マニー(7730)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 166 | 42 | 30 | 10 | 11.2 | 91.1 | 30.0 | 89.5 |
| FY2017 | 172 | 43 | 33 | 26 | 10.9 | 101.1 | 34.0 | 88.2 |
| FY2018 | 201 | 51 | 38 | 57 | 11.2 | 114.9 | 42.0 | 89.0 |
| FY2019 | 183 | 59 | 61 | 61 | 17.3 | 62.0 | 60.0 | 88.7 |
| FY2020 | 152 | 43 | 33 | 19 | 9.1 | 33.8 | 22.0 | 93.1 |
| FY2021 | 172 | 53 | 43 | 29 | 11.0 | 43.6 | 23.0 | 91.8 |
| FY2022 | 204 | 62 | 53 | 44 | 11.7 | 53.8 | 30.0 | 90.6 |
| FY2023 | 245 | 72 | 60 | 40 | 12.0 | 60.5 | 35.0 | 90.6 |
| FY2024 | 285 | 84 | 63 | 12 | 12.0 | 63.8 | 39.0 | 91.5 |
| FY2025 | 300 | 82 | 46 | -1 | 8.7 | 47.1 | 39.0 | 92.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
マニーは医療機器分野における長年の実績と、一部の製品における特許やノウハウを有している可能性がある。しかし、具体的なブランド力や特許の独占性に関する公開情報は限定的であり、競争優位の源泉として明確に評価するには情報不足である。
医療機器は、一度導入されると、その操作性や保守体制、さらには医療従事者の習熟度から、他社製品への切り替えには一定のコストとリスクが伴う。特に、手術用器具など、特定の医師や病院で長年使用されている製品群は、スイッチング・コストが高いと考えられる。
マニーの事業モデルは、直接的なネットワーク効果を生み出す性質のものではない。製品の利用者が増えることで、その製品自体の価値が向上するような構造は見られない。
精密機器製造においては、効率的な生産体制やサプライチェーン管理がコスト競争力に影響を与える。マニーが長年培ってきた製造ノウハウは一定の効率性をもたらしている可能性があるが、他社と比較して構造的なコスト優位性を示す具体的な証拠は乏しい。
医療機器業界は、グローバルな大手企業も存在するが、マニーは特定のニッチ市場において一定のシェアを確保している可能性がある。しかし、業界全体に対する規模の経済性や寡占度合いは、現時点では明確な強みとは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
医療機器分野における安定した需要の継続
既存顧客基盤からの堅調な売上維持
ニッチ市場でのシェア維持・拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
新興国メーカー等による低価格製品の台頭
医療技術の急速な進歩による陳腐化リスク
主要顧客である医療機関の設備投資抑制
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
マニーの投資が失敗するには、医療機器市場における技術革新のスピードが予想以上に速く、同社の製品が急速に陳腐化するか、あるいは、競合他社がより低コストで同等以上の性能を持つ製品を投入し、マニーのスイッチング・コストの優位性を無効化する必要がある。また、主要な販売先である医療機関が、コスト削減のために積極的に他社製品への切り替えを進める、あるいは、医療制度の変更によって特定の医療機器の使用が制限されるといったシナリオも考えられる。さらに、マニーが長年培ってきた製造ノウハウや品質管理体制が、新たな技術や素材に対応できず、競争力を失うこともリスク要因となるだろう。
5年後のモート予測
既存顧客からの安定した需要と、ニッチ市場での地位を活かし、緩やかな成長を続ける。為替変動や一部製品の需要増が追い風となる可能性。
医療機器市場の安定成長に沿った緩やかな売上・利益の伸び。為替や原材料価格の変動が収益性を圧迫する可能性も。
技術革新の遅れや競合激化により、既存製品のシェアが低下。新製品開発の遅れが業績の重荷となるリスク。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,640億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 92.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -4.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 35.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.06倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-12 臨時報告書