7734

理研計器(7734)に経済的な堀はあるか

精密機器 電機・精密

株価

現在株価
3,420
2026-09-01
時価総額
1,731 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 234 36 26 -5 7.5 111.0 79.6
FY2016 234 40 41 26 10.6 177.9 79.7
FY2017 281 44 32 29 7.5 136.6 24.0 77.4
FY2018 307 51 42 31 9.0 178.8 30.0 77.7
FY2019 322 62 43 19 8.8 186.8 36.0 78.8
FY2020 322 66 47 13 8.9 201.7 40.0 79.3
FY2021 374 84 60 65 10.5 256.3 42.0 78.4
FY2022 450 116 87 39 13.7 372.4 60.0 79.5
FY2023 456 115 84 -2 11.6 179.9 80.0 81.8
FY2024 490 106 80 56 10.3 172.1 80.0 83.5

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

理研計器は、ガス検知器・警報器分野で長年の実績と技術蓄積がある。特に、特定の産業分野(例:半導体製造、石油化学)向けの高機能・高精度製品においては、一定のブランド認知と信頼を得ていると考えられる。しかし、特許やブランド力が圧倒的な独占的地位を築くほどではない。

スイッチングコスト2/5

ガス検知器・警報器は、一度導入すると設置場所の変更や再設定に手間がかかる場合がある。また、安全規制や社内基準に適合した製品を選定している場合、他社製品への切り替えには評価や検証が必要となり、一定のスイッチングコストが発生する可能性がある。しかし、製品ライフサイクルや保守契約の状況によっては、乗り換えのハードルはそれほど高くない場合もある。

ネットワーク効果0/5

ガス検知器・警報器の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加が製品価値を直接的に高めるネットワーク効果は基本的に見られない。

コスト優位1/5

精密機器製造において、一定の生産効率やサプライチェーン管理によるコスト競争力は存在する可能性がある。しかし、同業他社と比較して構造的に著しく低いコスト構造を持つという明確な証拠はない。研究開発費や品質管理コストも考慮すると、コスト優位性は限定的と考えられる。

規模の経済3/5

ガス検知器・警報器市場は、特定のニッチ分野においては、理研計器のような専門メーカーが一定のシェアを占め、寡占状態を形成している可能性がある。特に、高機能・高付加価値製品においては、規模の経済が働きやすいと考えられる。しかし、市場全体が巨大であるため、絶対的な規模での圧倒的優位性とは言えない。

競合との比較優位

強気シナリオ

IoT技術との連携によるスマート検知システムへの展開

新興国市場における安全規制強化に伴う需要拡大

高付加価値製品における技術的優位性の維持・強化

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による低価格製品の台頭とシェア低下

主要顧客産業の景気低迷による需要減少

技術革新への対応遅れによる陳腐化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

理研計器の投資が失敗するには、まず同社が持つガス検知器・警報器分野における技術的優位性やブランド力が、競合他社の追随や代替技術の登場によって、予想以上に早く失われる必要がある。具体的には、より安価で同等以上の性能を持つ製品が市場に溢れ、顧客が容易に乗り換えてしまう状況が考えられる。また、主要な顧客産業(例:半導体、石油化学)が構造的な不況に陥り、設備投資が長期にわたって抑制されることも、同社の成長性を大きく損なう要因となる。さらに、グローバルな大手メーカーが、規模の経済と強力な販売網を武器に、理研計器の得意とするニッチ市場に本格参入し、価格競争を仕掛けてくるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性が崩壊し、収益性が悪化する可能性がある。

5年後のモート予測

強気

IoT連携や新興国需要を取り込み、高付加価値製品でシェアを拡大。売上・利益ともに堅調な成長を続ける。

中立

既存市場での競争は続くが、技術力とブランド力で一定の地位を維持。緩やかな成長を見込む。

弱気

低価格競争や技術陳腐化により、主要市場でのシェアが低下。売上・利益ともに減少傾向となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,731億
2. 健全な財務 自己資本比率 83.5%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -12.4%
6. 適度なPER PER 21.6倍
7. 適度なPBR PBR 2.21倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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