バンダイナムコホールディングス(7832)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 5,755 | 496 | 346 | 346 | 10.9 | 157.4 | — | 70.6 |
| FY2016 | 6,201 | 632 | 442 | 511 | 12.7 | 201.0 | — | 71.3 |
| FY2017 | 6,783 | 750 | 541 | -82 | 14.0 | 246.3 | 82.0 | 71.5 |
| FY2018 | 7,323 | 840 | 634 | 549 | 14.8 | 288.4 | 123.0 | 70.0 |
| FY2019 | 7,240 | 788 | 577 | 201 | 12.7 | 262.4 | 145.0 | 72.5 |
| FY2020 | 7,409 | 847 | 489 | 307 | 9.6 | 222.6 | 132.0 | 69.7 |
| FY2021 | 8,893 | 1,255 | 928 | 941 | 15.9 | 422.1 | 112.0 | 67.7 |
| FY2022 | 9,901 | 1,165 | 903 | 547 | 13.9 | 136.9 | 212.0 | 70.4 |
| FY2023 | 10,502 | 907 | 1,015 | 990 | 14.5 | 153.9 | 206.0 | 72.0 |
| FY2024 | 12,415 | 1,802 | 1,293 | 1,253 | 16.3 | 197.9 | 60.0 | 71.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:null/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
バンダイナムコは「機動戦士ガンダム」「ドラゴンボール」「ONE PIECE」など、世界的に認知された強力なIP(知的財産)を多数保有。これらのIPは、玩具、ゲーム、映像、アミューズメント施設など多岐にわたる事業展開の基盤となり、高いブランド価値と継続的な収益を生み出している。特にガンダムシリーズは半世紀近くにわたりファン層を維持・拡大している。
一部のゲームタイトルやコレクターズアイテムにおいては、熱心なファンによる継続購入や、特定のプラットフォームへの依存からくるスイッチングコストが考えられる。しかし、玩具市場全体や、IPの性質上、顧客が他社製品へ乗り換えることへの抵抗感は限定的である。
「アイドルマスター」シリーズや「テイルズ オブ」シリーズなど、一部のゲームタイトルでは、プレイヤー間の交流やコミュニティ形成がゲーム体験の価値を高める側面がある。また、オンラインイベントやSNS連携もネットワーク効果を一部生み出しているが、事業全体を支えるほどの強力なネットワーク効果とは言えない。
玩具やゲームの製造・販売において、他社と比較して構造的に著しく低いコストを実現しているという明確な証拠はない。規模の経済による効率化は存在するものの、それが決定的なコスト優位性につながっているとは考えにくい。
競合との比較優位
強気シナリオ
強力なIPポートフォリオの継続的な活用と新規IP創出による成長
デジタルエンターテイメント分野(ゲーム、メタバース等)でのIP展開強化
グローバル市場でのブランド認知度向上と市場シェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
主要IPの陳腐化やファン離れのリスク
デジタル化の波への対応遅れや競合激化によるゲーム事業の不振
グローバル経済の悪化による玩具・アミューズメント事業への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
バンダイナムコホールディングスが長期的に競争優位性を失うシナリオは、同社が長年培ってきた強力なIPの価値が急速に低下すること、あるいはそれらのIPを効果的に活用・展開する能力が失われることによって起こりうる。例えば、主要IPのファン層が急速に高齢化し、新規ファン層の獲得に失敗した場合、IPのライフサイクルが想定よりも早く終焉を迎える可能性がある。また、デジタルエンターテイメント市場における急速な技術革新や、より魅力的な新規IPを持つ競合企業の台頭により、同社のIPが相対的な魅力を失い、市場シェアを奪われることも考えられる。さらに、IPの権利管理やライセンス戦略において重大なミスを犯し、収益機会を逸失したり、ブランドイメージを損なったりする事態も、競争優位性を毀損する要因となりうる。これらの要因が複合的に作用することで、同社が築き上げてきた「無形資産」としての競争優位性が崩壊する可能性がある。
5年後のモート予測
強力IPのグローバル展開とデジタル事業の成長により、売上・利益ともに堅調な拡大を続ける。特に海外市場でのIPビジネスが牽引役となる。
既存IPの安定的な収益基盤を維持しつつ、新規IPやデジタル分野での成長を取り込み、緩やかながらも着実な成長を遂げる。為替変動や一部事業の競争激化の影響を受ける可能性。
主要IPの魅力低下やデジタル事業での競争敗北により、成長が鈍化または停滞する。海外事業の不振やコスト増が利益を圧迫するリスク。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 24,236億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 71.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -22.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 18.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.03倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-23 臨時報告書
- 2026-06-22 臨時報告書
- 2026-05-14 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)