経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。(1) 経営方針当社は、2023年5月に策定した2026年3月期(2025年度)を最終年度とする「中期経営計画2023」にて掲げた2030年目標に向けて計画の実行段階にありますが、外部環境の変化を含む現状の課題認識に鑑み、目標達成への取り組みを更に力強く推進するべく、2026年3月期を初年度とする5か年計画「中期経営計画 Road to 2030」へと同計画をアップデートいたしました。 「中期経営計画 Road to 2030」の位置付け2023年3月 2026年3月 2030年3月 (2) 定量目標 2025年3月期実績2026年3月期予想2028年3月期計画2030年3月期計画売上高2,430億円2,600億円2,800億円3,000億円営業利益46億円48億円65億円75億円親会社株主に帰属する当期純利益28億円30億円35億円45億円ROE5.3%5.3%6.0%超EBITDA ※66億円70億円90億円100億円EBITDA(累積)―70億円230億円420億円ROA1.7%1.8%2.0%以上 本計画最終年度である2030年3月期は、売上高3,000億円、営業利益75億円、親会社株主に帰属する当期純利益45億円を定量目標としております。また、本計画の主要な財務指標として、計画期間中の投資活動を踏まえ、減価償却費及びのれん償却額を営業利益に加算して本業の収益力を示すEBITDA、資産の効率性を示すROAを設定しております。※ EBITDA:営業利益+減価償却費+のれん償却額 [資本コストに対する現状分析]当社の株主資本コストの水準は、CAPMによる推計で5~6%と認識しています。WACCについては、CAPMによる株主資本コストと負債コストを加重平均して2.3~3.4%と算出しています。ROE向上への取り組みを推進し、株主資本コストを上回るROEの実現を目指してまいります。また、PERは6~7倍程度にとどまっています。これは、当社を取り巻く経営環境や事業の成長可能性に係る将来に向けての株式市場からの評価と考えられることから、当社はこれを真摯に受け止め、PERを向上させるため、本計画に掲げる成長ドライバーを下記「(5) 取り組みの進捗報告と課題認識に基づく成長ドライバー」のとおり選定し、より収益性の高い事業への経営資源の配分に注力してまいります。「中期経営計画2023」において事業の成長性と収益性に加え、投下資本に対する収益性の観点に基づく管理を目的として、ROICを経営管理指標に取り入れ、グループにおける資本収益性の意識向上に努めてまいりました。なお、投下資本が不可欠な事業については、資金回転速度の向上を強化するなど、事業特性に応じた資本効率の向上を更に強化してまいります。 (3) 株主還元株主の皆様への利益還元を安定かつ充実させるため、今後の成長と競争力強化のための資金需要等を勘案しつつ、中長期的な持続的成長を通じた累進配当を導入しております。本計画では2030年3月期まで毎期7円増配していく計画としております。 2025年3月期(実績)2026年3月期(予想)2027年3月期(計画)2028年3月期(計画)2029年3月期(計画)2030年3月期(計画)1株当たり配当額※1 65円72円79円86円93円100円配当金の総額 ※2771百万円854百万円937百万円1,020百万円1,103百万円1,186百万円 ※1 1株当たり配当額65円のうち、期末配当40円については、2025年6月27日開催予定の定時株主総会の決議事項として上程しております。※2 配当金の総額は、1株当たり配当額×2025年3月期末発行済み株式数(自己株式控除後)により算出しております。 また、株主の皆様の日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を高め、より多くの株主の皆様に、より長く当社株式を保有していただくことを目的に、株主優待制度を導入いたしました。本制度の内容については、「第6 提出会社の株式事務の概要 株主に対する特典」または、当社ホームページに掲載しております「株主優待制度導入に関するお知らせ」(https://www.nice.co.jp/uploads/2024_06_27_01.pdf)をご覧ください。 (4) 外部環境の変化と現状の課題認識当社は、2030年目標の達成に向けて、着実に取り組みを進めており、M&A投資をはじめとする新規事業投資についても計画通りに進捗しております。一方、当社を取り巻く経営環境は、金利の上昇や貿易摩擦の激化といった経済情勢に加え、人口減少や世帯構成の変化等により新設住宅着工戸数が長期的に減少傾向にある中、2024年の着工戸数が15年ぶりに80万戸を割り込むなど、その変化は著しいものとなっています。こうした変化を捉え、事業領域を新築住宅市場から既存住宅流通市場や非住宅市場へ、更には暮らし領域まで拡大していくべく、事業ポートフォリオの見直しを図ってまいります。新設住宅着工戸数の減少速度の加速・長期的な減少傾向・2024年(暦年)はリーマン・ショック以来15年ぶりの80万戸割れ・持家が過去最低水準で推移・地方圏で高い下落率(東北・四国:2015年比30%水準)輸入材動向の不透明感・海外における環境規制の強化・米国における関税政策の動向・相場の不透明感脱炭素化の更なる加速・「2050年カーボンニュートラル」目標の実現・2030年度温室効果ガス削減目標:46%削減(2013年度比)・法改正(4号特例の縮小・省エネ基準適合義務化)マンション価格の高騰・首都圏における販売価格や用地価格の高騰・建築費や人件費の高騰、建築工事の長期化・金利の上昇 (5) 取り組みの進捗報告と課題認識に基づく成長ドライバー当社は、2024年12月20日開示「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について(進捗報告)」にて提示した中長期的な事業ポートフォリオの方向性に基づき、収益基盤である既存のコア事業の深化と、成長性が見込まれるコア事業の周辺事業への投資、更には将来的な成長基盤を見据えた投資を行ってまいります。これらを踏まえ、かつ現状の課題認識に基づき、2030年目標の達成に向けて、次に掲げる成長ドライバーで取り組みの更なる推進を図ります。 ①「超・新築」主要マーケットである新築住宅市場が長期的に縮小傾向にある中、環境貢献度の高い木材の活用や国産材の取り扱い強化を推進するとともに、住宅ストックビジネスの拡大に取り組み、収益基盤の更なる安定に努めてまいります。進捗報告成長ドライバー●農林水産省と建築物木材利用促進協定を締結●飛島建設㈱と合弁会社を設立(非住宅木造建築)●構造用集成材の素材(国産スギ)の生産工場を新設●M&Aにより製材機能(国産ヒノキ)を強化●住宅ストック事業の強化●関連会社の統合によるマンション管理機能の強化●国産木材の供給●非住宅木造建築●中古マンション買取再販●賃貸管理●マンション総合管理 ②「超・物流」国を挙げてZEH化の動きが加速する中、エネルギー関連商品を含め、躯体・住宅設備機器等、トータルでの提案販売を強化してまいります。また、規制強化をはじめ変革が進む物流業界において、全国の物流拠点を活用し、建築現場へのラストワンマイル機能を発揮するとともに、部位別施工への対応等、機能強化を図ってまいります。進捗報告成長ドライバー●資本業務提携により太陽光発電システムの販売強化●M&Aによりサッシ・エクステリア事業を強化●エネルギー関連商品の供給●物流 [成長ドライバーの業績貢献]成長ドライバー2025年3月期2030年3月期売上高営業利益売上高営業利益① 国産木材の供給② 非住宅木造建築③ 中古マンション買取再販④ 賃貸管理⑤ マンション総合管理⑥ エネルギー関連商品の供給⑦ 物流約750億円約20億円約1,300億円(550億円増)約50億円(30億円増) ③「超・領域」国産材の更なる利活用に向けて、多様な分野でコンポーネントとしての用途を拡大し、付加価値の高い木質マテリアルメーカーを目指します。また、木造建築において設計、積算、発注、施工、物流に至るデータの共有化を図り、業界全体の業務効率化に貢献します。進捗報告成長ドライバー●脱プラ・木質化R&Dセンター設立●建築資材事業の業務システム更新に着手●無垢国産材のコンポーネント展開●木造建築業界の流通プラットフォーム ④主体的な風土の確立進捗報告成長牽引策●エンゲージメントサーベイの実施●eラーニングによる自己啓発ツールを導入●「ライフサポート休暇」制度を導入●「オープンコミュニケーションミーティング」実施●「ラウンドテーブルミーティング」実施●タレントマネジメントシステムを導入●360度評価の実施●「健康経営優良法人 2025」認定取得●「かながわ治療と仕事の両立推進企業」認定取得●事業戦略を実行するために必要な人材戦略・住まいと暮らし領域における専門スキルの拡充・外部人材の登用・キャリア採用の拡充・サクセッションプランによる次世代経営層の育成●エンゲージメントの向上・サーベイスコア10ptアップ(2030年3月期)●DE&I推進●健康経営の推進 ⑤社会的使命の達成進捗報告成長牽引策●サステナビリティ委員会(全21回開催)●ナイスグループ中央安全衛生委員会の開催●自社排出量のカーボンニュートラルを早期達成●社有林の保有面積の拡大●二酸化炭素吸収量の増加●リスクマネジメント強化●自社排出量(Scope1・2)の削減及びカーボンニュートラルの継続●サプライチェーン排出量の実質ゼロの実現 (6) 環境目標の進捗状況環境目標の進捗状況については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 重要なサステナビリティ項目 ① 気候変動への対応(TCFD) d 指標と目標」に記載しております。 (7) キャッシュ・アロケーション2024年5月24日、「中期経営計画2023」達成に向けた取り組みとして、中長期的な財務健全性を維持しながら、営業活動によるキャッシュの創出、保有資産の整理、有利子負債の効果的な活用を通じて生み出した原資を様々な成長投資に分配しつつ、社員や株主への還元を実行するため、キャッシュ・アロケーションを策定しました。それぞれの実施状況は次に示す通りです。 [実施状況]分配想定金額実施済備考●新規事業投資(M&A・研究開発投資)100億円~110億円㈱ウッドエンジニアリング(合弁)出資㈱シェアリングエネルギー出資セレックスホールディングス㈱株式取得㈱かつら木材商店株式取得●成長投資(既存事業)115億円~77億円IT投資、設備投資、CATV投資<新規設備投資>㈱アルボレックス第2工場ウッドファースト㈱第2工場●株主還元15億円~※2年間の想定金額15億円配当金23/3期末30円+24/3中間20円24/3期末40円+25/3中間25円 [Road to 2030 キャッシュ・アロケーション]「Road to 2030」期間(2026年3月期~2030年3月期)におけるキャッシュ・フロー及び資金調達を原資とし、株主還元に50億円以上、新規事業投資に145億円以上、既存事業の成長投資に120億円以上を充ててまいります。 (8) 会社の対処すべき課題住宅・建築業界においては、少子高齢化による人口減少や単身世帯の増加に伴い、新設住宅着工戸数は長期的に減少傾向にあります。建築費や人件費の上昇等による住宅価格の高騰に加え、住宅ローン金利上昇への懸念から住宅取得マインドの低下が憂慮されるほか、法改正に伴う業務負担の増加等も危惧されています。このように外部環境が著しく変化する中、企業経営においては迅速な対応が求められます。当社は、2023年5月に策定した「中期経営計画2023」にて掲げた2030年目標に向けて計画の実行段階にありますが、こうした外部環境の変化を含む現状の課題認識に鑑み、目標達成への取り組みを力強く推進するべく、2026年3月期を初年度とする5か年計画「中期経営計画 Road to 2030」へとアップデートいたしました。本計画において、当社が有する国産木材の調達力や全国規模の販売網、川上から川下までのサプライチェーン、建築物の木造化・木質化提案機能といった競争優位性を発揮し、成長を一層加速するべく、「超・新築」「超・物流」「超・領域」をキーワードとする成長ドライバーを掲げました。「超・新築」では、新築住宅市場が縮小傾向にある中、環境貢献度の高い木材の活用や国産材の取り扱い強化を推進するとともに、住宅ストックビジネスの拡大に取り組み、収益基盤の更なる安定に努めてまいります。「超・物流」では、国を挙げてZEH化の動きが加速する中、エネルギー関連商品を含め、躯体・住宅設備機器など、トータルでの提案販売を強化していきます。また、全国の物流拠点を活用し、建築現場へのラストワンマイル機能を発揮するとともに、部位別施工への対応など、機能強化を図ってまいります。「超・領域」では、国産材の更なる利活用に向けて、多様な分野でコンポーネントとしての用途を拡大し、付加価値の高い木質マテリアルメーカーを目指すとともに、木造建築における設計から積算、物流に至るデータの共有化を図り、業界全体の業務効率化に貢献してまいります。当社は、「樹とともに、人と暮らしをつなぎ、はぐくみ、彩りある未来をつくります」を社会的存在意義と定義しています。地球温暖化対策として重要な役割を担う森林資源の循環利用に向け、当社のルーツであり、エコマテリアルである木材の利活用を通じて、経済価値のみならず、社会価値及び環境価値の向上と社会課題解決の一翼を担うべく、「中期経営計画 Road to 2030」に掲げた諸施策を確実に実行していくことで、成長の加速と飛躍的進化を図り、更なる企業価値の向上を実現してまいります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。(1) 経営方針当社は、2023年5月に策定した2026年3月期(2025年度)を最終年度とする「中期経営計画2023」にて掲げた2030年目標に向けて計画の実行段階にありますが、外部環境の変化を含む現状の課題認識に鑑み、目標達成への取り組みを更に力強く推進するべく、2026年3月期を初年度とする5か年計画「中期経営計画 Road to 2030」へと同計画をアップデートいたしました。 「中期経営計画 Road to 2030」の位置付け2023年3月 2026年3月 2030年3月 (2) 定量目標 2025年3月期実績2026年3月期予想2028年3月期計画2030年3月期計画売上高2,430億円2,600億円2,800億円3,000億円営業利益46億円48億円65億円75億円親会社株主に帰属する当期純利益28億円30億円35億円45億円ROE5.3%5.3%6.0%超EBITDA ※66億円70億円90億円100億円EBITDA(累積)―70億円230億円420億円ROA1.7%1.8%2.0%以上 本計画最終年度である2030年3月期は、売上高3,000億円、営業利益75億円、親会社株主に帰属する当期純利益45億円を定量目標としております。また、本計画の主要な財務指標として、計画期間中の投資活動を踏まえ、減価償却費及びのれん償却額を営業利益に加算して本業の収益力を示すEBITDA、資産の効率性を示すROAを設定しております。※ EBITDA:営業利益+減価償却費+のれん償却額 [資本コストに対する現状分析]当社の株主資本コストの水準は、CAPMによる推計で5~6%と認識しています。WACCについては、CAPMによる株主資本コストと負債コストを加重平均して2.3~3.4%と算出しています。ROE向上への取り組みを推進し、株主資本コストを上回るROEの実現を目指してまいります。また、PERは6~7倍程度にとどまっています。これは、当社を取り巻く経営環境や事業の成長可能性に係る将来に向けての株式市場からの評価と考えられることから、当社はこれを真摯に受け止め、PERを向上させるため、本計画に掲げる成長ドライバーを下記「(5) 取り組みの進捗報告と課題認識に基づく成長ドライバー」のとおり選定し、より収益性の高い事業への経営資源の配分に注力してまいります。「中期経営計画2023」において事業の成長性と収益性に加え、投下資本に対する収益性の観点に基づく管理を目的として、ROICを経営管理指標に取り入れ、グループにおける資本収益性の意識向上に努めてまいりました。なお、投下資本が不可欠な事業については、資金回転速度の向上を強化するなど、事業特性に応じた資本効率の向上を更に強化してまいります。 (3) 株主還元株主の皆様への利益還元を安定かつ充実させるため、今後の成長と競争力強化のための資金需要等を勘案しつつ、中長期的な持続的成長を通じた累進配当を導入しております。本計画では2030年3月期まで毎期7円増配していく計画としております。 2025年3月期(実績)2026年3月期(予想)2027年3月期(計画)2028年3月期(計画)2029年3月期(計画)2030年3月期(計画)1株当たり配当額※1 65円72円79円86円93円100円配当金の総額 ※2771百万円854百万円937百万円1,020百万円1,103百万円1,186百万円 ※1 1株当たり配当額65円のうち、期末配当40円については、2025年6月27日開催予定の定時株主総会の決議事項として上程しております。※2 配当金の総額は、1株当たり配当額×2025年3月期末発行済み株式数(自己株式控除後)により算出しております。 また、株主の皆様の日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を高め、より多くの株主の皆様に、より長く当社株式を保有していただくことを目的に、株主優待制度を導入いたしました。本制度の内容については、「第6 提出会社の株式事務の概要 株主に対する特典」または、当社ホームページに掲載しております「株主優待制度導入に関するお知らせ」(https://www.nice.co.jp/uploads/2024_06_27_01.pdf)をご覧ください。 (4) 外部環境の変化と現状の課題認識当社は、2030年目標の達成に向けて、着実に取り組みを進めており、M&A投資をはじめとする新規事業投資についても計画通りに進捗しております。一方、当社を取り巻く経営環境は、金利の上昇や貿易摩擦の激化といった経済情勢に加え、人口減少や世帯構成の変化等により新設住宅着工戸数が長期的に減少傾向にある中、2024年の着工戸数が15年ぶりに80万戸を割り込むなど、その変化は著しいものとなっています。こうした変化を捉え、事業領域を新築住宅市場から既存住宅流通市場や非住宅市場へ、更には暮らし領域まで拡大していくべく、事業ポートフォリオの見直しを図ってまいります。新設住宅着工戸数の減少速度の加速・長期的な減少傾向・2024年(暦年)はリーマン・ショック以来15年ぶりの80万戸割れ・持家が過去最低水準で推移・地方圏で高い下落率(東北・四国:2015年比30%水準)輸入材動向の不透明感・海外における環境規制の強化・米国における関税政策の動向・相場の不透明感脱炭素化の更なる加速・「2050年カーボンニュートラル」目標の実現・2030年度温室効果ガス削減目標:46%削減(2013年度比)・法改正(4号特例の縮小・省エネ基準適合義務化)マンション価格の高騰・首都圏における販売価格や用地価格の高騰・建築費や人件費の高騰、建築工事の長期化・金利の上昇 (5) 取り組みの進捗報告と課題認識に基づく成長ドライバー当社は、2024年12月20日開示「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について(進捗報告)」にて提示した中長期的な事業ポートフォリオの方向性に基づき、収益基盤である既存のコア事業の深化と、成長性が見込まれるコア事業の周辺事業への投資、更には将来的な成長基盤を見据えた投資を行ってまいります。これらを踏まえ、かつ現状の課題認識に基づき、2030年目標の達成に向けて、次に掲げる成長ドライバーで取り組みの更なる推進を図ります。 ①「超・新築」主要マーケットである新築住宅市場が長期的に縮小傾向にある中、環境貢献度の高い木材の活用や国産材の取り扱い強化を推進するとともに、住宅ストックビジネスの拡大に取り組み、収益基盤の更なる安定に努めてまいります。進捗報告成長ドライバー●農林水産省と建築物木材利用促進協定を締結●飛島建設㈱と合弁会社を設立(非住宅木造建築)●構造用集成材の素材(国産スギ)の生産工場を新設●M&Aにより製材機能(国産ヒノキ)を強化●住宅ストック事業の強化●関連会社の統合によるマンション管理機能の強化●国産木材の供給●非住宅木造建築●中古マンション買取再販●賃貸管理●マンション総合管理 ②「超・物流」国を挙げてZEH化の動きが加速する中、エネルギー関連商品を含め、躯体・住宅設備機器等、トータルでの提案販売を強化してまいります。また、規制強化をはじめ変革が進む物流業界において、全国の物流拠点を活用し、建築現場へのラストワンマイル機能を発揮するとともに、部位別施工への対応等、機能強化を図ってまいります。進捗報告成長ドライバー●資本業務提携により太陽光発電システムの販売強化●M&Aによりサッシ・エクステリア事業を強化●エネルギー関連商品の供給●物流 [成長ドライバーの業績貢献]成長ドライバー2025年3月期2030年3月期売上高営業利益売上高営業利益① 国産木材の供給② 非住宅木造建築③ 中古マンション買取再販④ 賃貸管理⑤ マンション総合管理⑥ エネルギー関連商品の供給⑦ 物流約750億円約20億円約1,300億円(550億円増)約50億円(30億円増) ③「超・領域」国産材の更なる利活用に向けて、多様な分野でコンポーネントとしての用途を拡大し、付加価値の高い木質マテリアルメーカーを目指します。また、木造建築において設計、積算、発注、施工、物流に至るデータの共有化を図り、業界全体の業務効率化に貢献します。進捗報告成長ドライバー●脱プラ・木質化R&Dセンター設立●建築資材事業の業務システム更新に着手●無垢国産材のコンポーネント展開●木造建築業界の流通プラットフォーム ④主体的な風土の確立進捗報告成長牽引策●エンゲージメントサーベイの実施●eラーニングによる自己啓発ツールを導入●「ライフサポート休暇」制度を導入●「オープンコミュニケーションミーティング」実施●「ラウンドテーブルミーティング」実施●タレントマネジメントシステムを導入●360度評価の実施●「健康経営優良法人 2025」認定取得●「かながわ治療と仕事の両立推進企業」認定取得●事業戦略を実行するために必要な人材戦略・住まいと暮らし領域における専門スキルの拡充・外部人材の登用・キャリア採用の拡充・サクセッションプランによる次世代経営層の育成●エンゲージメントの向上・サーベイスコア10ptアップ(2030年3月期)●DE&I推進●健康経営の推進 ⑤社会的使命の達成進捗報告成長牽引策●サステナビリティ委員会(全21回開催)●ナイスグループ中央安全衛生委員会の開催●自社排出量のカーボンニュートラルを早期達成●社有林の保有面積の拡大●二酸化炭素吸収量の増加●リスクマネジメント強化●自社排出量(Scope1・2)の削減及びカーボンニュートラルの継続●サプライチェーン排出量の実質ゼロの実現 (6) 環境目標の進捗状況環境目標の進捗状況については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 重要なサステナビリティ項目 ① 気候変動への対応(TCFD) d 指標と目標」に記載しております。 (7) キャッシュ・アロケーション2024年5月24日、「中期経営計画2023」達成に向けた取り組みとして、中長期的な財務健全性を維持しながら、営業活動によるキャッシュの創出、保有資産の整理、有利子負債の効果的な活用を通じて生み出した原資を様々な成長投資に分配しつつ、社員や株主への還元を実行するため、キャッシュ・アロケーションを策定しました。それぞれの実施状況は次に示す通りです。 [実施状況]分配想定金額実施済備考●新規事業投資(M&A・研究開発投資)100億円~110億円㈱ウッドエンジニアリング(合弁)出資㈱シェアリングエネルギー出資セレックスホールディングス㈱株式取得㈱かつら木材商店株式取得●成長投資(既存事業)115億円~77億円IT投資、設備投資、CATV投資<新規設備投資>㈱アルボレックス第2工場ウッドファースト㈱第2工場●株主還元15億円~※2年間の想定金額15億円配当金23/3期末30円+24/3中間20円24/3期末40円+25/3中間25円 [Road to 2030 キャッシュ・アロケーション]「Road to 2030」期間(2026年3月期~2030年3月期)におけるキャッシュ・フロー及び資金調達を原資とし、株主還元に50億円以上、新規事業投資に145億円以上、既存事業の成長投資に120億円以上を充ててまいります。 (8) 会社の対処すべき課題住宅・建築業界においては、少子高齢化による人口減少や単身世帯の増加に伴い、新設住宅着工戸数は長期的に減少傾向にあります。建築費や人件費の上昇等による住宅価格の高騰に加え、住宅ローン金利上昇への懸念から住宅取得マインドの低下が憂慮されるほか、法改正に伴う業務負担の増加等も危惧されています。このように外部環境が著しく変化する中、企業経営においては迅速な対応が求められます。当社は、2023年5月に策定した「中期経営計画2023」にて掲げた2030年目標に向けて計画の実行段階にありますが、こうした外部環境の変化を含む現状の課題認識に鑑み、目標達成への取り組みを力強く推進するべく、2026年3月期を初年度とする5か年計画「中期経営計画 Road to 2030」へとアップデートいたしました。本計画において、当社が有する国産木材の調達力や全国規模の販売網、川上から川下までのサプライチェーン、建築物の木造化・木質化提案機能といった競争優位性を発揮し、成長を一層加速するべく、「超・新築」「超・物流」「超・領域」をキーワードとする成長ドライバーを掲げました。「超・新築」では、新築住宅市場が縮小傾向にある中、環境貢献度の高い木材の活用や国産材の取り扱い強化を推進するとともに、住宅ストックビジネスの拡大に取り組み、収益基盤の更なる安定に努めてまいります。「超・物流」では、国を挙げてZEH化の動きが加速する中、エネルギー関連商品を含め、躯体・住宅設備機器など、トータルでの提案販売を強化していきます。また、全国の物流拠点を活用し、建築現場へのラストワンマイル機能を発揮するとともに、部位別施工への対応など、機能強化を図ってまいります。「超・領域」では、国産材の更なる利活用に向けて、多様な分野でコンポーネントとしての用途を拡大し、付加価値の高い木質マテリアルメーカーを目指すとともに、木造建築における設計から積算、物流に至るデータの共有化を図り、業界全体の業務効率化に貢献してまいります。当社は、「樹とともに、人と暮らしをつなぎ、はぐくみ、彩りある未来をつくります」を社会的存在意義と定義しています。地球温暖化対策として重要な役割を担う森林資源の循環利用に向け、当社のルーツであり、エコマテリアルである木材の利活用を通じて、経済価値のみならず、社会価値及び環境価値の向上と社会課題解決の一翼を担うべく、「中期経営計画 Road to 2030」に掲げた諸施策を確実に実行していくことで、成長の加速と飛躍的進化を図り、更なる企業価値の向上を実現してまいります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は以下のとおりであります。① 経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、インバウンド需要の拡大や雇用・所得環境の改善などを受け、緩やかな回復基調を示しました。一方、ウクライナ情勢や中東情勢などの地政学的リスクに加え、米国の政策動向などによる世界経済の下振れリスクにより、国内経済の先行きは不透明な状況です。住宅関連業界におきましては、新設住宅着工戸数の減少傾向が続く中、2024年の着工戸数はリーマン・ショック以来15年ぶりに80万戸を下回る低水準で推移するなど、今後の動向が懸念されます。このような状況の中、当連結会計年度の売上高は2,430億54百万円(前連結会計年度比7.6%増加)、営業利益は46億28百万円(前連結会計年度比5.1%増加)、経常利益は43億5百万円(前連結会計年度比0.6%減少)となりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度において固定資産売却益24億37百万円を計上したこともあり、前連結会計年度比で31.7%減少し、28億72百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高は、外部顧客への売上高であります。また、各セグメントの営業利益はセグメント利益であります。a 建築資材事業建材・住宅設備機器については、住宅の省エネ性能の見直しが加速する中、エネルギー関連商品の提案営業や工務店様のZEH化の取り組みのサポートに努めました。木材については、昨年11月に木材の利用促進と住宅・非住宅木造建築の普及に資する総合展示会「木と暮らしの博覧会」を開催し、森林資源の循環利用と木材のサプライチェーンにおける当社グループの取り組みを広くPRするとともに、国産材の需要拡大に努めました。加えて、昨年10月にセレックスホールディングス株式会社を連結子会社化し、木材や建材・住宅設備機器、エネルギー関連商品に加え、サッシやエクステリアにまで取り扱い商材の拡充を図っております。これらの結果、売上高が増加したものの、輸入木材相場が軟調に推移したことや物流コストの増加等の影響により、当連結会計年度の売上高は1,830億82百万円(前連結会計年度比7.7%増加)、営業利益は22億57百万円(前連結会計年度比21.3%減少)となりました。b 住宅事業マンション事業については、「住まいは命を守るもの」という使命のもと、1997年より免震マンションの供給に努めており、当期売上計上予定の免震マンション、耐震等級2の「強耐震」構造を採用したマンションは全戸完売となりました。また、次期以降に売上計上予定の物件の販売も堅調に進捗しました。一戸建住宅事業については、当社の主力エリアである「横浜・川崎エリア」のほか、仙台市、新潟市、宇都宮市、浜松市、豊田市の各営業拠点における販売が堅調に推移いたしました。既存住宅流通事業については、中古マンションの買取再販事業の拡大に注力いたしました。首都圏12カ所のネットワークを生かして中古マンションの仕入れを強化したほか、内装木質化による商品力の向上を図りました。マンション総合管理事業では、ナイスコミュニティー株式会社における管理マンション等の修繕工事の完工等が順調に推移いたしました。これらの結果、当連結会計年度の売上高は507億96百万円(前連結会計年度比11.4%増加)、営業利益は35億82百万円(前連結会計年度比23.5%増加)となりました。c その他の事業その他の事業について、ソフトウェア開発事業及びシステム提供事業を行うナイスコンピュータシステム株式会社において、販売店様向け経営管理システム「木太郎®」シリーズの受注が進んだほか、一般放送事業(有線テレビ放送事業)や電気通信事業等を行うYOUテレビ株式会社におけるインターネットサービス「Netyou光」の新規加入が進捗しました。また、物流事業を行うSDロジ株式会社の業績が堅調に推移しました。これらの結果、当連結会計年度の売上高は91億74百万円(前連結会計年度比11.2%減少)、営業利益は6億17百万円(前連結会計年度比42.8%増加)となりました。 ② 財政状態の状況当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ97億28百万円増加し、1,710億37百万円となりました。これは、売上債権、棚卸資産、有形固定資産及び投資有価証券が増加し、現金及び預金、有価証券が減少したことなどによるものです。負債は、前連結会計年度末に比べ50億40百万円増加し、1,093億76百万円となりました。これは、仕入債務及び借入金が増加したことなどによるものです。純資産は、前連結会計年度末に比べ46億87百万円増加し、616億61百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上及び非支配株主持分の増加などによるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ124億22百万円減少し、290億78百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動による資金は49億31百万円の減少(前連結会計年度は101億3百万円の増加)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益43億50百万円、棚卸資産の増加70億23百万円、仕入債務の減少22億36百万円です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動による資金は75億22百万円の減少(前連結会計年度は6億14百万円の増加)となりました。主な内訳は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出73億25百万円です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動による資金は45百万円の増加(前連結会計年度は66億24百万円の減少)となりました。主な内訳は、借入金の純増加額9億9百万円及び配当金の支払額7億66百万円です。 仕入及び販売の状況a 仕入実績当連結会計年度における仕入実績等をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (ⅰ)建築資材 部門金額(百万円)前期比(%)建築資材164,802110.1合計164,802110.1 (ⅱ)住宅販売用不動産の受払状況 前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)区分期首残高(百万円)当期増加額(百万円)当期減少額(百万円)期末残高(百万円)期首残高(百万円)当期増加額(百万円)当期減少額(百万円)期末残高(百万円)マンション7,75415,58411,92511,41311,41320,57214,89417,091一戸建住宅3,1276,0025,7053,4253,4257,744(42)6,6544,515その他440515429429605(605)271,008合計11,32221,59317,64615,26815,26828,92221,57622,615 (注) 当期増加額欄の( )は内数で、保有目的の変更による有形固定資産からの振替額であります。 (ⅲ)その他事業の内容が多岐にわたるため、記載を省略しております。 b 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称部門金額(百万円)前期比(%)建築資材木材55,339100.9建材・住設機器127,477111.0木材市場26593.7計183,082107.7住宅マンション18,476122.9一戸建住宅12,636105.8管理その他19,683105.7計50,796111.4報告セグメント計233,879108.5その他9,17488.8合計243,054107.6 (注) 外部顧客への売上高であります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容等経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績当連結会計年度における売上高は2,430億54百万円(前連結会計年度比7.6%増加)となりました。建築資材事業では、当連結会計年度に連結子会社とした株式会社セレックスの寄与もあり建材・住宅設備機器の売上が伸長し、住宅事業ではマンションをはじめ全部門が増収となりました。利益面では、売上総利益は売上高の増加に伴い346億82百万円(前連結会計年度比7.2%増加)、営業利益は販売費及び一般管理費の増加を吸収して46億28百万円(前連結会計年度比5.1%増加)、経常利益は主に為替差損益の影響により43億5百万円(前連結会計年度比0.6%減少)、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に固定資産売却益24億37百万円を計上したこと等により、28億72百万円(前連結会計年度比31.7%減少)となりました。連結売上高、連結営業利益等をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 売上高 (単位:百万円)セグメント前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)対前期増減率(%)建築資材169,949183,0827.7住宅45,59350,79611.4その他10,3269,174△11.2合計225,869243,0547.6 (注) 外部顧客への売上高であります。 営業利益 (単位:百万円)セグメント前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)対前期増減率(%)建築資材2,8692,257△21.3住宅2,9003,58223.5その他43261742.8消去又は全社△1,798△1,829-合計4,4034,6285.1 総資産 (単位:百万円)セグメント前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)増減建築資材83,06495,72412,660住宅30,30737,6007,293その他12,26811,208△1,059消去又は全社35,66926,503△9,166合計161,308171,0379,728 (参考)財務指標(%) 前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)売上高総利益率14.314.3売上高営業利益率1.91.9売上高経常利益率1.91.8総資産経常利益率2.72.6自己資本利益率8.35.3自己資本比率32.832.9 ② 財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析は「(1) 経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」及び「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析当社グループは現在、必要な運転資金及び設備投資資金については、自己資金のほか、借入金、社債及び増資等により調達することとしております。今後も営業活動により得られるキャッシュ・フローを基本に将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達していく考えであります。来年度以降の住宅事業における販売用不動産の取得に係る機動的かつ安定的な資金調達手段の確保を目的として、2025年3月31日までに主要取引金融機関との間で、総額152億80百万円のコミットメントライン契約を締結しております。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 定量目標」に記載しております。