ハンズマン(7636)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 311 | 21 | 15 | 18 | 13.5 | 95.6 | — | 60.0 |
| FY2017 | 322 | 23 | 17 | 26 | 16.2 | 116.1 | 24.0 | 60.4 |
| FY2018 | 311 | 21 | 17 | 8 | 14.4 | 117.0 | 25.0 | 65.6 |
| FY2019 | 312 | 21 | 15 | 22 | 12.0 | 107.8 | 25.0 | 71.4 |
| FY2020 | 312 | 22 | 16 | 24 | 11.7 | 115.1 | 28.0 | 73.7 |
| FY2021 | 341 | 26 | 20 | 17 | 12.8 | 141.5 | 30.0 | 77.1 |
| FY2022 | 309 | 20 | 15 | 3 | 9.2 | 107.8 | 30.0 | 79.5 |
| FY2023 | 309 | 15 | 12 | -39 | 6.9 | 84.9 | 30.0 | 66.4 |
| FY2024 | 341 | 9 | 8 | -7 | 4.4 | 55.5 | 30.0 | 68.2 |
| FY2025 | 349 | 12 | 10 | 17 | 5.7 | 74.3 | 30.0 | 70.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:none 持続性:判定中
ハンズマンは「良い品を、安く、親切に」という理念を掲げ、地域に根差した店舗運営を行っている。特定の強力なブランド力や特許は確認できないが、長年の顧客からの信頼は無形資産の一部となりうる。
DIY用品や園芸用品は、価格や品揃え、利便性で選ばれることが多く、顧客のスイッチングコストは低いと考えられる。ただし、特定の店舗への愛着や、店員への相談など、非価格的な要素が多少のスイッチング障壁となる可能性はある。
小売業であり、ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に見られない。
大量仕入れによるスケールメリットや、効率的な店舗運営によるコスト削減努力は推測されるが、競合他社と比較して構造的なコスト優位性を明確に示すデータは現時点では乏しい。PB商品の開発などでコスト競争力を高めている可能性はある。
九州地方を中心に店舗を展開しており、一定の地域内での規模の経済は存在する。しかし、全国的なホームセンター業界全体で見ると、その規模は限定的であり、業界全体を代表するような寡占的な地位にはない。
競合との比較優位
強気シナリオ
九州地方での強力な地域密着型ビジネスモデルの継続
PB商品開発やプライベートブランド強化による収益性向上
既存店売上高の着実な成長と新規出店による事業拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
大手競合他社の攻勢による価格競争の激化
ECサイトの普及による実店舗への来店客数減少
DIY市場全体の成長鈍化や消費者の嗜好の変化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ハンズマンへの投資が失敗するには、まず同社が長年培ってきた地域密着型の顧客基盤が、競合他社の攻勢やECシフトの波に耐えられず、急速に侵食される必要がある。具体的には、大手ホームセンターチェーンが九州地方で積極的な出店攻勢をかけ、価格や品揃えで圧倒的な優位性を示し、ハンズマンの既存顧客を大量に奪うシナリオが考えられる。また、DIY関連商品のEC化率が想定以上に加速し、実店舗への集客が著しく困難になることも、ハンズマンのビジネスモデルの根幹を揺るがす要因となるだろう。さらに、同社が独自性を打ち出してきたPB商品やサービスが、市場のニーズから外れ、競争力を失うことも、失敗への道筋となりうる。
5年後のモート予測
九州地方でのブランド力と地域密着を活かし、PB商品強化と既存店効率化で堅調な増収増益を続ける。新規出店も着実に進み、売上高は年率5%以上で成長する。
DIY市場の緩やかな成長と、競合との競争の中で、既存店売上は微増に留まる。PB商品や効率化で利益率は維持し、売上高は年率2-3%程度の成長を見込む。
ECシフトの加速や大手競合の攻勢により、既存店売上が減少し、新規出店も鈍化する。価格競争に巻き込まれ、利益率も低下し、売上高は横ばいか微減となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 111億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 70.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -11.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.61倍 |
合格数:3/7 部分的合格