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湖北工業

電気機器 電機・精密

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-12 - 10
2024-12 - 17
2023-12 - 17
2022-12 - 23
2021-12 - 6

研究開発活動(本文)

FY2025|2,214 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、培った技術力に更に磨きをかけ、より一層高度な信頼性、安全性、機能性を追求することにより、競争力に優れる新製品の開発を推進しております。 当社グループの研究開発は全て当社が行っており、当連結会計年度末時点の人員は39名であります。当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は641百万円であります。 セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。 (1) リード端子事業省エネルギー化、高信頼性といった様々なニーズがますます高まっており、電子機器の基幹部品であるアルミ電解コンデンサについても高耐圧、高容量、低漏れ電流、高リップル電流、高信頼性等、様々な項目において高機能化のニーズが高まっています。アルミ電解コンデンサのキーパーツであるリード端子については、業界トップメーカーとして蓄積してきた技術を駆使し、漏れ電流特性、低抵抗、溶接強度、カシメ性、耐振動等、コンデンサの性能向上に寄与する高付加価値製品を開発し、ハイブリッドコンデンサ、固体コンデンサ、EDLCキャパシタ等、多様化するコンデンサに使用していただいております。当社では、特に技術革新のニーズが高いとされる、自動車関連市場や生成AI・データセンタ市場向けリード端子の特性向上に焦点をあて、様々なタイプの高機能リード端子の開発を進めております。既に、自動車の緊急ブレーキ等の安全機構に使用される二次電源用EDLCキャパシタ向けや、エレクトロニクス化が進む電子制御回路のショートや誤作動を防止するための特殊加工リード端子等、様々な用途に対応した高付加価値製品が採用されていますが、今後のさらなる高機能化に向けて、導電率の優れた材料を使用した高信頼製品のラインアップ強化に努めております。また、アルミ電解コンデンサメーカー各社と技術会議を開催するなど、市場要求に迅速に対応できる技術情報の入手と開発期間の短縮にも注力し、お客様の幅広いニーズに対応できるソリューション展開に努めております。なお、リード端子事業において、研究開発費として計上した金額は114百万円であります。具体的なテーマは次のとおりであります。・異種金属の新しい溶接技術の開発(レーザ溶接)・導電率の優れた材料を使用したリード端子のラインアップ拡大(コンデンサの低抵抗化)・漏れ電流防止対策をはじめとする各種特性改善(コンデンサ性能の向上) (2) 光部品・デバイス事業顧客のプラットフォーム作りや新しい技術提唱の機会に積極的に参画し、光ファイバ通信の技術革新、及び光デバイスの研究開発に取り組んでおります。また、大学等の研究機関、研究開発型企業への資本参加や技術提携等にも取り組み、現在の主力分野である海底ケーブル向け光部品市場に加えて、次世代のデータセンタ、光量子コンピュータ、宇宙光通信等の分野に向けた研究開発を強化しております。なお、光部品・デバイス事業において、研究開発費として計上した金額は526百万円であります。具体的なテーマは次のとおりであります。・光部品:磁気光学単結晶のファラデー回転子・光デバイス:海底ケーブルの高速大容量化をターゲットとした高信頼性光デバイスやモジュール製品 マルチコアファイバと関連した光デバイス シリコンフォトニクスと関連した次世代光デバイス・石英ガラス製品:当社独自の製造技術「SSG®(*1)」を用いた、高い形状自由度を持つ高純度石英ガラス部品・次世代技術(宇宙分野):衛星通信用光アイソレータ、光フィルタ・次世代技術(光電融合分野):光変調器等のPLZT(*2)デバイス 光部品・デバイス事業の当連結会計年度における研究開発成果は次のとおりであります。a. 光デバイス海底ケーブルの高速大容量化ニーズに対応して、光アイソレータと光フィルタを複合化した光デバイス、及び他の機能を含めた光モジュール化の開発を進め、お客様へのサンプル出荷を開始しました。また、将来のマルチコアファイバ普及に向けた新製品の開発を進め、ファンイン/ファンアウトと光アイソレータを複合化した光デバイスを開発しました。さらに、光ファイバケーブルの広帯域化に対応した光デバイスの開発等、海底ケーブルにおける大容量化に向けた様々な技術進化に対応したデバイスの開発を進めました。 b. 石英ガラス製品当社独自の製造技術を用いた従来にない高純度石英ガラス製品(SSG®)の形状ラインアップに加え、高機能化が進む半導体製造装置向け各種レンズ等のラインアップを強化し、サンプル出荷を進めました。また、光ファイバの高機能化に合わせて特殊ファイバ用プリフォームの開発を進め、光ファイバメーカー各社からの引き合いが増加しました。さらに、新規顧客の開拓に向けて「セミコンジャパン」等の各種展示会に出展、グローバルマーケットでの認知度向上に努めました。 (用語解説)項番用語意味・内容*1製造技術SSG®湖北工業が確立した高純度石英ガラス製品の製造技術。形状の自由度が極めて高いといった利点を持ち、従来の切削加工等では困難な複雑形状の高純度石英ガラス成型部品を実現。*2PLZT現在光変調器等の光デバイスで用いられているLN材料等に対して約10倍の高い電気光学効果を有する強誘電体材料(チタン・ジルコン酸鉛の一部をランタンで置換した化合物)

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