ドウシシャ(7483)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,070 | 71 | 48 | 24 | 7.9 | 132.4 | — | 74.8 |
| FY2017 | 1,036 | 78 | 55 | 33 | 8.2 | 152.0 | 50.0 | 75.5 |
| FY2018 | 987 | 56 | 43 | 53 | 6.1 | 114.5 | 50.0 | 76.8 |
| FY2019 | 962 | 60 | 42 | 80 | 5.9 | 114.6 | 50.0 | 84.3 |
| FY2020 | 1,013 | 95 | 66 | 84 | 8.8 | 186.6 | 50.0 | 78.0 |
| FY2021 | 1,010 | 71 | 51 | 40 | 6.7 | 146.6 | 55.0 | 79.8 |
| FY2022 | 1,057 | 81 | 56 | 68 | 7.1 | 164.3 | 60.0 | 79.4 |
| FY2023 | 1,058 | 79 | 58 | 41 | 6.9 | 169.4 | 65.0 | 80.1 |
| FY2024 | 1,139 | 90 | 64 | -13 | 7.2 | 185.3 | 75.0 | 85.8 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 85.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ドウシシャは自社ブランド「DOSHISHA」を展開しているが、そのブランド力は限定的であり、他社ブランドとの差別化が明確ではない。特許やライセンスによる独占的な優位性も特筆すべき点はない。
ドウシシャの製品は主に家電や家具など一般消費財であり、顧客が他社製品に乗り換える際のスイッチングコストは低い。特定のプラットフォームに依存するようなサービスではない。
ドウシシャの事業モデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果は存在しない。BtoC製品が中心であり、プラットフォーム型ビジネスではない。
長年の卸売業としての経験や、中国など海外での生産委託によるコスト管理能力は一定程度存在する可能性がある。しかし、構造的な圧倒的コスト優位を示すデータはない。
ドウシシャは家電・家具・雑貨などの幅広い商品群を扱い、多様な販売チャネルを持つことで一定の規模の経済を享受している。特にPB(プライベートブランド)商品の開発・販売において、規模による効率化が期待できる。
競合との比較優位
強気シナリオ
PB商品の開発力強化による収益性向上
ECチャネルの拡大による販売網強化
ニッチ市場でのブランド確立とシェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
競争激化による価格下落圧力
PB商品の陳腐化リスク
サプライチェーンの混乱によるコスト増
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ドウシシャの投資が失敗するには、まず「規模の経済」が崩壊する必要がある。これは、主要な仕入れ先や製造委託先との関係が悪化し、調達コストが上昇したり、安定供給が困難になったりする場合に起こりうる。また、競合他社がより効率的なサプライチェーンを構築したり、より低コストで同等品質の商品を提供できるようになることで、ドウシシャの価格競争力が失われるシナリオも考えられる。さらに、PB商品への依存度が高いにも関わらず、消費者の嗜好の変化に対応できず、商品の魅力が急速に低下した場合も、規模の経済を活かせなくなるだろう。最終的には、卸売業というビジネスモデル自体の収益性が、デジタル化やメーカー直販の台頭によって低下し、ドウシシャがその変化に適応できない状況が考えられる。
5年後のモート予測
PB商品開発とEC強化が奏功し、売上・利益ともに堅調に成長。ニッチ市場でのブランド力向上により、安定的な収益基盤を確立する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。PB商品のラインナップ拡充や、ECチャネルの効率化を進めることで、競争環境下でも一定の収益を確保する。
競争激化や消費者の嗜好変化により、PB商品の販売が低迷。コスト上昇圧力も加わり、収益性が悪化。卸売業としての優位性を失い、成長が鈍化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,057億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 85.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 8.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.22倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-01 臨時報告書