千趣会(8165)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,291 | 12 | 14 | 39 | 2.7 | 27.3 | 8.0 | 51.5 |
| FY2017 | 1,260 | -43 | -111 | 16 | -26.7 | -213.2 | 0.0 | 45.9 |
| FY2018 | 1,133 | -41 | -60 | 12 | -17.3 | -136.8 | 0.0 | 45.8 |
| FY2019 | 892 | 8 | 82 | 116 | 19.3 | 201.1 | 2.0 | 57.7 |
| FY2020 | 833 | -4 | -39 | 9 | -12.3 | -95.2 | 0.0 | 50.2 |
| FY2021 | 731 | 3 | 3 | -9 | 0.9 | 6.6 | 7.0 | 63.3 |
| FY2022 | 589 | -81 | -110 | -66 | -49.9 | -234.2 | 0.0 | 56.5 |
| FY2023 | 492 | -56 | -48 | -21 | -27.7 | -102.2 | 0.0 | 54.3 |
| FY2024 | 456 | -37 | -37 | -32 | -27.2 | -78.2 | 0.0 | 52.2 |
| FY2025 | 421 | -26 | 39 | 68 | 23.1 | 84.2 | 0.0 | 65.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
「ベルメゾン」ブランドは一定の認知度を持つが、競合他社も多く、強力なブランドエクイティや特許による独占的優位性は限定的。長年の顧客基盤は存在するものの、新規顧客獲得におけるブランド力の差は小さい。
長年利用している顧客は、過去の購入履歴やポイントプログラム、慣れ親しんだカタログやWebサイトからの購入を継続する傾向がある。しかし、EC市場の競争激化により、価格や品揃えで他社に劣る場合は乗り換えリスクは無視できない。
同社ビジネスモデルにおいて、ユーザー数の増加がサービス価値を直接的に向上させるネットワーク効果は確認されない。
長年の事業運営で培われた調達力や物流ノウハウは存在するが、EC専業大手やPB(プライベートブランド)強化企業と比較して、構造的なコスト優位性は確立されていない。規模の経済によるコスト削減効果は限定的。
国内のカタログ通販・EC市場において一定の規模を持つが、アマゾンやZOZOTOWNなどの巨大プラットフォーマーと比較すると、市場シェアや影響力は限定的。業界全体が成熟しており、効率規模による寡占化の恩恵は小さい。
競合との比較優位
強気シナリオ
「ベルメゾン」ブランドの再強化と顧客ロイヤルティ向上施策の成功
新規顧客層へのアプローチ成功による会員数増加
DX推進による業務効率化とコスト削減の実現
弱気シナリオ(モート侵食)
EC市場における価格競争の激化とシェア低下
顧客層の高齢化と新規顧客獲得の失敗
商品開発力の低下による魅力的な商品ラインナップの維持困難
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
千趣会が失敗するシナリオは、まず「ベルメゾン」ブランドが現代の消費者のニーズやトレンドから乖離し、その魅力が失われることである。次に、EC市場における激しい競争環境下で、価格競争力や品揃え、利便性において競合他社に圧倒され、既存顧客の維持すら困難になる状況が考えられる。特に、デジタルネイティブ世代へのアプローチに失敗し、若年層の取り込みに失敗した場合、長期的な成長は見込めなくなる。さらに、サプライチェーンの非効率性や商品開発力の低下が顕在化し、収益性が悪化し続けるようであれば、同社の持続可能性は大きく損なわれるだろう。
5年後のモート予測
ブランド力強化と新規顧客開拓が奏功し、売上・利益ともに緩やかな成長軌道に乗る。DXによる効率化も進み、収益性が改善する。
既存顧客基盤を維持しつつ、競争環境の厳しさから大きな成長は見込めない。売上・利益は横ばい圏で推移する可能性が高い。
競争激化や顧客離れにより、売上・利益ともに減少傾向が続く。ブランドイメージの陳腐化も進み、事業再生が困難になるリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 58億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 65.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 1.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.34倍 |
合格数:2/7 部分的合格