ミクリード(7687)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
9年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2019 | 41 | 2 | 1 | 2 | 10.8 | 52.3 | — | 68.7 |
| FY2020 | 28 | -1 | -1 | -1 | -9.4 | -40.5 | — | 72.5 |
| FY2021 | 30 | -1 | -0 | 0 | -4.3 | -17.4 | 0.0 | 66.6 |
| FY2022 | 47 | 2 | 1 | 1 | 13.4 | 61.9 | 0.0 | 59.5 |
| FY2023 | 59 | 3 | 2 | 3 | 18.8 | 33.9 | 12.4 | 57.2 |
| FY2024 | 68 | 4 | 3 | 1 | 18.5 | 39.2 | 20.3 | 59.9 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 7.9 | — |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 8.5 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 9.1 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ミクリードは卸売業であり、特許やブランド力、規制ライセンスといった明確な無形資産による競争優位性は確認できない。公開情報からは、特定の技術やIPに依存するビジネスモデルではないと推測される。
卸売業という性質上、顧客(小売店など)が取引先を変更する際の切り替えコストは限定的であると考えられる。ただし、長年の取引関係や特定の品揃え・サービスによる多少の慣性はある可能性が示唆される。
ミクリードのビジネスモデルは、サプライヤーと顧客を繋ぐ仲介業であり、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果は発生しない。ユーザー数が増加しても、サービス自体の価値が指数関数的に向上する構造ではない。
卸売業においては、仕入れ交渉力や物流効率がコスト競争力に影響する。ミクリードが業界内で突出したコスト優位性を持つという具体的な情報は乏しく、一般的な卸売業としての効率性にとどまる可能性が高い。
卸売業は規模の経済が働きやすい業界であり、一定以上の取扱高や販売網を持つことで効率性が向上する。ミクリードが特定のニッチ市場で一定のシェアを確保している可能性はあるが、業界全体を寡占するほどの規模優位性は現時点では不明瞭。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における独占的な仕入れルートの確立
サプライチェーン全体の効率化によるコストリーダーシップの獲得
顧客との強固なリレーションシップ構築によるスイッチングコストの増加
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化
主要サプライヤーとの関係悪化による仕入れコストの上昇
顧客ニーズの変化への対応遅れによる売上減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ミクリードの投資が失敗するには、まず同社が持つ競争優位性が、想定以上に脆弱であることが証明される必要がある。例えば、競合他社がより効率的な物流網や強力な仕入れ交渉力を背景に、ミクリードの顧客基盤を急速に侵食し始めるシナリオだ。また、ミクリードが依存する特定のサプライヤーが、自社販売網を強化したり、競合他社に有利な条件で供給を開始したりすることも、同社の収益性を悪化させる要因となり得る。さらに、顧客である小売業者が、より直接的な仕入れルートを開発したり、プライベートブランドの強化によって卸売業者への依存度を低下させたりすることも、ミクリードの存在意義を揺るがす可能性がある。これらの要因が複合的に作用し、ミクリードの市場シェアと利益率が持続的に低下していく状況が、この投資の失敗を意味するだろう。
5年後のモート予測
特定のニッチ市場でのシェア拡大と、サプライチェーン効率化による利益率改善が進み、安定的な成長を維持する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長に伴う売上増加を見込む。大きな飛躍はないが、堅実な経営を継続する。
価格競争の激化やサプライヤーとの関係悪化により、利益率が低下し、売上も伸び悩む。市場での競争力が低下するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 28億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 59.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.98倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-24 臨時報告書