ワークマン(7564)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 521 | 96 | 71 | -41 | 13.3 | 175.0 | — | 78.2 |
| FY2017 | 561 | 106 | 78 | 54 | 13.2 | 192.2 | 53.0 | 81.1 |
| FY2018 | 670 | 135 | 98 | 40 | 14.7 | 120.2 | 58.0 | 80.5 |
| FY2019 | 923 | 192 | 134 | 111 | 17.3 | 163.8 | 73.0 | 79.5 |
| FY2020 | 1,058 | 240 | 170 | 168 | 18.8 | 208.8 | 50.0 | 80.3 |
| FY2021 | 1,163 | 268 | 183 | 88 | 17.7 | 224.3 | 64.0 | 82.8 |
| FY2022 | 1,283 | 241 | 167 | 90 | 14.6 | 204.1 | 68.0 | 84.2 |
| FY2023 | 1,327 | 231 | 160 | 62 | 12.8 | 195.9 | 68.0 | 84.5 |
| FY2024 | 1,369 | 244 | 169 | -51 | 12.5 | 207.0 | 68.0 | 83.4 |
| FY2025 | 1,609 | 297 | 206 | 54 | 13.4 | 252.6 | 73.0 | 82.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:11/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
ワークマン独自の「機能性」と「低価格」を両立させたPB商品開発力は、長年のノウハウ蓄積による無形資産と言える。特に「ワークマンらしさ」を体現するブランドイメージは、新規参入障壁となり得る。
既存顧客はワークマンの機能性と価格に慣れており、他社への乗り換えは限定的。しかし、アパレル小売業全般として、顧客のスイッチングコストは一般的に低い。
ワークマンのビジネスモデルは、直接的なネットワーク効果を生む要素を含んでいない。店舗網の拡大は規模の経済に寄与するが、顧客間のネットワーク効果ではない。
SPA(製造小売業)モデルの徹底、大量仕入れ、効率的な物流網、PB中心の商品構成により、競合他社を圧倒するコスト競争力を実現。原価率の低さが強み。
国内に多数の店舗を展開し、規模の経済を活かした仕入れ・物流・商品開発で効率化を図っている。特に郊外型店舗網は、競合が容易に模倣できない規模となっている。
競合との比較優位
強気シナリオ
「ワークマンプラス」による新規顧客層(女性・ファミリー層)の獲得拡大
PB商品の開発力強化と高付加価値商品の拡充による客単価向上
海外展開の可能性とグローバル市場での成長余地
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による機能性アパレル市場への参入と価格競争の激化
原材料価格の高騰や円安による仕入れコストの上昇
消費者のトレンド変化への対応遅れやブランドイメージの陳腐化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ワークマンの投資が失敗するには、以下のシナリオが真実である必要がある。まず、競合他社がワークマンのSPAモデルとPB開発力を凌駕するほどの効率的なサプライチェーンと商品開発能力を獲得し、同等以上の機能性をより低価格で提供できるようになること。次に、ワークマンの「高機能・低価格」という独自の価値提案が、消費者の間で急速に魅力を失い、トレンドの変化や代替品の登場によって陳腐化すること。さらに、ワークマンが長年培ってきた店舗運営のノウハウや物流網の効率性が、デジタル化の波や新たな小売形態の台頭によって時代遅れとなり、規模の経済が逆に足かせとなること。これらの要因が複合的に作用し、ワークマンのコスト優位性とブランド価値を侵食していく状況が考えられる。
5年後のモート予測
ワークマンプラスの成功とPB商品開発の進化により、新規顧客層の取り込みと客単価上昇が進み、売上・利益ともに堅調な成長を維持する。
既存事業の安定成長に加え、ワークマンプラスの緩やかな拡大が見込まれる。コスト競争力を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。
競合の追随やトレンド変化により、既存店売上の伸びが鈍化。コスト上昇圧力も加わり、利益成長が停滞するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 5,843億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 82.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 7.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 28.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.81倍 |
合格数:4/7 部分的合格