クロスフォー(7810)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 42 | 8 | 5 | -9 | 20.0 | 84.0 | 15.0 | 48.5 |
| FY2018 | 41 | 2 | 1 | -14 | 4.4 | 7.0 | 7.2 | 47.8 |
| FY2019 | 35 | 1 | 0 | 5 | 0.5 | 0.8 | 0.3 | 48.4 |
| FY2020 | 23 | -4 | -6 | 0 | -30.9 | -36.6 | 0.0 | 37.3 |
| FY2021 | 28 | -1 | -1 | 0 | -6.0 | -6.8 | 0.0 | 39.8 |
| FY2022 | 31 | 0 | 2 | -4 | 10.4 | 13.1 | 3.5 | 40.4 |
| FY2023 | 30 | -2 | -3 | -6 | -15.1 | -16.1 | 0.8 | 33.7 |
| FY2024 | 34 | -0 | 0 | 4 | 1.6 | 1.7 | 0.4 | 34.3 |
| FY2025 | 38 | 1 | 0 | -1 | 1.2 | 1.3 | 0.4 | 35.7 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 0.6 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
クロスフォーは、独自のカット技術「キュービック・ジルコニア」を開発・製造・販売しているが、特許等の知的財産権による明確な独占性や強力なブランド力は、現時点では限定的と判断される。競合他社も類似技術を開発する可能性があり、無形資産による優位性は確立されていない。
同社の製品は、宝飾品やアパレル等、様々な用途で利用されるが、顧客が他社製品へ切り替える際の直接的なコストや手間は小さいと考えられる。ただし、長年の取引関係や特定のデザインへのこだわり等、間接的なスイッチング・コストが一部存在する可能性はある。
クロスフォーのビジネスモデルは、製品の品質やデザインが中心であり、ユーザーが増えることで価値が増大するネットワーク効果は期待できない。BtoBビジネスが中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような特性は見られない。
同社は独自のカット技術を持つが、それが製造コストにおける構造的な優位性につながっているとは断定できない。競合他社も技術開発を進めており、コスト面での圧倒的な優位性を築いている兆候は見られない。規模の経済によるコスト削減効果も限定的。
「キュービック・ジルコニア」市場における同社のシェアや、業界全体の規模に対する最適化された生産体制については、公開情報からは判断が難しい。一定の規模は有しているものの、業界全体を代表するような寡占的な地位を築いているとは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
独自のカット技術「キュービック・ジルコニア」の品質とデザイン性が、グローバル市場で高く評価され、ブランド認知度が向上する。
新たな用途開発や、大手アパレル・ジュエリーブランドとの提携が進み、販売チャネルが拡大する。
技術特許の取得や、生産効率の改善により、コスト競争力が高まる。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社がクロスフォーを凌駕する、より低コストで高品質な人工宝石を開発・提供する。
主要な販売チャネルである国内市場の需要が低迷し、新たな市場開拓が進まない。
原材料価格の高騰や、為替変動の影響を受け、収益性が悪化する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
クロスフォーへの投資が失敗するには、同社の核となる技術である「キュービック・ジルコニア」の優位性が、競合他社の技術革新によって陳腐化することが真実でなければならない。具体的には、競合がより安価で、かつ同等以上の輝きや耐久性を持つ人工宝石を大量生産できるようになる、あるいは天然宝石の価格が大幅に下落し、人工宝石の魅力が相対的に低下するシナリオが考えられる。また、同社が依存する特定の販売チャネルや顧客層が、市場の変化(例えば、消費者の嗜好の急激な変化や、代替素材の台頭)に対応できず、需要が蒸発することも、投資の失敗につながるだろう。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、主要市場における規制強化などが、事業継続性や収益性を著しく損なう可能性も考慮すべきである。
5年後のモート予測
独自のカット技術とデザイン力を武器に、グローバル市場でのブランド認知度を高め、新規顧客層を開拓。売上・利益ともに着実な成長を遂げる。
国内市場での安定した需要を維持しつつ、海外市場での緩やかな成長を目指す。技術開発と販売チャネルの維持・拡大に注力し、現状維持に近い成長を続ける。
競合技術の台頭や市場環境の悪化により、既存事業の競争力が低下。売上・利益ともに減少傾向に転じ、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 29億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 35.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -53.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 130.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.60倍 |
合格数:0/7 部分的合格