共栄セキュリティーサービス(7058)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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9年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2018 | 57 | 4 | 3 | 5 | 7.8 | 261.8 | — | 81.7 |
| FY2019 | 64 | 4 | 3 | 3 | 8.6 | 216.1 | 75.0 | 82.1 |
| FY2020 | 62 | 3 | 3 | 3 | 7.4 | 183.7 | 75.0 | 76.4 |
| FY2021 | 80 | 10 | 7 | 9 | 16.9 | 508.6 | 80.0 | 74.2 |
| FY2022 | 80 | 5 | 5 | -13 | 9.8 | 311.4 | 150.0 | 78.4 |
| FY2023 | 94 | 3 | 2 | 4 | 5.3 | 171.4 | 90.0 | 69.1 |
| FY2024 | 101 | 5 | -0 | 2 | -0.8 | -26.7 | 90.0 | 71.3 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 90.0 | — |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 120.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
公開情報からは、特許やブランド力、規制ライセンスといった明確な無形資産の存在を示す具体的な情報は確認できない。セキュリティサービスという性質上、ノウハウやノウハウの蓄積は存在する可能性はあるが、定量的な評価は困難。
警備・セキュリティサービスは、一度契約すると切り替えに手間やコスト(再設定、教育等)が発生する可能性がある。特に、既存システムとの連携や、長年の信頼関係が構築されている場合、スイッチング・コストは一定程度存在すると考えられる。
同社の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に向上させるネットワーク効果は、現時点では確認できない。個々の顧客との関係性が重視されるビジネスモデルである。
警備員の人件費がコストの大部分を占めると推測される。規模の経済によるコスト優位性や、独自の効率的なオペレーションによる構造的なコスト優位性を示す具体的な情報は乏しい。人件費の高騰はリスク要因となりうる。
警備・セキュリティサービス業界は、地域密着型や特定のサービスに特化した企業も多く、業界全体としては多数のプレイヤーが存在する。同社が特定の地域やサービスにおいて一定のシェアを持っている可能性はあるが、業界規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは断定しにくい。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存顧客からの継続的な契約更新と、紹介による新規顧客獲得の増加。
セキュリティニーズの高まりを背景とした、サービス単価の上昇余地。
オペレーション効率化によるコスト削減効果の発現。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や、より高度な技術・サービス提供による顧客奪取。
警備員の確保難や人件費の高騰による収益性の悪化。
セキュリティ事故発生による信用の失墜と、それに伴う顧客離れ。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、まず警備・セキュリティサービス業界全体が、顧客のスイッチングコストが極めて低い、あるいは全く存在しない状況に変化しなければならない。例えば、標準化されたサービスが普及し、価格競争が激化する中で、企業が容易にサービスプロバイダーを変更できるようになるシナリオである。また、同社が持つ顧客との信頼関係や、長年の運用ノウハウが陳腐化し、新規参入企業や既存競合がより低コストで同等以上のサービスを提供できるようになることも、失敗要因となりうる。さらに、セキュリティ技術の急速な進歩により、人的警備の必要性が低下し、代替技術が主流となることで、同社の事業基盤そのものが揺らぐ可能性も考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれるだろう。
5年後のモート予測
セキュリティ需要の安定的な伸びと、顧客基盤の維持・拡大により、緩やかな増収増益を続ける。オペレーション効率化が進めば、利益率も改善する可能性がある。
既存顧客の維持を主軸としつつ、新規顧客獲得は緩やかなペースに留まる。人件費の上昇圧力が収益を圧迫する可能性があり、横ばい圏での推移が予想される。
競合激化による価格競争や、人件費の高騰により、収益性が悪化。一部顧客の流出も発生し、減収減益となるリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 44億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 69.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 17.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.93倍 |
合格数:2/7 部分的合格