研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
| 2025-10 |
- |
23 |
| 2024-10 |
- |
35 |
| 2023-10 |
- |
45 |
| 2022-10 |
- |
48 |
| 2021-10 |
- |
16 |
研究開発活動(本文)
FY2025|1,172 文字
6【研究開発活動】当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては製品開発部が新製品の開発、既存製品の改良・改善を、生産技術部が新技術、生産プロセス開発及び要素技術確立を担当しております。機械製品事業におきましては営業部開発課と製造部機械設計課・電気設計課が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。研究開発スタッフは71名、当連結会計年度は研究開発費として587百万円を投入しました。当連結会計年度における産業財産権出願件数は3件、当連結会計年度末における産業財産権の総数は184件となっております。 主な研究開発 (1)合成樹脂加工製品事業主力製品の一つであるラミネートクロスは、これまで紙管に巻いた状態で納入されていました。使用後の紙管の処分が課題でしたが、紙管を使用せず巻き取ることができる装置を開発しました(特許出願中)。2026年10月期には紙管を使用しない「コアレスラミ原反」の販売を開始し、廃棄物削減と作業効率の改善につなげます。また、工事現場等で使用される防炎シートは一般的にリサイクルが難しいとされてきましたが、ブルーシート水平リサイクルプロジェクト「Re VALUE+」で培ったノウハウを活用することで、水平リサイクルが可能になりました。さらに、ブルーシートには適応するJIS規格がありませんでしたが、「屋根用応急シート-ポリエチレンクロス・ラミネートシート」のJIS規格が制定される見込みです。公示後、弊社製品についてもJIS認証取得を進める予定です。当事業に係る研究開発費は528百万円でありました。 (2)機械製品事業スリッター関連製品においては、2023年3月に金属箔スリッターの技術譲渡を受け、初号機を2025年10月期に完成引渡しを終えました。同機は車載二次電池や半導体関連が用途先になっており、引き続き受注をいただいております。また、製造現場の人手不足と加工品質の安定化を目的とする自動化のニーズが旺盛であり、スリッターにおいても全自動化する専用機で多くの引合いをいただいております。プラスチック関連製品においては、カーボンニュートラルの潮流からプラスチックのリサイクル需要が大きく伸長する見込みです。当社で確立したブルーシートの水平リサイクル技術を機械製品事業にも応用するために、試験設備を常設してお客様の試作に利用しております。洗浄や異物分離などの新技術の開発では、引き続き大学・研究機関との共同研究や、他社との共同開発を積極的に進めてまいります。当事業に係る研究開発費は59百万円でありました。
FY2024|1,093 文字
6【研究開発活動】当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては製品開発部が新製品の開発、既存製品の改良・改善を担当しております。機械製品事業におきましては営業開発課と設計部が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。研究開発スタッフは69名、当連結会計年度は研究開発費として541百万円を投入しました。当連結会計年度における産業財産権出願件数は5件、当連結会計年度末における産業財産権の総数は189件となっております。 主な研究開発 (1)合成樹脂加工製品事業主力製品であるコンクリート補強繊維「バルチップ」においては、2032年開催のブリズベンオリンピックに向けたインフラ工事が急ピッチで進められている中、同都市の地下鉄工事におけるトンネル吹付コンクリート及び軌道スラブに採用されました。省人・省力化及び二酸化炭素排出量削減などの効果と合わせて社会貢献してまいります。また、2024年は猛暑日日数が過去最多になるなど住環境や労働環境に大きな影響を与えました。このような状況に対処する為に、「スノーテックス」をベースにした遮熱特性に優れた製品の開発に着手しました。2025年夏の販売を目指して生産準備をしています。さらに、染色性に優れたナイロン樹脂製の織布である「ソメテックス」を開発しました。また本製品は海外での販売に対応する為、リサイクル製品の国際的な認証プログラムであるGRS認証を取得しました。今後アパレル用途向けに拡販を目指します。当事業に係る研究開発費は469百万円でありました。 (2)機械製品事業スリッター関連機器においては、2023年3月に金属箔スリッターの技術譲渡をうけ、初号機を受注し設計製作を進めております。2025年の納入に向け、技術譲渡元の製造技術を学び取って、当社製品の完成度向上を推し進めております。プラスチック関連機器においては、低炭素化の潮流や原材料の高騰などにより、プラスチックのリサイクル需要は拡大が見込まれています。当社においては、自社製品であるブルーシートの水平リサイクルから確立できたリサイクル技術を、多様な業界に横展開することを目的として常設試験設備を設置しております。大手石化メーカーとの共同開発や異業種機器とのコラボレーションによる新技術開発などを引き続き行ってまいります。当事業に係る研究開発費は71百万円でありました。
FY2023|1,059 文字
6【研究開発活動】当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては製品開発部が新製品の開発、既存製品の改良・改善を担当しております。機械製品事業におきましては営業開発課と設計部が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。研究開発スタッフは64名、当連結会計年度は研究開発費として603百万円を投入しました。当連結会計年度における産業財産権出願件数は8件、当連結会計年度末における産業財産権の総数は191件となっております。 主な研究開発 (1)合成樹脂加工製品事業主力製品であるバルチップは、一部稼働ではありますが、南米パラグアイでの生産を開始し、インドネシア及び日本に加え、3拠点での生産体制となりました。今後、土間用途の拡大を目指した製品開発を進めてまいります。また、本格的な事業化を目指し開発を進めております延伸多孔質体「レイシス」は、吊り下げタイプの防虫製品に加え、裏面にシール機能を持つ新たな貼り付けタイプの販売も開始し、市場の拡大及び様々な用途展開を進めております。さらに、ブルーシートの水平リサイクルプロジェクト「Re VALUE+」を推進した結果、建築工事用リサイクルシートとしてエコマークを取得し、水平リサイクルの拡大に注力しております。また、笠岡工場に新たに導入したシート用インクジェット印刷機の稼働が開始し、新たな加工技術や印刷技術を活用したシート製品のさらなる高付加価値化を推進してまいります。当事業に係る研究開発費は529百万円でありました。 (2)機械製品事業スリッター機器関連は、当社における新たな市場を開拓する目的で、2023年3月、「金属箔スリッター技術」を譲受け、さらなるスリッター市場の拡大を目指し、アルミ箔や銅箔といった市場に対し積極的な営業を展開しております。押出機器関連は、世界的なカーボンニュートラルへの潮流から、プラスチックのリサイクルニーズが高まっていることを背景に、製紙機械設備に強みを持ち、プラスチックリサイクルに必須となる洗浄技術や異材質を分離脱墨するための技術を持つ会社と共同開発研究契約を締結し、同社の製紙向け叩解装置のリサイクル分野への展開を進めると同時に増加するリサイクル需要に対応してまいります。当事業に係る研究開発費は73百万円でありました。
FY2022|897 文字
5【研究開発活動】当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。 当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては製品開発部が新製品の開発、既存製品の改良・改善を担当しております。機械製品事業におきましては営業開発課と設計部が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。研究開発スタッフは58名、当連結会計年度は研究開発費として643百万円を投入いたしました。当連結会計年度における産業財産権出願件数は18件、当連結会計年度末における産業財産権の総数は200件となっております。 主な研究開発 (1)合成樹脂加工製品事業主力製品であるコンクリート補強繊維「バルチップ」においては、2023年2月からの生産開始を念頭に南米パラグアイにて生産工場を新設し、拡大する需要に対し、更なる増産にて対応するとともに改良製品の生産も進めてまいります。海外向けラミクロスにおいて、特殊製織技術により貼り合わせ加工に最も重要な溶着箇所の強度を改善させ、アメリカを中心に膜材用途として更なる拡販を進めております。建設中の笠岡工場(仮称)における新規事業として、インクジェットによる新たなシート印刷加工の開発を進めております。当事業に係る研究開発費は589百万円でありました。 (2)機械製品事業スリッター機器関連では、長期的に需要増が見込まれる半導体用特殊紙の設備におきまして、省人化目的の自動化した加工機を受注開発いたしました。また、当社の特許技術である食品包装の易開封装置を機能改善させ、特殊加工専用機も受注開発いたしました。押出機器関連では、将来的に拡大が見込まれるバイオマスプラスチックの造粒装置を受注開発し、新たな案件も引合いを入手しております。多くのマテリアルリサイクルに関係する展示会に出展し、自動車をはじめ各方面よりリサイクル試験の予約を受けており、関連技術の強化を今後一層推進いたします。当事業に係る研究開発費は54百万円でありました。
FY2021|807 文字
5【研究開発活動】当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。 当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては製品開発部が新製品の開発、既存製品の改良・改善を担当しております。機械製品事業におきましては営業開発課と設計部が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。研究開発スタッフは56名、当連結会計年度は研究開発費として658百万円を投入いたしました。当連結会計年度における産業財産権出願件数は18件、当連結会計年度末における産業財産権の総数は185件となっております。 主な研究開発 (1)合成樹脂加工製品事業主力製品であるコンクリート補強繊維「バルチップ」においては、生産能力を増強させる設備開発を国内工場で着手、また、海外工場では新規設備導入を決定し、さらなる増産で拡大する需要に対応してまいります。また、事業化を目指し開発を進めてまいりました延伸多孔質体「レイシス」は、防虫製品の販売を開始し、市場拡大、用途展開を進めてまいります。抗菌テープにつきましても販売を開始、さらなるニーズにこたえる製品づくりに着手しております。 当事業に係る研究開発費は590百万円でありました。 (2)機械製品事業スリッター関連では、大手コンバーター向けに生産現場の省人化を目的とした全自動スリッターを受注開発いたしました。また、産学連携の取組みもテーマを拡大し、要素技術の解明に取り組んでおります。押出機器の関連では、大手製紙メーカー・プラスチックリサイクルメーカー・当社の3社にて、技術的にリサイクルが難しい飲料用アルミ付紙パックの再生利用拡大を目的としたビジネスモデルを2021年5月にスタートしました。当事業に係る研究開発費は67百万円でありました。
FY2020|944 文字
5【研究開発活動】当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。 当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては製品開発部が新製品の開発、既存製品の改良・改善を担当しております。機械製品事業におきましては営業部開発課と設計部が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。研究開発スタッフは55名、当連結会計年度は研究開発費として595百万円を投入しました。当連結会計年度における産業財産権出願件数は26件、当連結会計年度末における産業財産権の総数は188件となっております。 主な研究開発 (1)合成樹脂加工製品事業主力製品であるコンクリート補強繊維においては、国内工場に道路及び鉄道トンネル向け繊維の製造設備が完成、各種試験の合格を経て生産を開始致しました。これにより国内生産と海外生産の二拠点体制となり、より安定した供給を果たす事が可能となりました。また、事業化を目指し開発を進めておりました延伸多孔質体『レイシス』においては、防虫製品向けの正式採用が決定、生産を開始しました。更に、従来製品や技術を活用した、防災・減災をテーマにした用途展開製品の開発や避難場所におけるプライバシー保護用メッシュボックスの開発上市、抗菌をテーマにしたSIAA(抗菌製品技術協議会)の認定基準をクリアした抗菌タイプ養生テープ素材の開発を行いました。当事業に係る研究開発費は539百万円でありました。 (2)機械製品事業スリッター関連の国内市場では、液晶パネルの生産性向上を目的とした大型ラミネータ装置及び、蓄電用絶縁紙などに使用される紙用大型スリッターを受注開発いたしました。多層構造フィルムなどを高品位に巻き取るため、新型の製品巻取軸(フリクションシャフト)のバリエーションを広げて同シリーズ化にも取り組んでおります。また、継続して産学連携での共同開発において、スリッターのコア技術である「切る」「巻く」という要素技術の深耕を進めると共に、デザイン工学を取り入れた機種拡大を進めております。当事業に係る研究開発費は55百万円でありました。
FY2019|864 文字
5【研究開発活動】当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。 当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては製品開発部が新製品の開発、既存製品の改良・改善を担当しております。機械製品事業におきましては営業部開発課と設計部が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。また社内全般の生産技術開発について新技術開発支援室技術部技術開発課が担当しております。なお、研究開発スタッフは全社で56名であります。当連結会計年度は研究開発費として576百万円を投入しました。当連結会計年度における工業所有権出願件数は18件、当連結会計年度末における工業所有権の総数は177件となっております。 主な研究開発 (1)合成樹脂加工製品事業主力製品であるコンクリート補強繊維においては、性能評価を完了した鉄道トンネル向け繊維の製造準備を開始、主に海外へとシフトしておりました生産を、供給責任、品質の監視、更なる性能向上を目指した開発を容易にするため製造装置を国内工場に新設いたしました。また、事業化を目指し開発を進めておりました延伸多孔質体『レイシスT.M.』の装置類、試験機なども設置し年末までには完成を予定しており、新製品の早期上市に向け加速してまいります。当事業に係る研究開発費は521百万円でありました。 (2)機械製品事業スリッター関連では、国内の軟包装業界に向けた主力機種の作業性・生産性を改善させた旗艦機種のモデルチェンジと、キャッシュレス時代に向けた小型プリンター用全自動スリッター機を受注開発いたしました。また、継続して要素技術の深耕を産学連携で更に進めると共に、デザイン工学を取り入れた次世代コンセプトモデルの展示会出展、スリット加工の各種運転状況が即座にわかるテストスリッター機の常設設置などを実施いたしました。当事業に係る研究開発費は54百万円でありました。
FY2018|1,000 文字
5【研究開発活動】 当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。 当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては製品開発部が新製品の開発、既存製品の改良・改善を担当しております。機械製品事業におきましては営業部開発課と設計部が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。また社内全般の生産技術開発について新技術開発支援室技術開発部技術開発課が担当しております。 当連結会計年度は研究開発費として4億72百万円を投入しました。当連結会計年度における工業所有権出願件数は28件、当連結会計年度末における工業所有権の総数は182件となっております。 主な研究開発 (1)合成樹脂加工製品事業主力製品であるコンクリート補強繊維においては、トンネルセグメント向けの製品開発に着手し、繊経やエンボス形状の見直し等による高性能化の検討を進めてまいりました。また供給能力の向上を目的に製造設備の見直しを実施した結果、生産量を25%向上することが出来ました。産業資材の分野ではメルタックヤーンや、メルタックモノフィラメントを使用した織布の開発に注力し、他素材との複合化や他社との協業を積極的に展開してきました。また新製品として事業化を目指す延伸多孔質体『レイシスT.M.』の開発を進めており、小型ラミネート試験機やプレス成型機、製品評価の為の分析装置を充実させ、開発体制の充実を図っております。当事業に係る研究開発費は4億34百万円でありました。 (2)機械製品事業スリッター関連では、ハイブリッド車や電気自動車用に搭載されるバッテリーの性能を左右する構成部品の一つであるセパレーターフィルム用及び、オムツや衛生用品の表面フィルムに使用される通気性微多孔質膜用に、新開発の表面駆動巻取と定評ある巻取軸中心駆動巻取の併用技術による新型上下二軸低張力用スリッターの開発上市を行いました。また、高機能フィルム用スリッターに各個間の巻取張力のバラ付きを大幅に改善したフリクションシャフト(製品巻取軸)を新規に開発しました。更に、前期より開始したデザイン工学を取り入れた次世代主力機器の開発も順調に推移しております。当事業に係る研究開発費は38百万円でありました。
FY2017|873 文字
6【研究開発活動】 当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。 当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては開発部が新製品の開発、既存製品の改良・改善を担当しております。機械製品事業におきましては国内営業部営業課開発チームと設計部が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。研究開発スタッフは58名、当連結会計年度は研究開発費として4億51百万円を投入しました。当連結会計年度における工業所有権出願件数は13件、当連結会計年度末における工業所有権の総数は168件となっております。 主な研究開発 (1)合成樹脂加工製品事業主力製品であるコンクリート補強繊維では、鉄道関連で使用されている太系・細系繊維を、鉄道会社・評価機関と共同研究に着手、また、新たな用途展開を目的とした評価試験も同様に進めています。人工芝原糸関連は、性能と生産性を両立させる開発が完了し、販売を開始しました。シート関連では、景観に配慮した「和みシート」を完成、従来品より性能をアップさせ、お花見から市街地などの工事まで幅広く利用できる和風の図柄と色を模した製品を上市することが出来ました。技術開発では、新製品開発及び省人化生産技術に関わる設備・要素技術の蓄積を進めています。当事業に係る研究開発費は3億96百万円でありました。 (2)機械製品事業スリッター関連では、国内軟包装業界に向けた主力機種の作業性・生産性を改善するマイナーチェンジと、成長が期待される高機能フィルム業界に向けた広幅セクショナルスリッターの開発上市を行いました。また、スリッターのコア技術である「切る」「巻く」という要素技術の深耕を産学連携で更に進めると共に、デザイン工学を取り入れた次世代主力機種の開発、スリッターの各種運転状況が即座にわかるテストスリッターの開発も開始いたしました。当事業に係る研究開発費は55百万円でありました。
FY2016|1,029 文字
6【研究開発活動】 当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。 当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては開発部門及び各事業部開発チームが新製品の開発、既存製品の改良・改善を担当しております。機械製品事業におきましては設計部機械設計課及び電気設計課が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。研究開発スタッフは56名、当連結会計年度は研究開発費として2億83百万円を投入しました。当連結会計年度における工業所有権出願件数は7件、当連結会計年度末における工業所有権の総数は169件となっております。 主な研究開発 (1)合成樹脂加工製品事業主力製品であるコンクリート補強繊維では、海外向けに開発を続けておりました高靱性コンクリート用繊維の生産技術に目処をつけ、本格的に製造・販売の準備に入りました。細系繊維については、国内向けに新たな用途展開、用途開発を進めており、海外市場向けにも新規市場を開拓しつつあります。シート関連では、次世代に向けた新たな製品を企画し開発を進めております。人工芝原糸関連では、高耐摩耗性の原糸を上市しました。また、粘着テープ基布関連では、他用途への展開を進めており、その仕様に合った基布の開発を行っております。技術開発では、新製品開発及び省人化生産技術に関わる設備・技術並びに次世代設備の開発を進めております。当事業に係る研究開発費は2億36百万円でありました。 (2)機械製品事業スリッター関連では、国内及び海外の軟包装業界に向けて、製品巻取りの高速化と製品の巻取りから排出までを自動化し、生産効率と作業効率を大幅に改善することで、生産量の増加とオペレーターの負荷を大幅に軽減した上下2段2軸ターレット型スリッターを開発上市しました。また、海外の軟包装業界に向けた戦略機種である安価型スリッター1機種を開発上市しました。またクリーンルームを含むテストセンターに設置した各種テスト機を活用して、特殊なフィルムや紙のスリット&リワインドテストを通じて適性運転条件出しを行い、新規受注に結び付けてまいりました。更に、スリッターのコア技術である「切る」「巻く」という要素技術の深耕を産学連携で積極的に進めてまいりました。当事業に係る研究開発費は47百万円でありました。