研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
|---|---|---|
| 2025-03 | - | 174 |
| 2024-03 | - | 137 |
| 2023-03 | - | 130 |
| 2022-03 | - | 193 |
| 2021-03 | - | 125 |
研究開発活動(本文)
FY2025|1,601 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、ムサシ100年ビジョン「Go Far Beyond!」を主題として掲げ、テクノロジーへの“情熱”と、イノベーションを生み出す“知恵”をあわせて、「地球と人が豊かに共存できる世界」を目指して、さらに加速する電動化社会を見据え、独創的な商品開発と技術開発、電動化商品開発に取り組んでおります。特に、アジア地域における2輪車の電動化の加速が予測され、また4輪車では各国規制強化でBEV化計画が発表されており、電動化開発の本格化を迎えています。各4輪車メーカー、2輪車メーカー、汎用機メーカーと緊密に連携し、PT事業、L&S事業、2輪事業、さらに電動化事業構築に向けて世界No.1を目標にニーズを先取り出来る提案型の開発をスピード重視で推進しております。 研究開発活動は、主に当社および国内子会社の九州武蔵精密株式会社が推進し、当連結会計年度における研究開発費は5,392百万円であり、主な成果は次のとおりであります。 ①PT事業 商品開発PT(パワートレイン)事業では、当社グループの強みであるギヤ技術による静音化を軸とした独自の研究開発を推進しています。EV化の拡大に伴い、e-Axleには高い性能が求められますが、当社は高強度で静音性に優れ、省電費に貢献するスムーズなギヤやディファレンシャルの製品ラインナップを拡充しています。また、地域ごとのニーズに応じて見直されているHEV向け製品についても、さらなる低燃費化を実現しています。当社の技術力を活かし、4輪だけでなく3輪のEV化にも対応できる開発・生産技術を構築。高い静音性、エネルギー効率、耐久性を兼ね備えた減速機ユニットの開発により、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献しています。 ②L&S事業 商品開発L&S(リンケージ&サスペンション)事業では、電動化や自動運転に伴う新しい顧客要求の変化に対し、長年蓄積した設計ノウハウと最新の解析技術を融合した製品開発を推進しています。省電費・省燃費に寄与できる小型・軽量と車体の静粛性、安定性、乗り心地に寄与する低フリクション高応答性に取り組んでいます。 ③2輪事業 商品開発2輪事業では、2輪車用トランスミッションシェア世界No.1メーカーとして長年培ってきた技術力とトランスミッションに要求される機能を熟知した設計力の融合をした製品開発を推進しています。低燃費に寄与し、耐久性、静音性が高く、信頼性の高い商品の開発・提案・拡販活動に継続的に取り組んでいます。 ④e-Mobility事業 商品開発e-Mobility事業では、インド・アフリカを中心とした新興国での小型電動モビリティ普及への貢献をミッションに掲げ、2輪EV駆動ユニット(e-Axle)を軸としたビジネスを展開しています。昨年度よりインドで本ユニットを量産・上市し、アフリカでも現地パートナーとの協業を開始しました。今後はEVシステム・サービスへ事業領域を拡げ、更なる事業成長を目指してまいります。 ⑤Energy Solution事業 商品開発Energy Solution事業では、AIデータセンター向けの高出力・高耐久型ハイブリッドスーパーキャパシタシステムの開発を完了し、ピークシェービングソリューションとして市場投入を実現しました。また、バックアップ電源用途として「ESS400」の開発を完了し、北米市場展開に必須となるUL1973認証を取得しました。さらに、高容量化・低抵抗化を目指した第4世代ハイブリッドスーパーキャパシタの研究開発が着実に進ちょくしており、量産化技術の確立を進めています。これらの開発成果により、需要の急拡大が見込まれる次世代社会インフラであるデータセンター市場および大型商用モビリティ市場において、当社の競争力を一層強化し、事業基盤の拡充に大きく寄与してまいります。
FY2024|2,775 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、ムサシ100年ビジョン「Go Far Beyond!」を主題として掲げ、テクノロジーへの“情熱”と、イノベーションを生み出す“知恵”をあわせて、「地球と人が豊かに共存できる世界」を目指して、さらに加速する電動化社会を見据え、独創的な商品開発と技術開発、電動化商品開発に取り組んでおります。特に、アジア地域における2輪車の電動化の加速が予測され、また4輪車では各国規制強化でBEV化計画が発表されており、電動化開発の本格化を迎えています。各4輪車メーカー、2輪車メーカー、汎用機メーカーと緊密に連携し、PT事業、L&S事業、2輪事業、さらに電動化事業構築に向けて世界No.1を目標にニーズを先取り出来る提案型の開発をスピード重視で推進しております。 研究開発活動は、主に当社および国内子会社の九州武蔵精密株式会社が推進し、当連結会計年度における研究開発費は5,875百万円であり、主な成果は次のとおりであります。 (1) 商品開発車両の電動化に伴い、当社の供給する動力伝達部品、足回り部品等には、従来にも増して高い静粛性・回生モードの付加による入力荷重の変化や車両重量の増加に耐える強度が求められます。当社はこれまで培った技術を活かして、4輪事業においては電動化ニーズに適合したオリジナルの小型・軽量デファレンシャルアッセンブリィや低フリクション、高応答の小型ボールジョイント、さらにEV向けのオリジナル減速機ユニットの開発を進めております。2輪事業においてはモーターやパワーコントロールユニットを含めた2輪EV向けe-Axleの開発、さらにコスト低減に向けた現調化の開発に取り組んでおります。 ①PT事業 商品開発デファレンシャルアッセンブリィにおいては急速な電動化に向け高強度、静音性の向上による製品ラインナップ拡充を目指した商品開発、さらに省電費に向けたエネルギー効率改善に寄与する次世代DIFFの開発を取り組んでおります。EV減速機ユニットにおいては、当社グループの強みであるギヤ技術、デフ技術を軸に静音性の優れる当社グループ初の減速機ユニットの上市が予定されています。今後さらに求められる静音性、効率、耐久性向上を目指し、減速機ユニットの開発に取り組んでおります。 ②L&S事業 商品開発電動化や自動運転に伴う顧客要求の変化に対して、長年蓄積した設計ノウハウと最新の解析技術を融合した開発力により、高い燃費、電費に貢献する小型軽量と、静粛性、安定性、乗り心地に寄与する低フリクション・高応答性化に取り組んでおり、これらの技術を使った商品は、日本だけではなく海外顧客からも大変ご好評をいただき、拡販、新規受注につながっております。カーボンニュートラルの実現に関しては、原材料リサイクルによる廃棄物の削減、工程改善などの取り組みを進めています。 ③2輪事業 商品開発2輪車用トランスミッションシェア世界No.1サプライヤーとして長年培って来たものづくりの技術力と、トランスミッションに要求される機能と仕様を熟知した設計力との融合により、合理性に優れ、且つ耐久性、静音性、スペース効率、低コストなどを実現する、より魅力溢れる商品の開発・提案・拡販活動を継続的に推進し、国内及び海外顧客に於いて更なる受注拡大を展開してまいります。 (2) 先進技術研究EV拡大に向け、独自の4輪減速機ユニット、2輪e-Axleの研究・開発を推進しており、当社グループの強みであるギヤ技術による静音化を軸に、最新のコンピュータ設計支援によるシミュレーションを駆使し、仕様の最適化、開発期間の短縮に取り組み、お客様の要求に見合う電動用減速機ユニットの技術開発を進めております。さらに電動2輪においては、減速機だけでなくモーターやパワーコントロールユニットを含めたe-Axleとしてのシステム開発に取り組み、インドを軸にした現地開発を見据えた展開をおこなっております。また、電動2輪事業の提案力強化を目指しバッテリーシステムの研究開発(独自のバッテリセル技術、バッテリー制御技術)にも取り組んでおります。カーボンニュートラルに向けて、ハイブリッドスーパーキャパシタ(リチウムイオンキャパシタ)技術を軸に工場のエネルギーマネージメントシステム研究に取り組み、さらにその技術を軸にした地域マイクログリッドを展開し、コンセプトの実現に向けて進めております。 (3) 生産技術開発①加工技術開発自動車の電動モーターに付帯する減速装置においては独自の加工・組立技術を継続的に進化させることで付加価値の向上を図っております。又、複雑化する市場のニーズに迅速に対応できる新たな加工技術の追求をしております。デファレンシャル部品ではEV時代に向け、高静音性・低コストを可能にする技術開発を進めております。又、ベンチマーク活動を加速させ小型設備の導入、生産ラインの省人化等を進めています。 ②塑型技術開発塑型領域では、競争力の源泉となるべく、これまでの豊富な蓄積データとDXを活用した解析・評価技術から新製法の構築、および既存インフラの最大活用への取り組みを加速しています。またEVシフトへの適応を見据えたSHAFTの廉価製法と、環境への配慮を目的に主力部品であるベベルギヤの冷間鍛造化拡大を推進しています。 ③2輪生産技術開発2輪・汎用領域においては、当社の得意分野である精密鍛造技術をコアとし、加工の極小化や一体化、工程集約などの実施、デジタルやAIによる検査など更なる生産効率向上、省エネ・省資源化を目指し強力に推進しております。また生産拠点ベンチマーク活動を通じて改善や技術開発、技術ノウハウの共有による生産技術の高位平準化に取り組んでおります。効率化を目指し強力に推進しております。今後もこれまでの固定概念にとらわれない新しい発想を基に、4輪技術及び塑型加工技術、鋳造技術とのシナジー効果を最大限活用し、2輪部品生産技術の更なる進化を追求してまいります。 (4) AI研究Musashi AIのブランドスローガンである「人にはもっと人らしい仕事を」を理念にAIを製造現場に実装し、ものづくりのイノベーションに取り組んでいます。特に現在注力して進めている活動は、搬送、および目視検査工程の自動化になります。その中でもAI検査事業はトヨタ自動車様への実装実績を生かし、SUBARUグループである富士機械(株)様へも多くの導入をさせて頂き、販売拡大を急速に推進しております。更にグローバル展開の点においても、北米に設置をしたMusashi AI North Americaにて世界のモノづくり現場に幅広く技術提供すると共に、事業拡大を進めております。
FY2023|2,570 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、ムサシ100年ビジョン「Go Far Beyond!」を主題として掲げ、テクノロジーへの“情熱”と、イノベーションを生み出す“知恵”をあわせて、「地球と人が豊かに共存できる世界」を目指して、さらに加速する電動化社会を見据え、独創的な商品開発と技術開発、電動化商品開発に取り組んでおります。各4輪車メーカー、2輪車メーカー、汎用機メーカーと緊密に連携し、PT事業、L&S事業、2輪事業、さらに電動化事業構築に向けて世界No.1を目標にニーズを先取り出来る提案型の開発をスピード重視で推進しております。 研究開発活動は、主に当社および国内子会社の九州武蔵精密株式会社が推進し、当連結会計年度における研究開発費は6,435百万円であり、主な成果は次のとおりであります。 (1) 商品開発車両の電動化に伴い、当社の供給する動力伝達部品、足回り部品等には、従来にも増して高い静粛性・回生モードの付加による入力荷重の変化や車両重量の増加に耐える強度が求められます。当社はこれまで培った技術を活かして、4輪事業においては電動化ニーズに適合したオリジナルの小型・軽量デファレンシャルアッセンブリィや低フリクション、高応答の小型ボールジョイント、さらにEV向けのオリジナル減速機ユニットの開発を進めております。2輪事業においてはモーターやパワーコントロールユニットを含めた2輪EV向けe-Axleの開発、さらにコスト低減に向けた現調化の開発に取り組んでおります。 ①PT事業 商品開発ラインナップ化したデファレンシャルアッセンブリィにおいてはオリジナル設計ソフト開発、デジタルツールの最大活用を行い、急速な電動化をチャンスに受注・拡大へと繋げております。EV化による高い耐久性、静音性、スペース効率および廉価を実現する次世代DIFFの開発に取り組んでおります。 ②L&S事業 商品開発電動化や自動運転に伴う顧客要求の変化に対して、長年蓄積したノウハウと最新の解析技術を融合した最適開発でL&S製品の小型軽量化、静粛性や乗り心地に寄与する低フリクション・高応答性化に取り組んでおります。これらの技術を使った商品は、日本だけではなく海外顧客からも大変ご好評をいただき、拡販、新規受注につながっております。またカーボンニュートラルの実現に関しては、原材料リサイクルによる廃棄物の削減、再生可能エネルギーを利用した生産だけではなく、バイオマス由来の原料置換などにも積極的に取り組んでまいります。 ③2輪事業 商品開発2輪車用トランスミッションシェア世界No.1サプライヤーとして長年培って来たものづくりの技術力と、トランスミッションに要求される機能と仕様を熟知した設計力との融合により、合理性に優れ、且つ魅力溢れる商品提案・拡販活動を継続的に推進し、国内及び海外顧客において更なる受注拡大を展開してまいります。 (2) 先進技術研究EV拡大に向け、独自の4輪減速機ユニット、2輪e-Axleの研究・開発を推進しており、当社の強みであるギヤ技術、デフ技術を軸に、最新のコンピュータ設計支援によるシミュレーションを駆使し、仕様の最適化、開発期間の短縮に取り組み、お客様の要求に見合う電動用減速機ユニットの技術開発を進めております。さらに、バッテリーシステムの研究開発に取り組み、独自のバッテリーセル技術、制御技術をもって性能向上の研究を進めております。また、カーボンニュートラルに向けて、工場のエネルギーマネジメントシステム研究に取り組んでおり、その技術を軸に地域マイクログリッド構築を進めております。 (3) 生産技術開発①加工技術開発自動車の電動モーターに付帯する減速装置においては独自の加工・組立技術を継続的に進化させることで付加価値の向上を図っております。又、複雑化する市場のニーズに迅速に対応できる新たな加工技術の追求をしております。デファレンシャル部品ではEV時代に向け、高静音性・低コストを可能にする技術開発を進めております。 ②塑型技術開発塑型領域ではEV化、価格高騰を受けて地産地消化を進め、各拠点のインフラ設備を最大限活用したモノづくりの提供を進めております。シミュレーション技術と3Dスキャンを融合させた豊富なデータを基に製作時間短縮、最適金型形状にて最強のQ.C.D達成を目指し、モノづくりのスピードを上げ、コスト低減に取り組んでおります。開発領域では電動化部品に追従した当社グループの独自技術を融合した最廉価シャフトを国内外に展開しております。更にGX領域では廃熱を利用した発電にもチャレンジし、環境に配慮した作りを進めております。 ③2輪生産技術開発2輪・汎用領域においては、当社の得意分野である精密鍛造技術をコアとし、加工の極小化や一体化、工程集約などの実施、デジタルやAIによる検査など更なる効率化を目指し強力に推進しております。機械加工の領域におきましても、今までの固定概念にとらわれない新しい発想を基に、超高速化の新規設備と加工技術を確立し海外拠点にて量産適用しております。今後も4輪技術及び塑型加工技術、鋳造技術とのシナジー効果を最大限活用し、2輪部品生産技術の更なる進化を追求してまいります。 (4) AI研究Musashi AIのブランドスローガンである 「人にはもっと人らしい仕事を」を理念にAIを製造現場に実装し、ものづくりのイノベーションに取り組んでおります。当社が注力して進めている搬送、および目視検査工程の自動化の開発・販売を加速するべく、イスラエルに拠点を置くパートナー会社634AI・リミテッドと共に活動を進めております。搬送工程の自動化を提供する634AI・リミテッドはMAESTRO/AMRs(Autonomous Mobile Robot)の商品開発を進めております。AI検査事業は日本をベースとしたMusashi AIにてトヨタ自動車様への実装実績を生かし販売拡大を急速に推進しております。更にグローバル展開を進めるべく、北米にMusashi AIノースアメリカ・インコーポレーテッドを設置し、世界のモノづくり現場に幅広く技術提供すると共に、事業拡大を進めてまいります。
FY2022|2,586 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、「ムサシ100年ビジョン Go Far Beyond !」を主題として掲げ、テクノロジーへの”情熱”と、イノベーションを生み出す”知恵”をあわせて、「地球と人が豊かに共存できる世界」を目指して、独創的な商品開発と技術開発、電動化戦略の具現化に取り組んでおります。各四輪車メーカー、二輪車メーカー、汎用機メーカーと緊密に連携し、PT事業、L&S事業、二輪事業において世界No.1を目標にニーズを先取り出来る提案型の開発をスピード重視で推進しております。 研究開発活動は、主に当社および国内子会社の九州武蔵精密株式会社が推進し、当連結会計年度における研究開発費は5,439百万円であり、主な成果は次のとおりであります。 (1) 商品開発車両の電動化に伴い、当社の供給する動力伝達部品、足回り部品等には、従来にも増して高い静粛性・回生モードの付加による入力荷重の変化や車両重量の増加に耐える強度が求められます。当社はこれまで培った技術を活かして、四輪事業においては電動化ニーズに適合したオリジナルの小型・軽量デファレンシャルアッセンブリィや低フリクションの小型ボールジョイント、電動車向けのオリジナル減速機ユニットなどの開発に注力してまいります。二輪事業においてはモーターやパワーコントロールユニットを含めた電動用減速ユニットの開発に注力してまいります。 ①PT事業 商品開発デファレンシャル事業においては、xEV特有の課題を解決する技術を従来の軽量・小型・高精度のデファレンシャルアッセンブリィに合わせ、電動化車両においても優位性の向上を図っております。ラインナップ化しました軽量デファレンシャルアッセンブリィを、日本国内および、海外顧客向けのxEV車を中心に提案・拡販活動を強化し、着実に受注・拡大へと繋げております。また、EVモーターの減速機構である、減速機ユニットおよびそれに搭載されるギヤ部品において、市場ニーズに基づいた付加価値の高い製品の設計開発・生産技術開発をおこない、車両メーカー、ユニットメーカーへの受注活動を展開していきます。 ②L&S事業 商品開発サスペンション・ステアリング部品を手掛けるL&S事業部は電動化に伴う顧客要求の変化も念頭に置き、解析技術を駆使した最適設計による部品の小型軽量化、乗り心地向上、応答性へ寄与するボールジョイントの低フリクション化を技術軸として商品開発に取り組み、日本のみならず海外の新規顧客からもご評価をいただき新規受注に繋がっています。またCO2低排出型商品の開発、原材料のリサイクルによる廃棄物削減、再生可能エネルギーを利用した工程整備などカーボンニュートラル達成に向けても継続して取り組んでまいります。 ③二輪事業 商品開発二輪車用トランスミッションシェア世界No.1サプライヤーとして長年培って来たものづくりの技術力と、トランスミッションに要求される機能と仕様を熟知した設計力との融合により、合理性に優れ、且つ魅力溢れる新商品開発を強力に推進すると共に、二輪用トランスミッションの受託設計においても、お客様からの絶対的な信頼性確保を目指し、強力に展開してまいります。 (2) 先進技術研究電動自動車や電動二輪車に不可欠な独自電動用減速機ユニットの研究・開発を推進しております。武蔵の強みであるギヤ技術を軸に、 四輪は更にデフ技術をもって減速機ユニットへ拡大、二輪においては電動用減速機ユニット全体の開発を行っており、その開発においては、最新のコンピュータ設計支援によるシミュレーションを駆使し、仕様の最適化、開発期間の短縮に取り組んでおり、お客様の要求に見合う電動用減速機ユニットの商品化を目指してまいります。また、カーボンニュートラルへの取り組みとして、工場のエネルギーマネージメントシステムを研究テーマとして推進を始めています。 (3) 生産技術開発①加工技術開発自社ブランド商品の最適工法の開発、および現地生産への拡大を図っております。デファレンシャル部品においては、フレキシビリティの高い加工技術の開発により、様々なニーズに可能な工程の準備を推進しております。また、次世代のデファレンシャルに求められる技術の構築を行っております。減速機部品においては、AI検査機による省人化、独自加工技術を通じコストの低減、付加価値の向上を図っております。 ②塑型技術開発塑型領域では廉価な部品を提供する為、シミュレーション技術と3Dスキャンを融合させたデータを基に最適金型形状にて最強のQ.C.D達成を目指し、日々コスト低減に取り組んでおります。開発領域では電動化部品に追従したムサシグループの独自技術を融合した最廉価シャフトを国内外に展開しています。更にGX領域ではリターン材の再利用にもチャレンジし、環境に配慮した作りを進めています。 ③二輪生産技術開発二輪・汎用領域においては、当社の得意分野である精密鍛造技術をコアとし、加工の極小化や一体化、工程集約などの実施により、更なる高効率化を目指し強力に推進しております。また、機械加工の領域におきましても、今までの固定概念にとらわれない新しい発想を基に、超高速化の新規設備と加工技術を確立し、ベトナムにおいて量産適用しております。今後も四輪技術及び塑型加工技術、鋳造技術とのシナジー効果を最大限活用し、二輪部品生産技術の更なる進化を追求してまいります。 (4) AI研究Musashi AIのブランドスローガンである 「人にはもっと人らしい仕事を」を理念にAIを製造現場に実装し、ものづくりのイノベーションに取り組んでいます。当社が注力して進めている搬送、および目視検査工程の自動化の開発・販売を加速するべく、イスラエルに拠点を置く634AI リミテッドにて搬送工程の自動化を提供する為のMAESTRO/AMRs(Autonomous Mobile Robot)の商品開発を進めています。AI検査事業は日本をベースとしたMusashi AIにてトヨタ自動車様への実装実績を生かし外販活動を加速しております。当社の最大の強みであるAI×モノづくりをより一層高め、世界のモノづくり現場に幅広く技術提供すると共に、事業拡大を進めて参ります。
FY2021|2,804 文字
5【研究開発活動】当社グループは、長期ビジョン「ムサシ・グローバル・ビジョン2020」に、“世界に信頼されるムサシブランド商品の創造と提供”を主題として掲げ、独創的な商品開発と技術開発に取り組んでまいりました。2021年4月からは、新長期ビジョン「Go Far Beyond ! ~枠を壊し冒険へ出かけよう!~」を掲げ、電動化の機会をとらえたコア事業の拡大とQCD(品質・コスト・デリバリー)に環境の観点を加え、最適なものづくりを追及するとともにサステナブルで豊かな地球社会の実現に貢献してまいります。PT事業・L&S事業・二輪事業において四輪車メーカー、二輪車メーカー、汎用機メーカーと緊密に連携し、世界No.1を目標にニーズを先取りできる提案型の開発をスピード重視で推進してまいります。研究開発活動は、主に当社および国内子会社の九州武蔵精密株式会社が推進し、当連結会計年度における研究開発費は4,353百万円であり、主な成果は次のとおりであります。 (1) 商品開発車両の電動化に伴い、当社の供給する動力伝達部品・足回り部品等には、従来にも増して高い静粛性と、回生モードの付加による入力荷重の変化や車両重量の増加に耐える強度が求められます。当社はこれまでに培った技術を活かし、電動化ニーズに適合したオリジナルの小型・軽量デファレンシャルアッセンブリィや減速機向けの高精度ギヤの事業拡大とともに、電動車向けのオリジナル減速機ユニットなどの開発に注力してまいります。 ①PT事業 商品開発PT事業部では、従来の軽量・小型・高精度のデファレンシャルアッセンブリィに加え、EV・HV車特有の設計要件の知見を蓄える事で、電動化の中でも優位性を保つための差別化を図っております。日本国内および海外顧客向けのEV・HV車を中心に、ラインナップ化した軽量デファレンシャルアッセンブリィの提案・拡販活動を強化し、着実に受注・拡大へと繋げております。また、EVモーターの減速機構である減速機ユニットにおいて、市場ニーズに基づいた付加価値の高い製品の設計開発・生産技術開発を行い、車両メーカー・モーターメーカーへの受注活動を展開してまいります。 ②L&S事業 商品開発L&S事業では、サスペンション・ステアリング部品をてがけ、電動化、自動運転に伴う顧客要求の変化も念頭に置き、解析技術を駆使した最適設計による部品の小型軽量化、乗り心地向上・応答性へ寄与するボールジョイントの低フリクション化を技術軸として、商品開発に取り組んでおります。日本のみならず海外の新規顧客からも評価を得、新規受注に繋がっております。また、つくりの領域では、さらなる工程改善はもとより、GX観点で工程の最適化を進め、魅力的な商品の提供をしてまいります。 ③二輪事業 商品開発二輪事業では、二輪車用トランスミッションシェアー世界No.1サプライヤーとして、長年培って来たものづくりの技術力と、トランスミッションに要求される機能と仕様を熟知した設計力との融合により、合理性に優れ、かつ魅力溢れる新商品開発を強力に推進しております。さらに、二輪用トランスミッションの受託設計においても、お客様からの絶対的な信頼性確保を目指し、強力に展開してまいります。 (2) 先進技術研究電動自動車や電動二輪車に不可欠な独自電動用減速機ユニットの研究・開発を推進しております。武蔵の強みであるギヤ技術を軸に、四輪はさらにデフ技術をもって減速機ユニットへ拡大、二輪においては電動用減速機ユニット全体の開発を行っております。その開発においては、最新のコンピュータ設計支援によるシミュレーションを駆使し、仕様の最適化、開発期間の短縮に取り組んでおり、お客様の要求に見合う電動用減速機ユニットの商品化を目指してまいります。 (3) 生産技術開発①加工技術開発加工技術領域では、自社ブランド商品の最適工程を確立し、現地生産への拡大を図っております。デファレンシャルにおいては、高効率加工の追求にて高い競争力を生みだすと同時に、EV化による新しいタイプのデファレンシャルに対応できる工程の準備を推進しております。また、武蔵キャスティング株式会社とのシナジー効果を発揮し、素材から加工までの工程の最短化と効率化ラインの実現を計画しております。今後さらに、グループ各社の地域特性を生かしたデファレンシャルの最適工程設計と現地設備の活用を強力に推し進めております。自動車の電動モーターに付帯する減速装置内の高精度ギヤにおいて、独自の加工によるコストの削減、新たな付加価値を提案する加工技術・管理方案を追求してまいります。 ②塑型技術開発塑型技術領域では、廉価な部品を提供するため、シミュレーション技術と3Dスキャンを融合させたデータを基に、最適金型形状にて最強のQCD達成を目指し、日々コスト低減に取り組んでおります。塑型開発領域では、電動化部品に追従したムサシグループの独自技術を融合した最廉価シャフト海外展開しております。更なる電動化部品に対応する鍛造手法や工程設計を材料から見直し、独自性を入れた高付加価値のある廉価なつくりを進めてまいります。 ③二輪生産技術開発二輪・汎用領域では、当社の得意分野である精密鍛造技術をコアとし、加工の極小化や一体化、工程集約などの実施により、更なる高効率化を目指し強力に推進しております。また、機械加工の領域では、今までの固定概念にとらわれない新しい発想を基に、超高速化の新規設備と加工技術を確立し、来期よりベトナムでの量産適用を目指し推進しております。今後も四輪技術及び塑型加工技術、鋳造技術とのシナジー効果を最大限活用し、二輪部品生産技術の更なる進化を追求してまいります。 (4) AI研究2019年7月にMusashi AI㈱を設立以降、「人にはもっと人らしい仕事を」を理念にAIを製造現場に実装し、ものづくりのイノベーションに取り組んでおります。自動車部品は、搬送・加工・検査の工程を経てお客様のもとへ出荷されておりますが、このうち、加工はものづくりの中核であり、人の技術や判断が付加価値を生むのに対し、搬送や目視検査は決められたことを繰り返す作業で、長時間にわたる高負荷作業となっております。当社はこの搬送・目視検査の工程の自動化にフォーカスしており、AI inspection, SDV(Self Driving Vehicle)の開発を進めております。コア事業の一つであるAI外観検査機においては、当社内への導入だけで無く、トヨタ自動車株式会社の生産ラインへも導入いただき、外販活動も加速をしております。当社の最大の強みであるAI×モノづくりをより一層高め、世界のモノづくり現場に幅広く技術提供するとともに、事業拡大を進めてまいります。
FY2020|2,888 文字
5【研究開発活動】当社グループは、世界に信頼されるムサシブランド商品の創造と提供を長期ビジョン「ムサシ・グローバル・ビジョン2020」を主題として掲げ、独創的な商品開発と技術開発に取り組んでおります。各四輪車メーカー、二輪車メーカー、汎用機メーカーと緊密に連携し、PT事業、L&S事業、二輪事業において世界No.1を目標にニーズを先取り出来る提案型の開発をスピード重視で推進しております。研究開発活動は、主に当社および国内子会社の九州武蔵精密株式会社が推進し、当連結会計年度における研究開発費は4,369百万円であり、主な成果は次のとおりであります。(1) 商品開発当連結会計年度においては、顧客の安全、省燃費化に加え、車両の電動化が加速しています。車両の電動化に伴い、当社の供給する動力伝達部品、足回り部品等には、従来に増して高い静粛性・回生モードの付加による入力荷重の変化や車両重量の増加に耐える強度が求められます。このように要求機能、機構が変化する中、当社が誇る小型・軽量化技術と高い商品品質を活用したオリジナル商品を国内主要メーカーはもとより海外メーカーへも拡販し、新規顧客獲得に向けた提案力強化を図ってまいりました。また、これらを構成する材料や構成部品をグローバルに調達することで、顧客のニーズに合った地域で競争力の高い商品を提供する最適生産体制構築に注力し、今後も、更なるユニークな自社開発商品を、グローバルで拡大し続ける市場へ積極的に提案してまいります。①PT事業 商品開発デファレンシャルにおいては、当社の小型・高精度ベベルギヤを適用し、従来比10%ウェイトダウンとなる軽量デファレンシャルアッセンブリィの量産開発および適用拡大を図っております。自動車排気量ごとにラインナップ化しました軽量デファレンシャルアッセンブリィは日本国内の顧客はもちろんのこと、海外顧客向けについても提案・拡販活動を強化し、着実に受注へと繋げております。電動化の流れが進む中で、EV,HV用の新規引き合い、受注も増えており、電動化における要求機能の変化を捉え、その特性に適したデファレンシャル開発を進めています。今後もファイナルギヤ一体構造等を適用した更なる軽量化開発および現地調達化開発を継続的に行い、新規受注に向けた拡販活動を継続してまいります。さらに車両の電動化に伴い、軽量、コンパクトな電動ユニットの減速機ASSYの開発をおこない、車両メーカー、モーターメーカーへの提案活動を行っていきます。②L&S事業 商品開発サスペンション・ステアリング部品を手掛けるL&S事業部は、電動化に伴う顧客要求の変化も念頭に置き、最適設計による部品の小型化やアルミの適用による軽量化、低フリクション化などによる乗り心地向上への貢献を技術軸として商品開発に取り組んでおり、日本のみならず海外の新規顧客からもご評価をいただき新規受注に繋がってきています。また造りの領域では工程改善はもとより、設備およびツーリングの内製開発を推進、さらに購買領域では廉価材料の開発を行うことも合わせて、魅力的な商品の提供をしてまいります。③二輪事業 商品開発二輪車用トランスミッションシェアー世界No.1サプライヤーとして長年培って来たものづくりの技術力と、T/Mに要求される機能と仕様を熟知した設計力との融合により、合理性に優れ、且つ魅力溢れる新商品開発を強力に推進すると共に、二輪用トランスミッションの受託設計に於いても、お客様からの絶対的な信頼性確保を目指し、強力に展開してまいります。(2) 先進技術研究ハイブリッド車や電動自動車&電動二輪車に不可欠な独自電動ユニットの研究・開発を推進しております。武蔵の強みであるギヤ技術を軸に、 4輪はさらにデフ技術をもって減速機ユニットへ拡大、2輪においては電動ユニット全体の開発をおこなっており、その開発においては、最新のコンピュータ設計支援によるシミュレーションを駆使し、仕様の最適化や開発期間の短縮にも取り組んでおり、お客様の要求に見合う電動ユニットの商品化を目指してまいります。(3) 生産技術開発①加工技術開発自社ブランド商品の現地調達化に向けた最適工程設計の確立を図っております。デファレンシャルにおいては、小型軽量化への追求にて他社が追従できない差別化技術の構築を進め、地域の特性を生かした最適設計と現地設備の活用を強力に推し進めております。また、武蔵キャスティング株式会社とのシナジー効果を発揮し、素材工程から加工工程までの工程の最小化と効率化を加速させる予定です。自動車の電動モーターに付帯する減速装置内の高精度ギヤにおいて、独自の加工によるコストの削減、新たな付加価値を提案する加工技術を追求しております。さらに、複雑化する市場ニーズに対応すべく、多様なギヤを成形試作できる試作設備の導入を行い、顧客と環境の変化に柔軟に対応できる生産技術を探求しております。②塑型技術開発塑型領域においては鋼材から見直した工程改革を実現、シミュレーション技術から得たデーターを基に最適金型形状を見つけ量産に結び付けコスト削減を成功させております。開発領域では昨年着手した電動化部品をムサシグループの独自技術を融合した最廉価SHAFTを鍛造共同開発から量産化に結び付けております。更なる電動化部品に対応する鍛造手法や工程設計に独自性を入れた高付加価値のある廉価な作りを進めています。③二輪生産技術開発二輪・汎用領域においては、当社の得意分野である精密鍛造技術をコアとし、加工の極小化や一体化、工程集約などの実施に依り、更なる高効率化を目指し強力に推進しております。又、機械加工の領域におきましても、今までの固定概念にとらわれない新しい発想を基に、超高速化の新規設備と加工技術を確立し、来期よりベトナムでの量産適用目指し推進中です。今後も四輪技術及び塑型加工技術、鋳造技術とのシナジー効果を最大限活用し、二輪部品生産技術の更なる進化を追求してまいります。(4) AI研究2019年7月にMusashi AI㈱を設立しました。「人にはもっと人らしい仕事を」を理念にAIを製造現場に実装し、ものづくりのイノベーションに取り組んでいます。自動車部品は、搬送、加工、検査の工程を経てお客様のもとへ出荷されていますが、このうち、加工はものづくりの中核であり、人の技術や判断が付加価値を生むのに対し、搬送や目視検査は、決められたことを繰り返す作業で、長時間にわたる高負荷作業となっています。当社はこの搬送、目視検査の工程の自動化にフォーカスしており、AI inspection, SDV(Self Driving Vehicle)の開発を進めています。既に武蔵精密の製造現場へAI外観検査機を導入しAIの実装を具現化しております。また社外のお客様へのサービス提供も開始しており、今後より一層、武蔵精密の生産拠点をはじめ世界のものづくりの現場に幅広く技術を提供することを目指します。
FY2019|2,897 文字
5【研究開発活動】当社グループは、世界に信頼されるムサシブランド商品の創造と提供を長期ビジョン「ムサシ・グローバル・ビジョン2020」の主題として掲げ、独創的な商品開発と技術開発に取り組んでおります。各四輪車メーカー、二輪車メーカー、汎用機メーカーと緊密に連携し、PT事業、L&S事業、二輪事業において世界No.1を目標にニーズを先取り出来る提案型の開発をスピード重視で推進しております。また、昨年度よりAIによる製品検査装置の開発にも着手し、スマートファクトリーの具現化に向けた活動も積極的に進めております。研究開発活動は、主に当社および国内子会社の九州武蔵精密株式会社が推進し、当連結会計年度における研究開発費は3,587百万円であり、主な成果は次のとおりであります。(1) 商品開発当連結会計年度においては、顧客の安全、省燃費化、電動化ニーズが高まり、要求機能、機構が変化する中、当社が誇る小型・軽量化技術と高い商品品質を活用したオリジナル商品を国内主要メーカーはもとより海外メーカーへも拡販し、新規顧客獲得に向けた提案力強化を図ってまいりました。また、これらを構成する材料や構成部品をグローバルに調達することで、顧客のニーズに合った地域で競争力の高い商品を提供する最適生産体制構築に注力し、今後も、更なるユニークな自社開発商品を、グローバルで拡大し続ける市場へ積極的に提案してまいります。①PT事業 商品開発デファレンシャルにおいては、当社の小型・高精度ベベルギヤを適用し、従来比10%ウェイトダウンとなる軽量デファレンシャルアッセンブリィの量産開発および適用拡大を図っております。自動車排気量ごとにラインナップ化しました軽量デファレンシャルアッセンブリィは日本国内の顧客はもちろんのこと、海外顧客向けについても提案・拡販活動を強化し、着実に受注へと繋げております。電動化の流れが進む中で、新規顧客からの引き合い、受注も増えており、電動化における要求機能の変化を捉え、開発の効率化を行い積極的な活動を進めています。今後もファイナルギヤ一体構造等を適用した更なる軽量化開発および現地調達化開発を継続的に行い、新規受注に向けた拡販活動を継続してまいります。プラネタリィギヤにおいては、日本で培ったノウハウを各海外拠点へ水平展開し、日本同等の品質を確保した競争力の高いプラネタリィアッセンブリィの量産を開始し、今後は当社の生産技術力を活かした拡販活動を展開してまいります。②L&S事業 商品開発サスペンション、ステアリングの部品を手掛けるL&S事業部は最適設計による部品の小型化とアルミの適用による軽量化を技術軸として、日本はもとより海外の新規顧客からご評価頂き新規受注へと繋がっております。また電動化に伴う顧客要求の変化に対応した製品開発を行うとともに、製造領域での新工法の開発、購買領域での廉価材料の開拓など原価低減を継続的に行うことで、魅力的な商品の開発を展開してまいります。③二輪事業 商品開発二輪車用トランスミッションシェアー世界No.1サプライヤーとして培ったものづくりのノウハウや設計・加工技術の融合により、合理性に富み商品魅力に優れるスクーター、モーターサイクル用新商品開発を強力に推進すると共に、二輪用トランスミッションの受託設計へも積極的に展開してまいります。 (2) 先進技術研究ハイブリッド車や電動自動車&二輪車に不可欠な独自電動ユニットの研究・開発を推進しております。電動ユニットそのものの開発、電動ユニットに必要な要素技術の開発を並行して推進しており、その開発においては、最新のCAE(コンピュータ設計支援)によるシミュレーションを駆使し、仕様最適化、開発の加速を実施し、お客様の要求に見合う電動ユニットの商品化を目指してまいります。(3) 生産技術開発①加工技術開発加工領域においては、自社ブランド商品の更なるコスト競争力を高める為の地域別モデル工程の確立を図り、地域の特性を生かした最適設計と現地設備の活用を強力に推し進めております。デファレンシャルにおいては、株式会社浅田可鍛鋳鉄所とのシナジー効果を発揮し、素材工程から加工工程までの工程の最小化と効率化を加速させる予定です。また、自動車の電動モーターに付帯する減速装置内の高精度ギヤの独自の加工によるコストの削減、新たな付加価値を提案する加工技術を追求しております。さらに、複雑化する市場ニーズに対応すべく、多様なギヤを成形試作できる試作設備の導入を行い、顧客と環境の変化に柔軟に対応できる生産技術を探求しております。②塑型技術開発塑型領域においては固有技術の水平展開を加速させ、bevel gearの金型寿命向上、歩留まり改善を量産に結び付けてコスト削減を成功させております。開発領域では電動化部品に対応する設備開発から鍛造手法も独自性を入れた廉価な作りを進めています。武蔵鍛造技術とグループ会社であるムサシヨーロッパの独自技術を融合した「世界で戦える最廉価SHAFT」の鍛造共同開発に着手しております。③二輪生産技術開発二輪・汎用領域においては、一貫生産技術の更なる進化による生産効率化と、より付加価値の高いモジュール受注に向けた技術開発を推進しております。大量、廉価に加え、各国の環境規制強化による部品機能・性能への要求が高度化する中、当社では、精密鍛造技術による仕上げ加工の極小化や工程集約などのコスト低減活動を推進しております。一例として多機能部品の一体化および加工レスを軸とした技術開発テーマを事業プロジェクトとして推進しております。また、ムサシ初のハテバ社製の最速熱間フォーマーを今期インドネシアに導入し、更なる競争力強化に尽力しております。拡大する二輪コミューター市場を背景に、冷間及び熱間鍛造技術を更に進化させ、シェービング工程廃止、レース工程削減、歯面仕上げ工程削減等を進めております。今後も四輪技術とのシナジー効果を最大限活用し、二輪部品生産技術の更なる進化を追求してまいります。(4) AI研究「人にはもっと人らしい仕事を」を理念にAIを製造現場に実装し、ものづくりのイノベーションに取り組んでいます。当社の製品は、搬送、加工、検査の工程を経てお客様のもとへ出荷されています。このうち、加工はものづくりの中核であり、人の技術や判断が付加価値を生むのに対し、搬送や目視検査は、決められたことを繰り返す作業で、長時間にわたる高負荷作業となっています。当社のAIプロジェクトはこの搬送、目視検査の工程にフォーカスしており、AI inspection, SDV(Self Driving Vehcle)の開発を進めています。繰り返し作業の仕事は自動化をすることで、人間は未来に向けて新しいものを生み出したり、仕事を変革していったりする、働きがいのある人間らしい仕事ができる環境づくりに挑戦しています。今後も当社の生産拠点をはじめ世界のものづくりの現場に幅広く技術を提供することを目指します。
FY2018|2,532 文字
5【研究開発活動】当社グループは、世界に信頼されるムサシブランド商品の創造と提供を長期ビジョン「ムサシ・グローバル・ビジョン2020」の主題として掲げ、独創的な商品開発と技術開発に取り組んでおります。各四輪車メーカー、二輪車メーカー、汎用機メーカーと緊密に連携し、PT事業、L&S事業、二輪事業において世界No.1を目標にニーズを先取り出来る提案型の開発をスピード重視で推進しております。また、昨年度よりAIによる製品検査装置の開発にも着手し、スマートファクトリーの具現化に向けた活動も積極的に進めております。研究開発活動は、主に当社および国内子会社の九州武蔵精密㈱が推進し、当連結会計年度における研究開発費は3,489百万円であり、主な成果は次のとおりであります。(1) 商品開発当連結会計年度においては、顧客の安全、省燃費化ニーズがますます高まり、要求機能、機構が変化する中、当社が誇る小型・軽量化技術と高い商品品質を活用したオリジナル商品を国内主要メーカーはもとより海外メーカーへも拡販し、新規顧客獲得に向けた提案力強化を図ってまいりました。また、これらを構成する材料や構成部品をグローバルに調達することで、顧客のニーズに合った地域で競争力の高い商品を提供する最適生産体制構築に注力し、今後も、更なるユニークな自社開発商品を、グローバルで拡大し続ける市場へ積極的に提案してまいります。①PT事業 商品開発デファレンシャルにおいては、当社の小型・高精度ベベルギヤを適用し、従来比10%ウェイトダウンとなる軽量デファレンシャルアッセンブリィの量産開発および適用拡大を図っております。自動車排気量ごとにラインナップ化しました軽量デファレンシャルアッセンブリィは日本国内の顧客はもちろんのこと、海外顧客向けについても提案・拡販活動を強化し、着実に受注へと繋げております。今後もファイナルギヤ一体構造等を適用した更なる軽量化開発および現地調達化開発を継続的に行い、新規受注に向けた拡販活動を継続してまいります。プラネタリィギヤにおいては、日本で培ったノウハウを各海外拠点へ水平展開し、日本同等の品質を確保した競争力の高いプラネタリィアッセンブリィの量産を開始し、今後は当社の生産技術力を活かした拡販活動を展開してまいります。②L&S事業 商品開発最適設計による小型ボールジョイントとアルミの適用による軽量化を技術軸として、日本はもとより海外の新規顧客からもご評価頂き新規受注へと繋がっております。自動車の電動化に伴う顧客ニーズの変化も視野に入れた新技術開発に取り組むと共に、ボールジョイントだけでなく周辺部品についても軽量化設計を活かして受注活動を積極的におこない、事業の拡大を行ってまいります。③二輪事業 商品開発二輪車用トランスミッションシェアー世界No.1サプライヤーとして培ったモノ造りのノウハウや設計・加工技術の融合により、合理性に富み商品魅力に優れるスクーター、モーターサイクル用新商品開発を強力に推進すると共に、二輪用トランスミッションの受託設計へも積極的に展開してまいります。 (2) 先進技術研究ハイブリッド車や電気自動車、電動パーソナルモビリティーに不可欠な独自電動ユニットの研究・開発を推進しております。また、CAE(コンピュータ設計支援)によるシミュレーションやラピッドプロトタイピングを活用した電動ユニットの制御モデル研究、ISO26262に基づいた要求機能分析を実施し、お客様に安心して頂ける電動ユニットの商品化を目指してまいります。(3) 生産技術開発①加工技術開発加工領域においては、自社ブランド商品の現地調達化に向けた最適工程設計の確立を図り、デファレンシャルにおいては、小型軽量化への追求にて他社が追従できない差別化技術の構築を進め、地域の特性を生かした最適設計と現地設備の活用を強力に推し進めております。また、自動車の電動化によって需要の拡大が予想される高精度ギヤなど、次世代部品に対し差別化に向けた加工技術を追求しております。さらに、今後の多種少量生産を見越し、複数の加工工程を1台の機械で行う複合加工機の導入を進め、環境の変化に柔軟に対応できる生産技術を探求しております。②塑型技術開発塑型領域においては、ラックエンドハウジングの原価低減活動を軸に、工程削減からコスト低減を成功させ2018年度の量産開始を目指しております。開発領域では新たにサーボプレスを導入し、せん断加工の精度を追究し品質向上と廉価な作りの両立を目指してまいります。武蔵鍛造技術とグループ会社であるHAYの独自技術を融合した「世界で戦える最廉価MT DOG(MT用ギヤのドグ歯)」の鍛造共同開発に着手しております。③二輪生産技術開発二輪・汎用領域においては、一貫生産技術の更なる進化による生産効率化と、より付加価値の高いモジュール受注に向けた技術開発を推進しております。大量、廉価に加え、各国の環境規制強化による部品機能・性能への要求が高度化する中、当社では、精密鍛造技術による仕上げ加工の極小化や工程集約などのコスト低減活動を推進しております。一例として多機能部品の一体化および加工レスを軸とした技術開発テーマを事業プロジェクトとして推進しております。また、ムサシ初のハテバ社製の最速熱間フォーマーを今期インドネシアに導入し、更なる競争力強化に尽力しております。拡大する二輪コミューター市場を背景に、冷間及び熱間鍛造技術を更に進化させ、シェービング工程廃止、レース工程削減、歯面仕上げ工程削減等を進めております。今後もHAY、四輪技術とのシナジー効果を最大限活用し、二輪部品生産技術の更なる進化を追求してまいります。(4) AI研究製造ラインの設計においては、素材供給、搬送、計測、組立、一部の検査に至るまで自動化を進めてまいりました。この度、この自動化で培ったノウハウを活かし、現在目視で行っている検査についてAIを用いた自動判別の研究を進めております。実際の製造現場をテスト環境とできる強みを活かしてAIによる検査の更なる効率化を目指してまいります。
FY2017|2,378 文字
6【研究開発活動】当社グループは、世界に信頼されるムサシブランド商品の創造と提供を長期ビジョン「ムサシ・グローバル・ビジョン2020」の主題として掲げ、独創的な商品開発と技術開発に取り組んでおります。各四輪車メーカー、二輪車メーカー、汎用機メーカーと緊密に連携し、PT事業、L&S事業、二輪事業においてニーズを先取り出来る提案型の開発をスピード重視で推進しております。研究開発活動は、当社および国内子会社の九州武蔵精密㈱が推進し、当連結会計年度における研究開発費は2,910百万円であり、主な成果は次のとおりであります。6-1.商品開発当連結会計年度においては、顧客の安全、省燃費化ニーズがますます高まり、要求機能、機構が変化する中、当社が誇る小型・軽量化技術と高い商品品質を活用したオリジナル商品を国内主要メーカーはもとより海外メーカーへも拡販し、新規顧客獲得に向けた提案力強化を図ってまいりました。また、これらを構成する材料や構成部品をグローバルに調達することで、顧客のニーズに合った地域で競争力の高い商品を提供する最適生産体制構築に注力し、今後も、更なるユニークな自社開発商品を、グローバルで拡大し続ける市場へ積極的に提案してまいります。①PT事業 商品開発デファレンシャルにおいては、当社の小型・高精度ベベルギヤを適用し、従来比10%ウェイトダウンとなる軽量デファレンシャルアッセンブリィの量産開発および適用拡大を図っております。自動車排気量ごとにラインナップ化しました軽量デファレンシャルアッセンブリィは日本国内の顧客はもちろんのこと、海外顧客向けについても提案・拡販活動を強化し、着実に受注へと繋げております。今後もファイナルギヤ一体構造等を適用した更なる軽量化開発および現地調達化開発を継続的に行い、新規受注に向けた拡販活動を継続してまいります。プラネタリィギヤにおいては、日本で培ったノウハウを各海外拠点へ水平展開し、日本同等の品質を確保した競争力の高いプラネタリィアッセンブリィの量産を開始し、今後は当社の生産技術力を活かした拡販活動を展開してまいります。エンジン系に関しては、品質工学や最新のシミュレーション技術を積極的に取り入れ、効率的な商品開発を行っております。環境ニーズの高まりに合わせて進化する製品仕様に無駄なく追従可能な次世代ラインを開発し、新規顧客の獲得、事業の拡大を行ってまいります。②L&S事業 商品開発当社の誇る小型ボールジョイントの設計技術は日本はもとより海外の顧客からもご評価頂き、新規受注拡大の源泉となっております。また、環境負荷の低減に更に貢献する為、アルミを使用した軽量化商品の開発・受注活動も推進しております。材料置換による軽量化だけでなく、高精度シミュレーションを活用した軽量化設計により世界中の顧客に広く使用して頂ける商品を目指して、開発活動を継続してまいります。③二輪事業 商品開発世界シェア№1の生産量を背景に蓄積した設計・加工技術を活かし、特に近年重要課題となっている環境規制対応も視野に入れ、最大市場である新興国向けのスクーター、モーターサイクルに適用できる新商品開発を強力に推進し、今後の新規受注に向けて展開してまいります。6-2.先進技術研究ハイブリッド車や電気自動車、電動パーソナルモビリティー向けに高効率、小型、軽量である独自電動ユニットの研究・開発を推進しております。また、CAEによるシミュレーションやラピッドプロトタイピングを活用した電動ユニットの制御モデル研究、ISO26262に基づいた要求機能分析を実施し、お客様に安心して頂ける電動ユニットの商品化を目指してまいります。6-3.生産技術開発①加工技術開発加工領域においては、自社ブランド商品の現地調達化に向けた最適工程設計の確立を図り、デファレンシャルにおいては、現地の特性を生かした工程設計や現地設備の活用を強力に推し進めております。また新たに開発された、軽量・コンパクトな多段オートマティックトランスミッション用の高精度プラネタリィアッセンブリィの製造方法を確立し、日本およびメキシコ工場で量産開始しています。さらに、今後の多種少量生産を見越し、複数の加工工程を1台の機械で行う複合加工機の導入を進め、環境の変化に柔軟に対応できる生産技術を探求しております。②塑型技術開発塑型領域においては、「環境にやさしいライン」と「コスト低減」を両立させた「ボンデレスによるタイロッドエンドハウジングの成型方法」に成功し、91期量産開始となりました。開発領域では「HAYとのシナジー効果」をテーマに、長年培ってまいりました武蔵鍛造技術とHAYの独自技術を融合した「世界で戦える最廉価ベベルギヤ」の鍛造共同開発に着手しました。③二輪生産技術開発二輪・汎用領域においても四輪と同様、一貫生産技術の更なる進化による生産効率化と、より付加価値の高いモジュール受注に向けた技術開発を推進しております。大量、廉価に加え、排ガスのクリーン化・燃費向上のために部品機能・性能への要求が高度化する中、当社では、精密鍛造技術による仕上げ加工の極小化や工程集約などのコスト低減活動を推進しております。一例として多機能部品の一体化および加工レスを軸とした技術開発テーマを事業プロジェクトとして推進しております。また、新しい加工方案や四輪生産技術とのシナジー効果を最大限活用した技術進化にも挑戦しております。拡大する二輪コミューター市場を背景に、冷間及び熱間鍛造技術を更に進化させ、シェービング工程廃止、レース工程削減、歯面仕上げ工程削減等を進めております。今後も四輪生産技術とのシナジー効果を最大限活用し、二輪部品生産技術の更なる進化を追求してまいります。
FY2016|2,175 文字
6【研究開発活動】当社グループは、世界に信頼されるムサシブランド商品の創造と提供を、長期ビジョン「ムサシ・グローバル・ビジョン2020」の主題として掲げ、独創的な商品開発と技術開発に取り組み、各四輪車メーカー、二輪車メーカー、汎用機メーカーと緊密に連携し、PT事業、L&S事業、二輪事業において、ニーズを先取り出来る提案型の開発とスピードを重視し推進しております。研究開発活動は、当社および国内子会社の九州武蔵精密㈱が推進し、当連結会計年度における研究開発費は2,373百万円であり、主な成果は次のとおりであります。6-1.商品開発当連結会計年度においては、顧客の安全、省燃費化ニーズがますます高まり、要求機能、機構が変化する中、当社が誇る小型・軽量化技術と高い商品品質を活用したオリジナル商品を国内主要メーカーはもとより海外メーカーへも拡販し、新規顧客獲得に向けた提案力強化を図ってまいりました。また、これらを構成する材料や構成部品をグローバルに調達することで、顧客のニーズに合った地域で競争力の高い商品を提供する最適生産体制構築に注力し、今後も、更なるユニークな自社開発商品を、グローバルで拡大し続ける市場へ積極的に提案してまいります。①PT事業 商品開発デファレンシャルにおいては、当社の小型・高精度ベベルギヤを適用し、従来比10%ウェイトダウンとなる軽量デファレンシャルアッセンブリィの量産開発および適用拡大を図っております。更に、自動車排気量ごとに量産開発を行っておりました軽量デファレンシャルアッセンブリィの全シリーズ化を完了しております。また、海外顧客向けについても提案・拡販活動を強化し、着実に受注へと繋げております。今後も軽量化開発および現地調達化開発を継続的に行い、新規受注に向けた拡販活動を継続してまいります。プラネタリィギヤにおいては、日本で培ったノウハウを各海外拠点へ水平展開し、日本同等の品質を確保した競争力の高いプラネタリィアッセンブリィの量産を開始し、今後は当社の生産技術力を活かした拡販活動を展開してまいります。エンジン系に関しては、品質工学や最新のシミュレーション技術を積極的に取り入れ、効率的な商品開発を行っております。環境ニーズの高まりに合わせて進化する製品仕様に無駄なく追従可能な次世代ラインを開発し、新規顧客の獲得、事業の拡大を行ってまいります。②L&S事業 商品開発高まる環境ニーズに対応するため、高精度シミュレーションを活用した最適設計による小型・軽量のボールジョイントが顧客に採用されております。自社設計・一貫加工の強みを活かし、今後も軽量化商品を世界中の顧客に広く使用して頂ける様に、現地のリソースを最大限活用しながらグローバル展開を推進してまいります。③二輪事業 商品開発世界シェア№1の生産量を背景に蓄積した設計・加工技術を活かし、特に近年重要課題となっている環境規制対応も視野に入れ、最大市場である新興国向けのスクーター、モーターサイクルに適用できる新商品開発を強力に推進し、今後の新規受注に向けて展開してまいります。6-2.先進技術研究環境にやさしいモビリティ社会に貢献するため、電気自動車向け新機構商品、電動パーソナルモビリティ向け独自電動ユニットの研究を推進しております。また、要素技術研究の部分では、産学共同でトライボロジーをベースとした表面改質の研究開発を継続するとともに、モデルベース開発を基本にシミュレーション技術の基礎研究、実験設備の充実から、研究開発レベルの向上と効率化を実施しております。6-3.生産技術開発①加工技術開発加工領域においては、自社ブランド商品の現地調達化に向けた最適工程設計の確立を図り、デファレンシャルにおいては、現地の特性を生かした工程設計や現地設備の活用を強力に推し進めております。プラネタリィアッセンブリィにおいても特殊表面処理の現地立上げ等を行い、グローバル供給体制を確立、各極で量産を開始しております。②塑型技術開発塑型領域においては、ロボット化を積極的に取り入れ、搬送時のダコン撲滅等品質改善及び省人によるコスト低減に取り組んでいます。更に異形部品の自動化にも挑戦しています。開発領域では武蔵鍛造独自の解析技術に取り組み、開発設計のリードタイムを大幅に短縮しています。③二輪生産技術開発二輪・汎用領域においても四輪と同様、一貫生産技術の更なる進化による生産効率化と、より付加価値の高いモジュール受注に向けた生産技術開発を推進しております。大量、廉価に加え、排ガスのクリーン化・燃費向上のために部品機能・性能への要求が高度化する中、当社では、精密鍛造技術による仕上げ加工の極小化や工程集約などのコスト低減活動により、一例としてボトムブリッジ異形鍛造製法を確立し、原価低減を達成することができました。また、新しい加工方案や四輪生産技術とのシナジー効果を最大限活用した技術進化にも挑戦しております。拡大する二輪コミューター市場を背景に、冷間及び熱間鍛造技術を更に進化させ、シェービング工程廃止、レース工程削減、歯面仕上げ工程削減等を進めております。今後も四輪生産技術とのシナジー効果を最大限活用し、二輪部品生産技術の更なる進化を追及してまいります。