日宣(6543)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 47 | 4 | 3 | 0 | 13.0 | 151.7 | — | 44.8 |
| FY2017 | 47 | 3 | 7 | 11 | 25.3 | 336.6 | 38.0 | 58.3 |
| FY2018 | 50 | 3 | 2 | -1 | 8.5 | 118.5 | 42.0 | 63.7 |
| FY2019 | 51 | 3 | 2 | 3 | 7.0 | 102.1 | 42.0 | 63.9 |
| FY2020 | 48 | 3 | 2 | 5 | 6.6 | 97.5 | 42.0 | 64.7 |
| FY2021 | 48 | 3 | 3 | 2 | 8.6 | 136.3 | 42.0 | 68.0 |
| FY2022 | 51 | 3 | 2 | 2 | 7.8 | 65.5 | 42.0 | 69.3 |
| FY2023 | 52 | 3 | 2 | -1 | 6.0 | 52.2 | 21.0 | 71.7 |
| FY2024 | 55 | 4 | 2 | 5 | 7.2 | 65.3 | 26.0 | 70.3 |
| FY2025 | 65 | 5 | 7 | 10 | 16.5 | 172.1 | 27.0 | 69.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:none 持続性:判定中
日宣は主に広告代理店事業を展開しており、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産による競争優位性は確認できない。個別のクリエイティブ能力は存在するが、それが持続的なモートを形成するほどではない。
広告代理店としての顧客との関係性は存在するが、クライアントが広告代理店を乗り換える際のスイッチングコストは限定的である。特定の成功事例や長年の取引関係は存在するものの、競合他社への乗り換え障壁は低いと考えられる。
日宣の事業モデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を向上させるネットワーク効果は存在しない。広告主とメディアの仲介が主であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
広告代理店業界において、日宣が構造的に他社よりも低コストでサービスを提供できるような優位性は見られない。人件費や広告枠仕入れコストは業界標準に準じると考えられる。
日宣は中堅の広告代理店であり、業界内での一定の規模は有している。しかし、電通や博報堂のような大手と比較すると規模の経済性は限定的であり、業界全体を寡占するほどの規模ではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
デジタル広告市場の成長を取り込み、新規顧客獲得を加速させる。
特定のニッチ市場における専門性を高め、差別化を図る。
M&Aを通じて事業規模を拡大し、効率性を向上させる。
弱気シナリオ(モート侵食)
デジタル広告市場における競争激化により、収益性が低下する。
主要顧客の離脱や新規顧客獲得の停滞。
広告業界全体の景気後退や広告予算削減の影響を受ける。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
日宣の投資が失敗するには、広告代理店業界全体が構造的な衰退に陥り、デジタル広告へのシフトが期待通りに進まないことが真実でなければならない。また、日宣が持つ顧客基盤が、AIによる広告運用自動化やインフルエンサーマーケティングの台頭によって陳腐化し、既存の広告主がより低コストで効果的な代替手段を見つけ出す状況が到来する必要がある。さらに、日宣が新たな収益源やビジネスモデルを構築できず、競合他社がより革新的なサービスを提供し、市場シェアを奪っていくシナリオも考えられる。最終的には、日宣の経営陣が変化に対応できず、過去の成功体験に囚われ続けることが、その競争優位性を完全に失わせる要因となるだろう。
5年後のモート予測
デジタル広告へのシフトを捉え、新規顧客獲得と既存顧客との関係強化により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
市場平均並みの成長に留まり、競争環境の厳しさから利益率は横ばい。
広告市場全体の低迷とデジタル化への対応遅れにより、売上・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 44億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 69.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 38.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 6.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.14倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準