まんだらけ(2652)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 92 | 7 | 4 | 1 | 6.1 | 54.6 | 1.0 | 41.1 |
| FY2017 | 96 | 7 | 4 | 1 | 6.5 | 61.9 | 1.0 | 43.0 |
| FY2018 | 99 | 7 | 4 | 5 | 6.3 | 64.1 | 1.0 | 44.5 |
| FY2019 | 101 | 9 | 6 | -1 | 7.7 | 85.1 | 1.0 | 46.7 |
| FY2020 | 90 | 3 | 1 | 0 | 1.9 | 21.0 | 1.0 | 46.9 |
| FY2021 | 96 | 6 | 4 | 3 | 4.6 | 54.0 | 1.0 | 48.3 |
| FY2022 | 106 | 9 | 6 | 4 | 7.0 | 88.7 | 1.0 | 50.2 |
| FY2023 | 128 | 19 | 12 | 9 | 13.0 | 188.5 | 1.0 | 53.6 |
| FY2024 | 145 | 21 | 14 | 10 | 12.7 | 41.8 | 1.0 | 60.0 |
| FY2025 | 152 | 18 | 11 | -2 | 9.5 | 34.4 | 1.0 | 62.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
まんだらけは、古書、漫画、サブカルチャー関連商品に特化した独自のブランド力と専門知識を持つ。長年の営業で培われたコレクターからの信頼と、特定ジャンルにおける高い認知度は、新規参入者にとって容易に模倣できない無形資産となっている。特に、限定品や希少品の目利き力は強み。
コレクターズアイテムは、特定の趣味嗜好を持つ顧客層に支えられている。一度、まんだらけの品揃えや価格、サービスに満足した顧客は、他店への乗り換えに抵抗を感じる可能性がある。しかし、代替となる店舗やオンラインプラットフォームも存在するため、スイッチング・コストは限定的。
まんだらけのビジネスモデルは、直接的なネットワーク効果を生まない。顧客が増えることで商品の価値が上がるわけではなく、プラットフォームとしての相互作用も限定的である。
古物商としての仕入れルートや、長年の経験に基づく商品評価能力は、一定のコスト優位性をもたらす可能性がある。しかし、競合他社も同様のノウハウを持つ可能性があり、構造的なコスト優位性は強くない。
まんだらけは、サブカルチャー関連のコレクターズアイテム市場において、一定の規模を持つプレイヤーである。しかし、小売業全体で見ると規模の経済性は限定的であり、業界全体を寡占するほどの規模ではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
サブカルチャー市場の継続的な成長と、まんだらけの専門性への需要増加
オンライン販売チャネルの強化による顧客層の拡大と売上増加
希少価値の高い商品の発掘・販売能力の維持・向上
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の台頭による価格競争の激化
サブカルチャー市場のトレンド変化や、特定のジャンルの人気低迷
オンラインプラットフォームの進化による顧客の分散
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
まんだらけの投資が失敗するには、まずその核となる無形資産、すなわち長年培ってきたコレクターからの信頼と、特定ジャンルにおける専門知識・目利き力が、競合他社によって効果的に模倣されるか、あるいは陳腐化する必要がある。例えば、AIを活用した商品評価システムが普及し、個人の目利きが不要になる、あるいは、新たなプラットフォームがより多くのコレクターを惹きつけ、まんだらけの顧客基盤を侵食するケースが考えられる。また、サブカルチャー市場全体が急速に縮小し、まんだらけが扱う商品の希少価値が失われるような、社会的なトレンドの変化もリスク要因となるだろう。さらに、仕入れルートの独占性が失われ、競合がより有利な条件で商品を仕入れられるようになれば、価格競争で劣後する可能性もある。
5年後のモート予測
サブカルチャー市場の拡大とオンライン強化により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。希少価値の高い商品の発掘・販売で優位性を維持し、利益率も改善する。
市場の成長に合わせて緩やかな売上増加が見込まれる。オンライン販売の拡大は続くものの、競合との競争は激化し、利益率は現状維持か微減となる。
競合の台頭や市場トレンドの変化により、売上・利益ともに伸び悩む。価格競争や仕入れコストの上昇により、利益率は低下するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 113億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 62.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -27.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.95倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準