サツドラホールディングス(3544)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 878 | 13 | 7 | -11 | 8.4 | 154.3 | 35.0 | 27.6 |
| FY2018 | 785 | 8 | 1 | -10 | 1.8 | 32.6 | 28.0 | 25.3 |
| FY2019 | 846 | 4 | 0 | -12 | 0.3 | 6.4 | 28.0 | 23.1 |
| FY2020 | 893 | 8 | 1 | -5 | 1.4 | 25.2 | 28.0 | 22.4 |
| FY2021 | 832 | 6 | 6 | 46 | 6.6 | 125.1 | 28.0 | 22.5 |
| FY2022 | 829 | 7 | 3 | -10 | 3.6 | 23.0 | 9.3 | 21.2 |
| FY2023 | 875 | 3 | 1 | -46 | 1.0 | 6.3 | 10.0 | 20.3 |
| FY2024 | 955 | 14 | 5 | 16 | 5.1 | 34.1 | 10.0 | 20.3 |
| FY2025 | 1,002 | 17 | 8 | 9 | 7.7 | 55.5 | 10.0 | 21.2 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 0.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
「サツドラ」ブランドは北海道で一定の認知度を持つが、全国的なブランド力や特許、独占的IPは限定的。地域密着型ドラッグストアとしてのブランド構築に注力している段階。
ドラッグストアの利用者は価格や利便性で選択することが多く、特定の店舗への強いスイッチング・コストは発生しにくい。ポイントカード等による囲い込みは存在するが、限定的。
ネットワーク効果はほとんど見られない。顧客が増えることでサービスの質が向上したり、新たな価値が創出される構造ではない。
ドラッグストア業界全体として、スケールメリットによる仕入れコスト削減や効率的な店舗運営が競争力の源泉となるが、サツドラが突出したコスト優位性を持つ証拠は現時点では乏しい。
北海道を中心に店舗網を拡大しており、一定の規模を持つ。地域内でのシェア拡大による効率化は期待できるが、業界全体で見ると大手競合と比較して規模の優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
北海道における地域一番店としての地位確立とブランド力の向上
PB商品開発や異業種連携による収益源の多様化
M&Aによる道内・道外への事業拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
大手ドラッグストアチェーンとの競争激化によるシェア低下
地域経済の低迷や人口減少による消費の落ち込み
新規参入や異業種からの脅威
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
サツドラホールディングスが長期的に競争優位性を築けないシナリオは、まず北海道という地域経済への依存度が裏目に出ることだ。地域経済の構造的な衰退、特に人口減少が加速し、消費市場が縮小した場合、同社の成長余地は大きく制限される。また、大手ドラッグストアチェーンが北海道市場への攻勢を強め、価格競争や店舗網の拡充で圧倒した場合、地域一番店としての地位も揺らぐ。さらに、オンライン販売の普及や、ドラッグストア以外の業態(コンビニエンスストア、スーパーマーケット等)が日用品販売で優位性を増した場合、顧客の購買行動が変化し、同社の既存ビジネスモデルが陳腐化するリスクも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と成長性が持続的に悪化する状況が、投資の失敗を意味するだろう。
5年後のモート予測
北海道でのブランド力強化とPB商品・サービス拡充により、地域内での収益基盤を盤石にする。M&Aも活用し、持続的な成長軌道に乗る。
既存事業の安定運営を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。競争環境の厳しさから、大幅な成長は難しい。
競争激化や地域経済の悪化により、既存店売上の低迷や利益率の低下が続く。事業再編を余儀なくされる可能性も。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 112億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 21.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 34.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.14倍 |
合格数:4/7 部分的合格