はせがわ(8230)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 194 | 8 | 4 | 6 | 3.7 | 19.6 | — | 50.9 |
| FY2016 | 194 | 9 | 4 | 9 | 4.1 | 22.6 | — | 54.7 |
| FY2017 | 194 | 9 | 6 | 12 | 5.4 | 30.9 | 7.5 | 60.0 |
| FY2018 | 190 | 3 | 1 | 7 | 1.3 | 7.4 | 7.5 | 64.1 |
| FY2019 | 179 | -10 | -11 | -11 | -12.5 | -61.5 | 7.5 | 52.7 |
| FY2020 | 178 | 11 | 2 | 27 | 2.3 | 11.9 | 3.8 | 51.9 |
| FY2021 | 198 | 13 | 7 | -4 | 7.2 | 38.9 | 2.0 | 53.9 |
| FY2022 | 216 | 18 | 12 | 7 | 10.5 | 63.5 | 5.5 | 60.1 |
| FY2023 | 213 | 16 | 11 | -1 | 8.9 | 58.3 | 11.3 | 65.9 |
| FY2024 | 212 | 12 | 9 | -16 | 7.2 | 49.8 | 15.0 | 63.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
「はせがわ」は葬儀・仏壇・墓石の提供で長年の歴史と一定のブランド認知を持つ。特に地域密着型のサービス展開で、信頼性や安心感を醸成している点は無形資産となりうる。しかし、特許や独占的IP、規制ライセンスによる明確な優位性は見られない。
葬儀や墓石の選択は、人生における重要な決断であり、一度利用した葬儀社や墓石業者からの乗り換えには心理的・感情的なハードルが存在する。また、墓石の場合は一度建立すると移設が困難なため、顧客のスイッチングコストは比較的高くなると考えられる。
葬儀・仏壇・墓石事業において、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果はほとんど見られない。各顧客のニーズは個別的であり、プラットフォーム型ビジネスのような共有価値の創出は期待できない。
規模の経済によるコスト優位性は限定的。葬儀・仏壇・墓石業界は地域性が強く、全国的な調達・供給網による圧倒的なコスト優位を築くことは難しい。一部、仕入れや共同購入による効率化の可能性はあるが、構造的な優位性は低い。
葬儀・仏壇・墓石業界は地域ごとに多数の事業者が存在するが、全国展開している「はせがわ」は一定の規模を持つ。しかし、業界全体で見ると寡占度はそれほど高くなく、最適規模の少数寡占とは言えない。地域によっては競合が多い。
競合との比較優位
強気シナリオ
高齢化社会の進展による葬儀需要の安定的な増加
エンディングノートや事前相談サービスの拡充による顧客接点の強化とブランドロイヤリティ向上
M&Aによる事業規模拡大と地域シェアの獲得
弱気シナリオ(モート侵食)
新規参入者や異業種からの低価格・高付加価値サービスの提供
顧客ニーズの多様化(直葬、家族葬など)への対応遅れ
地域密着型葬儀社との競争激化による価格圧力
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、まず「はせがわ」が提供する葬儀・墓石・仏壇サービスに対する顧客のスイッチングコストが、予想以上に低いことが真実でなければならない。例えば、インターネットの普及により、葬儀社や墓石業者の比較検討が容易になり、価格やサービス内容での乗り換えが頻繁に起こるようになるシナリオである。また、同社が長年培ってきたブランドや地域での信頼性が、新しい競合企業の革新的なサービスや低価格戦略によって、急速に陳腐化することも考えられる。さらに、同社が顧客の多様化するニーズ(例:海洋散骨、樹木葬など)に迅速かつ柔軟に対応できず、市場シェアを徐々に失っていくことも、投資の失敗につながるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資は失敗に終わる可能性がある。
5年後のモート予測
高齢化による需要増と、事前相談・デジタル化推進による顧客基盤強化で、売上・利益ともに堅調に成長。M&Aも奏功し、市場シェアを拡大する。
安定した需要を背景に、既存事業は堅調に推移。新規サービスや地域戦略で緩やかな成長を維持するが、競争激化で利益率は横ばい。
競合激化と顧客ニーズの変化への対応遅れにより、既存事業のシェアが低下。新規事業も軌道に乗らず、売上・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 58億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 63.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 8.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 6.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.46倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書