多摩川ホールディングス(6838)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 73 | 3 | 2 | 12 | 5.0 | 4.0 | — | 45.8 |
| FY2016 | 44 | 2 | 0 | -5 | 1.4 | 1.1 | — | 43.8 |
| FY2017 | 33 | 1 | -1 | -14 | -4.6 | -3.5 | 1.0 | 28.7 |
| FY2018 | 38 | 2 | 1 | 14 | 3.8 | 29.6 | 0.5 | 35.1 |
| FY2019 | 63 | 8 | 4 | 16 | 10.6 | 96.4 | 5.0 | 44.1 |
| FY2020 | 67 | 2 | 1 | 13 | 1.7 | 16.6 | 7.0 | 61.4 |
| FY2021 | 62 | 4 | 1 | -2 | 2.7 | 25.7 | 7.0 | 65.0 |
| FY2022 | 33 | -4 | -5 | -22 | -9.6 | -80.8 | 7.0 | 57.8 |
| FY2023 | 42 | -2 | -4 | -11 | -9.1 | -71.0 | 5.0 | 51.0 |
| FY2024 | 24 | -0 | -1 | 2 | -2.4 | -17.5 | 3.0 | 47.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
多摩川ホールディングスは、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスに関する公開情報が限定的であり、無形資産による競争優位性は現時点では明確に確認できない。
同社製品(例:高周波同軸コネクタ、無線通信用アンテナ等)は、特定の産業機器や通信インフラに組み込まれる場合、代替品への切り替えには設計変更や認証プロセスが必要となり、一定のスイッチングコストが発生する可能性がある。
同社の事業モデルは、ユーザー数の増加が製品価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。BtoBビジネスが中心であり、直接的なネットワーク効果は期待しにくい。
長年の製造経験やサプライチェーン管理による効率化の可能性はあるが、競合他社と比較して構造的なコスト優位性を示す具体的な証拠は乏しい。価格競争力は市場環境に依存する。
高周波同軸コネクタやアンテナ市場において、一定のシェアを有している可能性はあるが、業界全体を支配するような規模の経済による寡占状態にあるとは言えない。グローバルな大手競合と比較すると規模は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
5G/6G通信インフラ投資の拡大による高周波部品需要の増加
車載通信やIoT分野への事業拡大による新たな収益源の確保
技術革新による高付加価値製品の開発と市場シェアの拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の設備投資抑制や需要低迷のリスク
競合他社による低価格製品の投入や技術的優位性の喪失
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
多摩川ホールディングスへの投資が失敗するには、まず同社が保有する可能性のあるニッチな技術や顧客基盤が、競合他社のより優れた技術や広範な販売網によって陳腐化される必要がある。特に、通信規格の急速な変化や、より低コストで高性能な代替部品が登場した場合、同社の既存製品の優位性は失われ、スイッチングコストの恩恵も限定的になるだろう。また、主要顧客が代替サプライヤーへの切り替えを容易にするような標準化を進めたり、自社内製化を進めたりする動きも、同社の競争優位性を損なう要因となる。さらに、グローバルな大手企業が同社の得意とするニッチ市場に本格参入し、規模の経済やブランド力で圧倒した場合、同社の細々とした競争優位性は容易に崩壊する。
5年後のモート予測
通信インフラ投資拡大と新規事業の成功により、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値製品へのシフトが進み、収益性が向上する。
緩やかな市場成長と既存事業の安定性を維持。新規事業は限定的な貢献に留まり、売上・利益は微増に留まる。
通信市場の停滞や競合激化により、既存事業のシェア低下。新規事業も軌道に乗らず、売上・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 130億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 48.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 48.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.39倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-15 臨時報告書