ウイルコホールディングス(7831)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 129 | 1 | 1 | 3 | 1.3 | 3.1 | 3.0 | 40.6 |
| FY2017 | 154 | -0 | 4 | -1 | 5.4 | 14.3 | 4.0 | 39.8 |
| FY2018 | 153 | -2 | -3 | 6 | -4.1 | -10.4 | 2.0 | 37.2 |
| FY2019 | 157 | -5 | -5 | 6 | -9.9 | -22.2 | 2.0 | 35.2 |
| FY2020 | 119 | -1 | -0 | 9 | -0.5 | -1.2 | 0.0 | 40.5 |
| FY2021 | 107 | 3 | 3 | 7 | 4.6 | 10.8 | 2.0 | 44.8 |
| FY2022 | 90 | 1 | 1 | 4 | 1.9 | 4.6 | 2.0 | 47.8 |
| FY2023 | 88 | 0 | 0 | 0 | 0.1 | 0.1 | 2.0 | 38.5 |
| FY2024 | 86 | -2 | -4 | -10 | -12.2 | -17.8 | 0.0 | 38.4 |
| FY2025 | 85 | -6 | -9 | -8 | -66.9 | -39.8 | 2.0 | 17.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ウイルコホールディングスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する公開情報が乏しく、無形資産による競争優位性は現時点では確認できません。
主力事業である印刷事業において、顧客が他の印刷会社へ乗り換える際の直接的なコストは低いものの、長年の取引関係や特定の仕様への適合性から、一部の顧客にとっては軽微なスイッチングコストが存在する可能性があります。
同社の事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果を生み出す構造にはなく、ネットワーク効果による競争優位性は見られません。
印刷業界は価格競争が激しい傾向にありますが、ウイルコホールディングスが構造的に他社より大幅に低いコストで生産・提供できるという明確な証拠は現時点では確認できません。効率化努力は存在する可能性があります。
印刷業界は多数のプレイヤーが存在する競争環境ですが、同社が業界規模に対して最適化された少数寡占を形成し、規模の経済による優位性を確立しているとは言えません。一定の事業規模は有していると考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
デジタル印刷技術への投資による高付加価値サービスの提供拡大
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー創出
特定ニッチ市場における強固な顧客基盤の維持・強化
弱気シナリオ(モート侵食)
デジタル化の進展による印刷物需要の構造的減少
価格競争の激化による収益性の悪化
技術革新への対応遅れによる競争力の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、ウイルコホールディングスが印刷業界の構造的な逆風(デジタル化、需要減退)を克服できないことが真実でなければならない。具体的には、同社が新たな収益源を確立できず、既存事業の収益性が低下し続けるシナリオが考えられる。また、競合他社がより迅速かつ効果的にデジタル技術を取り入れ、顧客ニーズの変化に対応することで、ウイルコホールディングスの市場シェアが侵食され、価格競争に巻き込まれる可能性も否定できない。さらに、経営陣が変化に対応できず、過去の成功体験に固執することで、将来的な成長機会を逸してしまうことも、この投資の失敗に繋がるだろう。最終的には、同社の財務体質が悪化し、事業継続が困難になる状況が考えられる。
5年後のモート予測
デジタル印刷や特殊印刷へのシフト、M&Aによる事業拡大が成功し、収益性が改善。ニッチ市場での地位を確立し、緩やかな成長軌道に乗る。
既存事業の維持に努めつつ、緩やかなデジタル化に対応。競争環境は厳しいが、一定の顧客基盤を維持し、現状維持に近い業績推移となる。
デジタル化の波に対応できず、印刷需要の減少と価格競争の激化により、収益性が悪化。事業規模の縮小を余儀なくされる可能性も示唆される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 15億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 38.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 772.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.49倍 |
合格数:0/7 部分的合格