資金運用勘定前連結会計年度9,982,459268,2979,714,16294,965594,9590.97当連結会計年度10,193,858304,2889,889,569110,749149110,6001.11うち貸出金前連結会計年度5,648,938-5,648,93851,971-51,9710.92当連結会計年度5,976,272-5,976,27260,500-60,5001.01うち商品有価証券前連結会計年度18,568-18,56817-170.09当連結会計年度10,876-10,87612-120.11うち有価証券前連結会計年度2,929,810-2,929,81042,159-42,1591.43当連結会計年度2,746,522-2,746,52247,062-47,0621.71うちコールローン及び買入手形前連結会計年度5,196-5,19668-681.31当連結会計年度50,136-50,136193-1930.38うち預け金前連結会計年度1,088,023-1,088,023673-6730.06当連結会計年度1,089,859-1,089,8592,751-2,7510.25資金調達勘定前連結会計年度9,701,354268,2979,433,0562,23552,2300.02当連結会計年度9,872,769304,2889,568,4817,6441497,4950.07うち預金前連結会計年度8,633,995-8,633,995645-6450.00当連結会計年度8,635,226-8,635,2265,585-5,5850.06うち譲渡性預金前連結会計年度248,384-248,3847-70.00当連結会計年度263,150-263,150230-2300.08うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度11,240-11,240647-6475.75当連結会計年度13,749-13,749708-7085.15うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度12,351-12,351723-7235.85当連結会計年度2,349-2,349128-1285.48うち借用金前連結会計年度631,479-631,479130-1300.02当連結会計年度751,912-751,91256-560.00 (注) 1 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度87,531百万円、当連結会計年度88,124百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度111,437百万円、当連結会計年度112,761百万円)及び利息(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度63百万円)を、それぞれ控除して表示しております。2 資金運用勘定及び資金調達勘定における平均残高及び利息の相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借によるものであります。 ③ 国内・国際業務部門別役務取引の状況役務取引等収益は、預金・貸出業務にかかる収益の増加を主因に前連結会計年度比22億95百万円増加して237億5百万円となりました。また、役務取引等費用は、前連結会計年度比4億70百万円増加して61億24百万円となりました。 種類年度別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)役務取引等収益前連結会計年度21,26414621,410当連結会計年度23,55614823,705うち預金・貸出業務前連結会計年度6,881356,917当連結会計年度8,446348,481うち為替業務前連結会計年度5,4521105,563当連結会計年度5,6821135,795うち証券関連業務前連結会計年度1,783-1,783当連結会計年度2,09502,095うち代理業務前連結会計年度2,641-2,641当連結会計年度2,539-2,539うち保護預り・貸金庫業務前連結会計年度86-86当連結会計年度83-83うち保証業務前連結会計年度1,118-1,118当連結会計年度1,10801,109役務取引等費用前連結会計年度5,577775,654当連結会計年度6,047776,124うち為替業務前連結会計年度1,501391,540当連結会計年度1,609381,648 ④ 国内・国際業務部門別預金残高の状況○ 預金の種類別残高(末残) 種類年度別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)預金合計前連結会計年度8,686,26515,8688,702,134当連結会計年度8,799,56016,4028,815,962うち流動性預金前連結会計年度6,770,591-6,770,591当連結会計年度6,926,038-6,926,038うち定期性預金前連結会計年度1,867,397-1,867,397当連結会計年度1,812,078-1,812,078うちその他前連結会計年度48,27615,86864,145当連結会計年度61,44216,40277,845譲渡性預金前連結会計年度232,970-232,970当連結会計年度144,930-144,930総合計前連結会計年度8,919,23515,8688,935,104当連結会計年度8,944,49016,4028,960,892 (注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金2 定期性預金=定期預金+定期積金 ⑤ 国内・特別国際金融取引勘定別貸出金残高の状況A.業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)国内(除く特別国際金融取引勘定分)5,854,516100.006,170,579100.00製造業471,8748.06506,2538.20農業、林業9,5350.169,2120.15漁業5,3290.096,6250.11鉱業、採石業、砂利採取業7,3760.136,3360.10建設業207,5593.55225,5823.66電気・ガス・熱供給・水道業292,3664.99304,8464.94情報通信業35,2550.6035,1490.57運輸業、郵便業143,2692.45168,6692.73卸売業、小売業503,1038.59532,6118.63金融業、保険業449,2747.68467,6567.58不動産業、物品賃貸業1,437,80024.561,601,57825.96その他サービス業410,5237.01426,6906.92地方公共団体552,1309.43514,2888.33その他1,329,11422.701,365,07622.12特別国際金融取引勘定分----政府等----金融機関----その他----合計5,854,516―6,170,579― B.外国政府等向け債権残高(国別)「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、前連結会計年度及び当連結会計年度ともに該当ありません。 ⑥ 国内・国際業務部門別有価証券の状況○ 有価証券残高(末残) 種類年度別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)国債前連結会計年度385,773-385,773当連結会計年度465,022-465,022地方債前連結会計年度792,107-792,107当連結会計年度590,711-590,711社債前連結会計年度718,304-718,304当連結会計年度674,748-674,748株式前連結会計年度208,626-208,626当連結会計年度191,857-191,857その他の証券前連結会計年度750,830221,486972,317当連結会計年度785,858211,010996,868合計前連結会計年度2,855,643221,4863,077,129当連結会計年度2,708,198211,0102,919,208 (注) 「その他の証券」には、外国証券を含んでおります。 ⑦「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、当行1社であります。 A.信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表) 資産科目前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%) 銀行勘定貸1,037100.02,136100.0合計1,037100.02,136100.0 負債科目前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%) 金銭信託1,037100.02,136100.0合計1,037100.02,136100.0 (注) 共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。 B.元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残) 科目前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)金銭信託(百万円)貸付信託(百万円)合計(百万円)金銭信託(百万円)貸付信託(百万円)合計(百万円) 銀行勘定貸1,037-1,0372,136-2,136資産計1,037-1,0372,136-2,136 元本1,037-1,0372,136-2,136負債計1,037-1,0372,136-2,136 (自己資本比率等の状況)  (参考)自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の算出においては標準的計測手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2025年3月31日1.連結自己資本比率(2/3)10.602.連結における自己資本の額5,2483.リスク・アセットの額49,4914.連結総所要自己資本額1,980 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2025年3月31日1.自己資本比率(2/3)10.212.単体における自己資本の額5,0253.リスク・アセットの額49,2154.単体総所要自己資本額1,969 (資産の査定) (参考)資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付を行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2 危険債権危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3 要管理債権要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4 正常債権正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分2024年3月31日2025年3月31日金額(百万円)金額(百万円)破産更生債権及びこれらに準ずる債権11,87010,482危険債権74,26981,635要管理債権32,49032,359正常債権5,837,9606,148,326 (3) キャッシュ・フロー当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により3,371億81百万円のマイナスとなりました。また、前連結会計年度との比較では、借用金の減少等により2,334億60百万円減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却及び償却による収入等により690億96百万円のプラスとなりました。また、前連結会計年度との比較では、有価証券の取得による支出の増加等により110億91百万円減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により108億28百万円のマイナスとなりました。また、前連結会計年度との比較では、配当金の支払額の増加等により29億91百万円減少しました。以上の結果、現金及び現金同等物は当連結会計年度中2,789億14百万円減少し、当連結会計年度末残高は1兆6億82百万円となりました。なお、当行及び連結子会社の主な設備投資の内容につきましては、「第3 設備の状況」に記載しております。設備投資の資金調達方法は自己資金であります。 前連結会計年度(百万円)(A)当連結会計年度(百万円)(B)増減(百万円)(B)-(A)営業活動によるキャッシュ・フロー△103,721△337,181△233,460投資活動によるキャッシュ・フロー80,18769,096△11,091財務活動によるキャッシュ・フロー△7,837△10,828△2,991現金及び現金同等物に係る換算差額35△1△36現金及び現金同等物の増減額(△は減少)△31,336△278,914△247,578現金及び現金同等物の期末残高1,279,5961,000,682△278,914 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当行の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (5) 目標とする経営指標の達成状況「『Vision 2030』~未来を切り拓くリーディングカンパニー~」において掲げる財務基盤の強化にかかる指標およびKPIについて、「顧客満足度ナンバーワン戦略」、「生産性倍増戦略」、「地域成長戦略」及び「企業文化改革戦略」の4点を基本戦略として取り組んだ結果、2024年度における実績は次のとおりであります。当行では、中長期的な時間軸の中で、抜本的な改革に取り組むとともに、足元の経営環境を踏まえた短期経営計画を通じて、持続的な成長の実現を目指していきます。 ①財務基盤の強化にかかる指標及び目標 2021年度実績2022年度実績2023年度実績2024年度実績2025年度目標2030年度なりたい姿当期純利益(連結)222億円251億円298億円393億円440億円450億円ROE(連結)4.33%4.92%5.38%6.68%7.55%7%以上自己資本比率(連結)10.27%11.23%11.15%10.60%10.26%10%程度 (10.0%~10.5%)コアOHR58.22%56.55%52.18%45.34%44.46%40%以下 (注)2023年3月末より、最終化されたバーゼルⅢを早期適用し、自己資本比率を算出しております。 ②KPI 2021年度実績2022年度実績2023年度実績2024年度実績2025年度目標2030年度なりたい姿宮城県内のメインバンク比率(注1)56%56%56%56%57%62%宮城県外の法人貸出先数(2020年度比)1.07倍1.21倍1.33倍1.45倍1.47倍1.5倍宮城県内の預り資産保有世帯割合 グループ預り資産保有先数 ― 73,646先 ― 84,445先 ― 91,373先 ― 101,399先 ― 111,000先 35%以上 180,000先宮城県内の当行ローン利用率12.7%14.9%15.1%15.3%17.0%20.0%グループ会社の当期純利益22億円14億円17億円15億円15億円30億円本業にかかる労働生産性(注2)11百万円12百万円14百万円16百万円18百万円24百万円営業店事務量(2019年度比)△15%△25%△33%△42%△50%△50%非対面チャネル利用率 (注3)(法人)13%(個人)15%(法人)15%(個人)20%(法人)32%(個人)27%(法人)35%(個人)32%(法人)38%(個人)35%(法人)50%(個人)50%創業期の事業者に対する成長支援件数1,490件1,761件2,061件2,264件2,500件3,000件CO2排出量(注4)(単位:t-CO2)10,3319,2648,4336,8035,7000管理職に占める女性割合14.2%16.0%17.5%19.4%21.0%30.0%その他項目・新事業・新分野のプロジェクトを10件立ち上げる(2023年度までに実施)(注5)・宮城県における経済成長率の向上を支援する・宮城県内における地域開発プロジェクトへの関与100%を目指す・「チャレンジ精神の醸成」につながる様々な取組みを実施する・顧客・地域に役立つ「専門性を有する人材」を増加させる (注) 1 株式会社帝国データバンクによる「メインバンク動向調査」2 (貸出金利息+役務取引等利益-預金等利息-経費+人件費+減価償却費)/従業員数(パートタイマーは0.4人換算)3 非対面チャネル利用率(法人)について2023年度に定義を見直し、2023年度実績、2024年度実績、2025年度目標及び2030年度なりたい姿は、分母から個人事業主を除外し算出しております。4 2030年度までのカーボンニュートラル実現を目指しております(対象:Scope1、2)。5 2023年度までに10件立ち上げ済みであり、将来的に事業化が見込まれる新事業・新分野の開拓を継続しております。

事業リスク

主要なリスクとして、まず金利変動や金融市場の変動によるALM運営の難化や有価証券の評価損発生が挙げられます。次に、人口減少やIT化の進展、規制緩和を背景とした同業・異業種との競争激化による収益力低下のリスクがあります。また、事業領域の拡大に伴うグループガバナンスの複雑化や、宮城県の経済悪化による業容拡大の困難化、不良債権の増加も重要なリスクです。さらに、大規模災害の発生やサイバー攻撃などによるシステム障害も、事業継続に大きな影響を与える可能性があります。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|5,672 文字
3 【事業等のリスク】当行及び当行の関係会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。当行は、これら事業等のリスクの所在を認識したうえで、必要に応じてリスク管理に係る各種規定等を整備し、適正なリスクの管理及びリスク発生時の対応に努めております。本内容には、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において当行及び当行の関係会社が判断したものであります。なお、これらのリスク管理体制等については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ③企業統治に関するその他の事項 B.リスク管理体制の整備の状況」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (金融商品関係) 1 金融商品の状況に関する事項 (3) 金融商品に係るリスク管理体制」に記載しております。 (1) 経営環境・事業活動等を踏まえた主要なリスクA.トップリスク当行では、各種のリスクシナリオが顕在化した場合の影響度と蓋然性等を整理のうえ、当行及び当行の関係会社に特に重要な影響を与える可能性があるリスク(トップリスク)を踏まえて短期経営計画を策定し、リスクマネジメントに努めております。また、定期的なストレステスト等を通じて、トップリスクに起因するリスクシナリオが発生した際の財務への影響等を検証しております。2025年度の短期経営計画策定に際してのトップリスクは以下のとおりであります。時間軸トップリスク主なリスクシナリオ(例)短期ALM運営の難化・金利上昇局面において預金獲得競争が激化、預金流出により運用原資確保が困難となるほか、調達コストが急増、業績が悪化・国内外の金融経済政策を発端とした急激な長期金利の上昇や金融株式相場の下落、為替相場の変動等により、債券評価額の減少、株式等の減損、為替差損等が発生し、業績が悪化短期~中長期 同業・異業種との競合激化・人口減少やITの普及、規制緩和等を背景に業態を超えた競合が激化するなかで、相対的に競争優位性を失い、収益力が低下短期~超長期グループガバナンスの複雑化・事業領域の拡大に伴い新たなリスクに晒されるほか、グループ事業が進展せず、リーディングカンパニーの実現性が低下・事業領域とのミスマッチや企業文化改革の遅れ等により人材流出が増加するほか、有能な人材の確保・育成が進展せず営業地盤の悪化・宮城県の経済悪化に伴い業容拡大が困難となるほか、特定業種・大口与信先の業況悪化に伴い不良債権が増加偶発的大規模災害等の発生・大規模な自然災害等の発生に伴い、当行グループおよび取引先が被災し、業績が悪化システムリスクの顕在化・サイバー攻撃やシステム障害等により、大規模な業務停止が発生 B.気候変動に関するリスク気候変動に起因する「物理的リスク」や「移行リスク」が、将来的に当行および当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。なお、気候変動に関連するリスクは必ずしも独立して発生するものではなく、信用リスク、市場リスクなど、他の様々なリスクの発生につながり、また、様々なリスクを増大させる可能性があると認識しております。詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 気候変動」に記載しております。 (2) その他の主要なリスクA.信用リスクa.不良債権の状況「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(金融再生法)に基づく金融再生法開示債権、及び銀行法に基づくリスク管理債権に係わる資産査定に際しては、適正な内部基準に基づき実施しておりますが、取引先の業況回復の遅れもしくは悪化により不良債権が増加し、当行の保有する資産の質が劣化するリスクがあります。これら不良債権の増加は、一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金の増加等を通じて与信関係費用の増加をもたらし、当行及び当行の関係会社の収益を圧迫する要因となる可能性があります。b.貸倒引当金の状況当行及び当行の関係会社は、取引先の経営・財務状況や差し入れられた担保等に基づき貸倒引当金を計上しておりますが、経済状態全般の悪化や地価の下落による担保価値の減少又はその他の予期せざる理由により、貸倒引当金を積み増しせざるを得なくなるおそれがあります。c.貸出先への対応当行及び当行の関係会社は、貸出先に債務不履行等が生じた場合であっても、回収の効率・実効性その他の観点から当行及び当行の関係会社が債権者として有する法的な権利を行使しない場合があります。また、これらの貸出先に対して、追加貸出等の支援・再起に向けた協力を行うこともあり得ます。この結果、当行及び当行の関係会社の与信関係費用が増加する可能性があります。 B.特定地域の経済動向に影響を受けるリスク地方銀行である当行及び当行の関係会社には、特定の地域(宮城県)を主な営業基盤としていることに起因する地域特性に係わるリスクがあります。すなわち、営業基盤が特定の地域に立脚しているため、地域経済が悪化した場合、当行の業容の拡大がはかれなくなるほか、不良債権が増加するなどして、当行及び当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。 C.金利・価格・為替変動リスク当行及び当行の関係会社は市場性のある債券・株式及び外貨建資産等に投資を行っておりますが、当該債券等は金利・価格・為替変動リスクを内包しております。したがって、急激な長期金利の上昇や株式相場の下落、為替相場の変動等により、保有債券等にかかる評価額の減少、株式等の減損、為替差損等が発生する場合があり、この結果、当行及び当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。 D.流動性リスク市場環境の変化や当行の信用状態の悪化等により、必要な資金が確保できず資金繰りがつかなくなる場合や、資金の確保に通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被る可能性(資金繰りリスク)があります。さらに、市場の混乱等により、市場において取引ができないこと、あるいは、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被る可能性(市場流動性リスク)があります。また、取引を約定した後、何らかの事情により決済が行われないことにより損失を被る可能性(決済リスク)があります。 E.事務リスク当行及び当行の関係会社は、銀行業務を中心に、幅広い金融サービスを提供しておりますが、役職員が正確な事務を怠ったり、事故・不正等を起こした場合、当行及び当行の関係会社に経済的損失や信用失墜等をもたらす可能性があります。 F.システムリスク当行及び当行の関係会社は、預金取引、貸出金取引、為替取引等の銀行業務を中心に膨大な事務量を日々正確に処理するという業務を行っておりますが、これらの業務は、コンピューターシステム、ネットワーク機器、回線等を含めたシステムの円滑な運行を前提としております。したがって、システムの停止又は誤作動等によるシステム障害が発生した場合、及び権限のない内部の者又はサイバー攻撃等によりシステムが不正に使用され情報システムの破壊やデータ改ざん等が行われた場合には、当行に経済的損失や信用失墜等をもたらし、当行及び当行の関係会社の経営や業務遂行に影響を与える可能性があります。 G.情報漏洩のリスク当行及び当行の関係会社は、業務の性格上、お客さまの個人情報をはじめとした重要な情報を多く保有しておりますが、これらの重要な情報が外部に漏洩した場合、信用が失墜し、当行及び当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。 H.コンプライアンスリスク当行及び当行の関係会社は、コンプライアンスを経営の重要課題として認識し、体制の整備・強化に努めておりますが、法令等遵守状況が不十分であった場合、信用が失墜し、当行及び当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。 I.規制変更のリスク当行及び当行の関係会社は、現時点の各種規制に従って業務を遂行していますが、将来における法律、規則、政策、実務慣行、法解釈、財政及びその他の政策の変更により、当行及び当行の関係会社の業務遂行が困難となり、業績に影響を与える可能性があります。 J.人的リスク当行及び当行の関係会社は、有能な人材の確保や育成に努めておりますが、人材の流出や喪失等により、当行及び当行の関係会社の業務遂行が困難となり、業績に影響を与える可能性があります。 K.風評リスク市場や顧客の間において、事実と異なる風評が発生・拡大した場合、その内容や対処方法によっては、当行及び当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。 L.サードパーティリスク当行及び当行の関係会社は、サードパーティにおいて、事務ミス、システムトラブル及び不正取引等が発生し、損失を被る可能性があります。 M.災害等のリスク本店、事務センター及び営業店等、当行及び当行の関係会社の施設及び役職員が、災害、犯罪等の被害を受けることにより、当行及び当行の関係会社の業務遂行が困難となり、業績に影響を与える可能性があります。特に、当行の主要営業基盤である宮城県周辺における巨大地震等の発生により、当行及び当行の関係会社の被災による損害のほか、取引先の被災による業績の悪化等が発生した場合、当行及び当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。また、感染症の流行により、当行及び当行の関係会社の業務運営に支障が生じる可能性があります。 N.財務報告に係る内部統制に関するリスク金融商品取引法により、当行は、財務報告に係る内部統制の有効性を評価し、その結果を記載した内部統制報告書の提出及び監査人による監査を受けることが義務付けられております。当行及び当行の関係会社は、企業価値向上に向け、財務報告に係る内部統制の有効性を確保するための態勢を整備しており、評価の過程で発見された問題点等は速やかな改善に努めております。しかしながら、想定外の開示すべき重要な不備が発生し期末日までに是正されない場合や、監査人より、財務報告に係る内部統制が十分に機能していないと評価されるような事態が発生した場合には、当行に対する市場の評価の低下等、当行及び当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。 O.自己資本比率a.自己資本比率が悪化するリスク当行グループは、当行の単体自己資本比率及び連結自己資本比率について「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められる国内基準の4%以上を維持することが求められております。当行の単体及び連結自己資本比率が上記の水準を下回った場合は、早期是正措置の対象として業務の一部停止等の命令を金融庁長官から受けることとなります。なお、自己資本比率に影響を与えるものとして、以下の例が挙げられます。・与信先の信用状態の悪化に伴う貸倒引当金等の与信関係費用の増加・不良債権処理による与信関係費用の増加・有価証券ポートフォリオの変化に伴うリスク・アセットの増加及び価値の変動b.繰延税金資産に係わるリスク繰延税金資産の計上額の決定基準が変更された場合は、当行及び当行の関係会社の業績および自己資本比率に影響を及ぼす可能性があります。また、上記の決定基準に変更がない場合であっても、当行及び当行の関係会社が将来の課税所得の予測・仮定に基づいて繰延税金資産の一部又は全部の回収可能性がないものと判断した場合も同様であります。 P.退職給付制度に係わるリスク当行は、確定給付型の企業年金基金制度及び退職一時金制度を設け、これに係る必要な退職給付引当金を計上しておりますが、年金資産の運用利回りが低下した場合や予定給付債務を計算する前提となる数理計算上の基礎率に変更があった場合等には、退職給付費用が増加し、当行の収益を圧迫する要因となる可能性があります。 Q.固定資産の減損会計当行及び当行の関係会社は、固定資産の減損に係る会計基準を適用しておりますが、当該会計基準等に何らかの変更がある場合や、所有する固定資産に損失が発生した場合、当行及び当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。 R.格付けの低下による影響外部格付機関が当行の格付けを引き下げた場合、当行及び当行の関係会社は市場取引において不利な条件を承諾せざるを得なくなったり、一定の取引を行うことができなくなるおそれがあり、資金繰りの悪化や資金調達コストの上昇等により、当行及び当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。また、格付けの低下に伴い、預金者等に心理的悪影響を与える可能性もあります。 S.経営戦略が奏功しないリスク2021年度から2030年度までの10年間を計画期間とする「『Vision 2030』~未来を切り拓くリーディングカンパニー~」に基づき展開する経営戦略が奏功しない場合、当初想定した結果が得られない可能性があります。 T.競争に伴うリスク日本の金融制度における大幅な規制の緩和に伴い、業態を超えた競争が激化しており、こうした競争的な事業環境において競争優位を得られない場合、当行及び当行の関係会社の業績に影響を与える可能性があります。 U.業務範囲拡大に伴うリスク当行及び当行の関係会社は、法令等の規制緩和に伴い、新たな収益機会を得るために業務範囲を拡大することがあります。業務範囲を拡大することに伴い、新たなリスクに晒されるほか、当該業務の拡大が予想どおりに進展しない場合、当初想定した結果が得られない可能性があります。

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