栄電子(7567)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 49 | 1 | 1 | 2 | 4.2 | 20.7 | — | 52.6 |
| FY2016 | 52 | 2 | 1 | 1 | 4.9 | 26.0 | — | 53.0 |
| FY2017 | 62 | 2 | 1 | 2 | 5.2 | 29.2 | 5.0 | 51.9 |
| FY2018 | 59 | 1 | 1 | -1 | 3.7 | 20.7 | 10.0 | 55.4 |
| FY2019 | 55 | 1 | 1 | 2 | 2.3 | 13.1 | 7.0 | 57.1 |
| FY2020 | 56 | 1 | 1 | 2 | 3.9 | 23.0 | 7.0 | 56.9 |
| FY2021 | 90 | 7 | 5 | 4 | 15.1 | 104.7 | 7.0 | 53.8 |
| FY2022 | 108 | 9 | 7 | 4 | 15.7 | 128.3 | 7.0 | 55.6 |
| FY2023 | 84 | 3 | 2 | 2 | 5.0 | 45.4 | 12.0 | 60.4 |
| FY2024 | 64 | 1 | 0 | -4 | 0.8 | 7.3 | 10.0 | 66.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
栄電子は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。卸売業という業態上、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
既存顧客との長年の取引関係や、特定のサプライヤーとの強固な連携により、一定のスイッチング・コストは存在する可能性がある。しかし、顧客が代替サプライヤーに乗り換えることによる直接的な損失は限定的と推測される。
栄電子の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を向上させるようなネットワーク効果は観察されない。卸売業は基本的にBtoB取引であり、ネットワーク効果は発生しにくい。
長年の事業運営で培われた効率的な物流網や、サプライヤーとの交渉力により、一定のコスト優位性を有している可能性がある。しかし、構造的なコスト優位性を示す具体的な情報は乏しい。
特定のニッチ市場において、栄電子が一定のシェアを確保し、業界規模に対して最適な少数寡占を形成している可能性がある。これにより、規模の経済による効率的な運営が可能となっていると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場におけるシェア拡大と維持
サプライヤーとの強固な関係維持による安定した仕入れ
効率的な物流網によるコスト競争力の維持
弱気シナリオ(モート侵食)
新規参入企業による価格競争の激化
主要サプライヤーの変更や取引条件の悪化
顧客ニーズの変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
栄電子の投資が失敗するには、まずその主要な競争優位性である「効率規模」が崩壊する必要がある。これは、市場全体の縮小、あるいは競合他社による大規模な設備投資やM&Aによって、栄電子が規模の面で劣後する状況が生まれることを意味する。具体的には、より大きな資本力を持つ競合が、価格競争を仕掛けたり、より効率的な物流網を構築したりすることで、栄電子の市場シェアを奪っていくシナリオが考えられる。また、ニッチ市場自体が陳腐化したり、代替技術が登場したりすることで、栄電子が依存する市場の魅力が失われることも、規模の優位性を無効化する要因となるだろう。さらに、サプライヤーとの関係が悪化し、仕入れコストが上昇したり、安定供給が困難になったりすることも、規模の経済による優位性を損なう。
5年後のモート予測
ニッチ市場での地位を固め、効率的なオペレーションを維持することで、緩やかな売上・利益成長を達成する。
市場環境の変化に対応しつつ、既存事業の維持に注力。横ばい圏での推移となる。
価格競争の激化や市場環境の悪化により、売上・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 26億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 66.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -58.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 71.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.59倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書