7532

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
777
2026-09-01
時価総額
5,202 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 7,596 432 249 -231 10.2 157.8 22.0 41.3
FY2017 8,288 462 331 158 11.8 209.2 26.0 40.3
FY2018 9,415 516 364 -1,184 11.7 230.1 32.0 36.0
FY2019 13,289 631 483 649 13.7 304.9 40.0 25.8
FY2020 16,819 760 503 317 12.9 79.4 15.0 28.8
FY2021 17,086 813 539 10 12.3 84.9 16.0 30.6
FY2022 18,313 887 619 504 15.5 102.6 17.0 28.3
FY2023 19,368 1,053 662 760 14.3 110.9 20.0 30.6
FY2024 20,951 1,402 887 558 16.2 148.6 30.0 35.8
FY2025 22,468 1,623 905 709 14.5 151.6 35.0 40.1

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産3/5

ドン・キホーテの「圧縮陳列」や「見切り販売」といった独自の店舗フォーマットと、それを支える「驚安堂」などのプライベートブランドは、他社が容易に模倣できない強力なブランドイメージを形成している。特に若年層からの支持は厚い。

スイッチングコスト1/5

小売業全般に言えることだが、顧客が特定の店舗に強いロイヤリティを持つことは稀であり、価格や品揃え、利便性で容易に競合に乗り換える可能性がある。ポイントカード等はあるが、スイッチングコストは低い。

ネットワーク効果0/5

現時点では、顧客の増加がサービスの価値を直接的に高めるようなネットワーク効果は確認されない。オンラインプラットフォームの強化は進めているが、まだ初期段階である。

コスト優位3/5

「圧縮陳列」による店舗あたりの売上効率の最大化、PB商品の活用による粗利率の維持・向上、そして徹底したコスト管理により、競合他社と比較して価格競争力のある商品を提供できている。

規模の経済4/5

国内のディスカウントストア業界において、圧倒的な店舗数と売上規模を誇る。この規模の経済により、仕入れ交渉力や物流効率で優位性を持ち、低価格戦略を支えている。

競合との比較優位

強気シナリオ

インバウンド需要の回復による売上増加

PB商品の拡充と高付加価値化による収益性向上

M&Aによる国内・海外事業の拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

消費者の節約志向の鈍化と競合の価格攻勢

人件費や物流費の高騰によるコスト圧迫

オンライン販売チャネルでの競争力不足

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、まず「圧縮陳列」や「見切り販売」といったドン・キホーテ独自の店舗オペレーションが、もはや現代の消費者に響かず、むしろ「ごちゃごちゃしている」「探しにくい」といったネガティブな印象に変わることが必要だろう。また、規模の経済を支える強力な仕入れ交渉力が、サプライヤーの力関係の変化や、より効率的なサプライチェーンを持つ競合の出現によって失われることも考えられる。さらに、PB商品が差別化要因として機能しなくなり、価格競争に巻き込まれる事態も想定される。これらの要因が複合的に発生すれば、現在の競争優位性は大きく損なわれるだろう。

5年後のモート予測

強気

インバウンド需要の回復とPB戦略の成功により、売上・利益ともに堅調に成長。海外展開も進み、新たな収益源を確立する。

中立

国内市場での競争は激化するものの、既存店の効率化とPB商品の拡充で安定した収益を維持。緩やかな成長が見込まれる。

弱気

消費者の嗜好の変化やコスト上昇により、既存店の売上が低迷。PB商品の競争力も低下し、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 5,202億
2. 健全な財務 自己資本比率 40.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 13.9%
6. 適度なPER PER 5.8倍
7. 適度なPBR PBR 0.86倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

同業他社

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