東京ボード工業(7815)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 56 | 5 | 5 | 3 | 9.3 | 198.2 | — | 43.9 |
| FY2016 | 60 | 7 | 2 | -49 | 3.8 | 84.9 | — | 20.8 |
| FY2017 | 59 | -9 | -14 | -64 | -32.7 | -547.5 | 20.0 | 15.4 |
| FY2018 | 67 | -27 | 1 | 12 | 2.2 | 37.4 | 20.0 | 15.8 |
| FY2019 | 78 | -33 | 17 | 72 | 27.3 | 644.8 | 10.0 | 29.1 |
| FY2020 | 72 | -25 | -16 | -23 | -33.8 | -601.3 | 0.0 | 25.8 |
| FY2021 | 76 | -9 | -12 | 7 | -35.2 | -472.2 | 0.0 | 20.2 |
| FY2022 | 85 | -2 | -5 | 8 | -16.9 | -195.9 | 0.0 | 17.2 |
| FY2023 | 71 | -9 | -10 | -9 | -46.3 | -369.3 | 0.0 | 10.5 |
| FY2024 | 77 | -0 | 3 | 2 | 12.2 | 113.1 | 0.0 | 12.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
東京ボード工業は、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する公開情報が限定的であり、無形資産による競争優位性は現時点では確認しにくい。
顧客が他のボードメーカーへ切り替える際の直接的なコストは低いと考えられるが、長年の取引で培われた信頼関係や特定の仕様への適合性など、暗黙的なスイッチングコストが存在する可能性は否定できない。
同社の事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果を生み出す構造ではないため、ネットワーク効果による競争優位性は見られない。
長年の操業で培われた生産ノウハウや、特定の原材料調達における効率性など、コスト面での一定の優位性を持つ可能性はあるが、構造的な圧倒的コスト優位性を示す情報は少ない。
段ボール原紙および板紙の製造・販売において、一定の生産規模と市場シェアを有しており、業界内での効率的なオペレーションが可能。しかし、業界全体で見ると寡占度はそれほど高くない。
競合との比較優位
強気シナリオ
段ボール需要の安定的な伸びと、同社の生産効率改善による収益性向上。
環境規制強化に伴うリサイクル素材利用拡大への対応力強化。
特定顧客との強固な関係維持による安定受注の継続。
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格(古紙、パルプ等)の急激な高騰による収益圧迫。
新規参入や既存競合による価格競争の激化。
代替包装材の開発・普及による段ボール需要の減少。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
東京ボード工業の投資が失敗するには、段ボール市場全体の構造的な縮小が急速に進む必要がある。具体的には、環境意識の高まりが段ボール以外の包装材(例:バイオプラスチック、再利用可能な容器)の普及を加速させ、段ボールの需要を代替するシナリオが考えられる。また、主要顧客が自社内製化を進めるか、あるいは競合他社が圧倒的な規模の経済や技術革新によって、東京ボード工業のコスト構造や製品品質を凌駕する状況が生まれることも、投資の失敗要因となり得る。さらに、原材料調達におけるサプライチェーンの寸断や、価格交渉力の低下が継続的に発生し、同社の収益性を恒久的に悪化させる可能性も考慮すべきである。
5年後のモート予測
段ボール需要の堅調な伸びと、生産効率の改善、高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
原材料価格の変動に影響を受けつつも、安定した生産基盤と顧客基盤を維持し、横ばい圏での推移となる。
原材料価格の高騰や競争激化により、収益性が悪化し、利益は減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 8億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 12.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 2.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.51倍 |
合格数:2/7 部分的合格